1

1

1

THE VICINITY OF IZUMO

2022年10月29日土曜日

レコードを洗う

一気に秋も深まって音楽鑑賞にうってつけの時期、そこで久々にレコードの水洗いをしましたが、今回はワタシ流のやり方を少し詳しく紹介します。まあこういう作業が必要な人はあまりおられないとは思いますが、それでも興味がある方はお付き合いください。

準備するのは百均で売っている塗装用のハケで、幅広なうえに毛が細くてすごく柔らかいもの、後は食器用の中性洗剤、キッチンペーパー、ティッシュ、大きめなバスタオルです。

(手順)
水で濡らしたレコードに中性洗剤を数滴垂らし、溝に沿ってハケで撫でていきます。この時ハケにもたっぷりと水を含ませます。これを両面。
  ↓
流水にあてながら洗剤を洗い流すイメージで溝に沿ってハケで軽く撫でていき、最後に流水で良くすすぎます。これを両面。
  ↓
レコードを軽く振って水気を切ります。この時手を滑らせてシンクに投げつけないように。
  ↓
広げたバスタオルの半分にレコードの幅に合わせてキッチンペーパーを敷き、そこへレコードを置いて更にキッチンペーパーを被せてからバスタオルのもう半分でサンドイッチし、軽く押さえて水分を取ります。キッチンペーパーが無いとバスタオルの毛羽がレコードに付着します。1組のキッチンペーパーでレコード5枚分ぐらい使え、乾かせばキッチンペーパーとして再利用できます。
  ↓
畳んだテッシュを軽く押し当てて残った水分を吸わせた後、まる一日陰干しします。水分が蒸発した後には水道水に含まれる不純物が残るそうなので、水気はできるだけふき取ります。ワタシは真ん中のラベルも一緒に洗っていますが、水がかかってラベルの色が変わっても乾けば元に戻るのでそこまで気にしていません。ただ表面がザラッとした紙っぽいラベルは色落ちすることがあるので注意してください。やり方は以上ですが、ゴミやホコリは大かた取れて良い音が蘇ります。ただこの方法でやってみられる方はあくまで自己責任でお願いします。


乾燥はいつも和室で。


こういう干し方もあるけれど、落下に注意。

また近いうちに「レコードを聴くときのあれこれ」についてとか、昨年やった「マイベストアルバム」の第2弾もやりたいと思います。

2022年10月26日水曜日

大社町のベタ踏み坂

「ベタ踏み坂」と言えばダイハツのCMで有名になったご存じ江島大橋。急坂に見えるのは写真の写り方のせいで実際そこまででは無いというのは周知のとおりです。ところが先日、本物を発見しました。ただ自転車1台がかつかつの狭い坂で踏むのはアクセルでは無くペダルなので、正式には「立ちこぎ坂」です。

バナナバ号で用足しついでに小土地町内あたりをポタリングしている時、その坂を発見しました。これは行ってみるしかないとアシストを切った状態で挑戦しましたが少し登ったところで断念、アシストを入れれば登れるかもしれないけれど、無理して愛車が壊れても困りますしね。結局歩いてバナナバ号を押し上げましたがそれはそれで重労働で、やっとのことで峠を越えたらそのまま海の方に降りて行けました。ワタシ、この坂を大社町の新名所として売り出し、うまいこといったら「ベタ踏み饅頭」、もとい「立ちこぎ饅頭」を作って大儲けしますワ。

急坂の迫力が伝わりますでしょうか?

2022年10月22日土曜日

木次線の旅

秋晴れの木曜日、カミさんと木次線に乗ってきました。以前クルマで終点の備後落合駅を訪れたことはあるけれど(その時の様子はこちら)今回は有名な3段式スイッチバックの体験がメインなのでちゃんと列車に乗ったのです。ただジモピーの利点を生かしてスイッチバック起点の出雲坂根駅までクルマで行ってそこから乗車、終点の備後落合駅から再び出雲坂根駅まで戻ってくるという行程です。

木次線に乗ったのは小学校低学年の頃家族で三井野原へスキーに行って以来、久々というより初めてと言った方がいいかもです。出雲坂根駅に着いた時には既に列車も到着していましたが乗客の多さにビックリ。満席という程では無いにしろ結構な人数で、やはり廃線のハナシも出だした今、無くなる前に乗っておこうという旅行客が殆どの様です。

出雲坂根駅から進行方向を変えて出発した列車は、程なくスノーシェルターがある地点に到着。ここで再び進行方向を変えますが、皆さんこぞってカメラやスマホで撮影しまくりです。その後列車はエンジンを唸らせ急勾配を登って行きますが、三井野大橋が一望できる地点まで来ると観光客用にゆっくり走ってくれます。ただそこは「よく線路が崩れないものだ」と思うぐらいの断崖絶壁でワタシはちょっとハラハラ、その後列車はJR西日本管内で一番標高の高い場所にある三井野原駅を経由し、終点の備後落合駅へと向かいます。

備後落合駅に着いた列車はここで折り返し、今度は木次線起点の宍道駅行きとなります。ここまで乗って来た乗客が降りた後、代わりに広島方面と岡山方面からやって来た列車の乗客がゾロゾロと乗り込んできました。その後出雲坂根駅で降りたのはワタシ達2人だけ、線路脇から走り出した列車の写真を撮っていましたが、車内で前の席に座っていた若い女性が「乗らなくていいの?」って顔でワタシ達を眺めていました。今回所要時間は往復1時間半、運賃は往復660円の短い旅でしたが心残りが一つ、それは列車の旅を楽しむために車内でのんびり「おにぎり」を食べようと持ってきたものの、あまりの乗客の多さにそれどころでは無かったこと。また乗客の少なそうな荒れた天候の日に列車に乗り、車内でキチンとおにぎりを食べようと思います。

名物のスノーシェルター。雪からポイントを守るためにあり、中には信号機もあります。

列車は出雲坂根駅で進行方向を変えるため、線路はホームの先で途切れています。

今回乗ったキハ120、急こう配をガンガン?登ります。

(おまけ)
以前スマホで撮った、出雲坂根駅を出るキハ120の動画です(音量注意) → ■■■
備後落合方面へと登っていく線路の左手にあるのは、宍道方面行きの線路です。

2022年10月19日水曜日

料理酒を飲む

最近いきなり寒くなって一気に秋の気配、鍋の季節が到来です。ということで「塩ちゃんこ鍋」を作りました。つゆの調合は普段どおり鍋に水を入れ、塩やみりんや醤油などをはかってその都度投入、ただ料理酒だけは軽量カップに入れすぎたため余ったのをこれ幸いに飲みましたが、その途端「ブッ!!」って吹き出しました。

だってその味ときたら酒とは思えないぐらいに不味く、こりゃ傷んでるんじゃないかと慌てて賞味期限を見ましたもん。ただ全然新しかったのでこれはおかしいと「料理酒・成分」でネット検索すると「アルコール度数が低いうえ酒として飲まれないように塩や酸味料や甘味料などが加えられていて、酒税法にも触れないので誰でも販売でき、料理の旨味やコクを引き出す働きがある」んだそうで、そんなこと初めて知りました。

ワタシ今まで直接料理酒を飲んだことなど無かったのでもっと美味いもんだと思ってました。また一応「酒」と銘打ちながら飲んで美味くないものを料理に入れる気になれないので、今後は本物の日本酒を使うことにします。ただ自宅に日本酒などあろうものならあっという間に直接消費してしまうので「使いたい時に無い」っていう事態が高確率で発生しそうです。

モザイクかけました。

2022年10月15日土曜日

田舎のメダカと都会のメダカ

朝晩寒くなってきて、屋外で飼っているメダカ達もだんだん食が細くなってきました。そこで今年の冬越しはどうしようかと考えましたが、カミさんが「暖かい場所で飼ってあげたい」と言ったので「そりゃそうだ、リビングの熱帯魚達はヒーターのおかげでぬくぬくと過ごせるのに、メダカだからと言って凍り付くような環境で冬越しさせるのはあまりにも不公平じゃないか」と考え、寒い間だけ屋内の水槽で飼うことにしました。

ただ水槽を置くからにはやっぱりスタイリッシュにしたいので、使っていないスピーカースタンドを流用することにしました。機材はひととおり持っているのでペッツパークで頃合いの大きさの水槽と水草のアナカリスを買ってきて準備完了、置き場所は常に目が届くうえエアポンプの音も気にならない玄関ホールに決めました。ところで普段あまり魚に興味を示さないカミさんがあちこちから水槽を眺めているので、ほう、暖かい場所で飼うと言っただけあって魚に関心が出てきたのかなと思いきや「階段を下りてくるときに水槽の灯りで目がチカチカする」とのこと、対策として半透明のアクリル板をLEDライトに貼り付けましたが、なんかハラ立ちますワ。

ところでイソップ物語りのパクリみたいな今回のタイトルですが、昨年メダカ池で飼っていたのはマゴが用水路ですくってきた野良メダカで、今年飼っているのはペッツパークで買って来た養殖メダカです。そしてこれらのメダカ達、日々観察すると素性も違えば行動も違うってことがわかったので比較してみました。

野良メダカ
見た目・いかにもメダカって言う感じの黒っぽいので、熱帯魚で言えばワイルド種。
泳ぎ方・すばしっこくツイツイと泳ぐ。
人慣れ・足音がするとサッと逃げていく。
食欲・かなりバクバク食べる。
繁殖力・ガンガン増えて、知らない間に居ついたキング水カマキリを幸せにしていた。
冬・ストックヤードで全数が無事に冬越しした。

養殖メダカ
見た目・ちょっと赤みがかかっていて、良くわからないけれど多分緋メダカ。
泳ぎ方・すばしっこいけどツイツイでは無くスイスイって感じで泳ぐ。
人慣れ・足音がしても知らん顔。
食欲・野良に比べると食欲は控えめ。
繁殖力・全く増えない。
冬・ぬくぬくと過ごさせます。

そういやあ今年は水カマキリの姿を見なかったなあ、暑さでバテたんでしょうか?

低めの温度設定で、熱帯魚より省エネ。

2022年10月12日水曜日

エアコンじまい

あっという間に季節が変わり、流石にもう冷房は使わないかなということで、昨日「エアコンじまい」をしました。特に今年の異常なほどクソ暑い夏に大活躍した「温度管理がズサンとか室外機がカタカタうるさいとか悪態をつかれながら、再利用の冷媒配管で何とか頑張ったリビングのハイセンス、Sシリーズ」「過去に冷媒全漏れを経験しながらも今年はギンギンに冷やしてくれたマイルームの三菱電機、霧ヶ峰」「使用開始から12年が過ぎても寝苦しい熱帯夜から守ってくれた寝室の東芝、大清快」の3台についてはお神酒をお供えし(これウソ)合掌して労をねぎらいました。

ってことは暖房にエアコンは使わないのか?となるんだけれど、今年1月から2月にかけての検証の結果、我が家では灯油代が高くても勝負の速い石油ファンヒーター一本で行くことにしました。そして実はマイルーム用に、安くなっていたコロナの2021年モデルを買ってしまったんですよ。今年2月にリビング用に買ったやつと同じデザインの10畳用で、今までのダイニチは寝室で使います。今年の冬は買ったモデルの「一回の給油で最長126時間連続燃焼」というのと、コロナ独自方式による燃焼中の臭いの少なさにかけてみます。

しかし今年はなんやかんやで結構家電を買ったなあ~、ああ、こんなことを書き出すと長くなるので、また別の機会にボヤキます。

置いただけで灯油はまだ。

2022年10月8日土曜日

バッタリ出会う

久々に行ったゆめタウンで知り合いの女性にバッタリ出会ったのは先日のこと。お互いたまたま一人だったので休憩用の椅子に座って世間話しをしましたが、元気そうでなによりでした。その人は以前この日記で「知り合いの女性でYouTubeでギター教室をやっている萩原悠先生に似た人がいる(その内容はこちら)」といったようなことを書いたその本人さんです。ホント何年かぶりに偶然出会ったんですが、まあお互い出雲市在住なのでそんなにビックリする程のことでも無いですよね。それよりスゴイのは技術校在職中に聞いたハナシで、観光で北海道の有珠山を訪れ火口を眺めていたすぐ近くでやっぱり出雲から観光で来ていた知り合いが同じく火口を眺めていたとのこと、そりゃビックリしますワ。

そしてワタシの場合ちょっとパターンは違うけれど、ずっと前にカミさんと兵庫県へドライブ旅行に行った時のこと。その時は豊岡市内のホテルに泊まったけれど、夜は居酒屋(確か八剣伝)でしこたま飲み食いしてから店を出ました。すると店の前には年配のオジサンとオバサン合わせて6~7人ぐらいのグループがいて、リーダー格のオジサンがワタシに「中は空いてますか?」って聞いてきたので「大丈夫だと思いますよ」って答えたらそのままやりとりが始まり「この辺で他に飲み屋はないかねえ?」「いや、ワタシは県外から来たので良くわかりませんが・・」「アンタがたはどこから来たかね?」「島根県から来ました・・」「アラッ、我々も島根県から来たわね、島根のどこかね?」「出雲です・・」「ハア~ワシやつも出雲だわね、出雲のどこかね?」「大社です・・」「ハア~ワシやつも大社だわね、大社のどこかね?」「△△(町内会名)です・・」「「ハア~ワシやつは▽▽(隣の町内会名)だわね、あんた名前はね?」「▲▲(ワタシの苗字)ですが・・」「ハア~あんたは△△の▲▲さんかね~、ワシは▽▽の▼▼(オジサンの苗字)だわね、近所のもんやつと観光にきちょ~わね、ほんなら気を付けて!!」「あっどうも・・失礼します・・」ってのを経験しました。

旅行の目的は、そう、余部鉄橋です。

2022年10月5日水曜日

創刊号を買う

CMでお馴染みのディアゴスティーニ、旧日本海軍マニアの実の兄はこれの「戦艦大和」だけでは飽き足らず「空母赤城」までコンプリートしてしまったのでその情熱と持続力は賞賛に値しますが、ワタシも負けじと今井書店にあった創刊号を買いました。

それは何かというとスター・ウオーズに出てくる「ミレニアム・ファルコン号」のダイキャストモデル、ハン・ソロとチューバッカが操る高速(光速)艇です。スター・ウオーズは学生時代に確か梅田のOS劇場で観たけれど、壮大な宇宙空間を飛び交う戦闘艇などスケールのデカさに大興奮。その後次々と続編が出来たけどやっぱり一番最初に見たエピソード4が一番印象的で、数々の乗り物の中ではミレニアム・ファルコン号が一番好きです。ちなみに当時、大型空母「スター・デストロイヤー」の細かな外装にはタミヤのプラモ部品が使われていると聞きました。

ところでディアゴスティーニは過去にマンホールのフタぐらいのミレニアム・ファルコン号も出したらしいけれど、今回はいろいろな乗り物などが付いて各号ごとに完結。そしてその創刊号がミレニアム・ファルコン号990円ってワケで、今回これを買ったのでワタシ的にはもうコンプリートです。そもそも根性無しのワタシが全100巻、総額20万円なんてのを平気で出してくる分割型のディアゴスティーニなど買うワケがありません。でも同じくエピソード4で廃品回収業者のジャワ族が使っていた「サンドクローラー」だけは欲しいなあ、ただ今回それが出る予定は無いみたいです。残念。

隕石の衝突跡がわざとらしいなどと、アマゾンではなかなかにBADな評価。

2022年10月1日土曜日

Your fly is open !

10月に入って早々全くくだらないハナシで(いつもか!)タイトルは「ズボンのチャックが開いてますよ!」っていう意味です。先日ズボンを穿いた後にチャックを閉めていなかったというのが連続で2回あり、そのままコスモスで買い物をしたりしていました。幸い上からTシャツがかぶさっていたんで良かったんですが、これって暑かった夏のせい?それとも加齢のせい?とにかく焦ります。

その後ネットで見ると若い人も結構同じことをやらかしているようでちょっと安心しましたが、それの対策としてあったのがズボンのボタンを留める前にチャックを上げるというもの。「先にボタンを留めるとそれだけでズボンが落ちなくなるので、それに安心してチャックを閉め忘れる」というのが失敗の理由のようでナルホド!って思いました。そしてその事を意識し出してからは、先にボタンを留めてもちゃんとチャック上げるようになりました、良かった・・・。

ついでに昔ズボンのチャックを何で「社会の窓」と呼んでいたのか知らなかったので調べたところ、戦後のラジオ番組に社会の裏側を暴く「社会の窓」というのがあり、秘密の場所を隠すという意味でこう呼ばれるようになったとのことでこれまたナルホドって感じ。あと笑いバナシに、電車の中で前の人に「チャックが半分開いてますよ」って教えてあげたら「あなたは全部開いてますよ」って教えてもらったっていうのがありました。とまあ、バカなハナシをしていないで引き続きチャックには気を付けていきたいと思います。


ウチの花壇で実ったベリー、先月撮った写真です。
味は甘いのと超酸っぱいのと両極端で、まるでロシアンルーレット。