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THE VICINITY OF IZUMO

2021年2月27日土曜日

電気ポットと戦う

またまた家電のトラブル。木曜日の晩、気付いたら電気ポットから結構な量のお湯が漏れて周りがビシャビシャです。ウチではカップボードの中段に置いている関係で炊飯器も電気ポットも湯気が出ない「蒸気レス」の物を使っていますが、ポットが無いと困るのでネットで調べると現行品の蒸気レスは結構高い。おまけに2年半前に交換したばかりで(2018年7月の日記をご覧ください)新品を買うのもシャクなので、ダメもとで修理してみました。

作業開始は夜中の12時過ぎ。面倒なのでシンクの上で分解にかかりましたが、底板の固定には変わった形状のトルクスネジが使われています。「なんでこんなネジ使うかね~」とかブツブツ言いながらゴソゴソ工具箱を引っ搔き回してトルクス用ドライバーを探し出し、底板に続いて断熱材や遮熱カバーを外して底部をむき出しにしました。そして再び水を入れ様子を見ましたが、なぜかどこからも漏れる気配がありません。

このままではラチがあかないので一旦元に戻してみることにして、底部に溜まった水を完全にふき取ってから組んでいきましたが、どこでどう順序が違ったのかなかなか元に戻らない、そうこうしているうちに電気ポットの白いボディーに点々と赤いシミが。そうなんです、以前分解した除湿器の時みたいにまた指から出血したのです。(2020年12月の日記をご覧ください)何をやってんだか。
その後出血した指にバンドエイドを巻いて何とかポットを組み上げ、水を入れてから睡眠。朝みるとその後漏れた形跡は全く無かったので修理完了としました。ところで気になるのは漏れた原因ですが綿密な検証の結果、水を足しすぎたためボディ上部と内容器の継ぎ目から漏れ出しただけという完全なワタシのミスでした。ということで今回の流血試合は「反則負け」に終わりました。

分解する時は周りをもっと片付けないと・・

2021年2月20日土曜日

青パトに追われる

今日はワリと暖かい一日、春はもうそこまでって感じでしょうか。ところで先日すき家の前あたりでホント久しぶりに青パトとすれ違いました。青パトは10年以上前に運用が始まった自主防犯組織で正式名称は青色防犯パトロール。開始当初はあちこち青パトだらけで、やっているのはだいたいオジサンからオジイサン世代、中には回転灯を点けて走行する「警察ごっこ」目的の人もいたようです。ただあくまでボランティアのせいなのか警察ごっこに飽きたのか段々数が減少し、今では殆ど見かけなくなりました。よっしゃあ、こうなったらワタシが愛車のシャコタンクラウンに青色回転灯をつけてそこらを荒らしまわりましょうか。ただ本気でやろうとしたら講習を受けたり車検証を書き換えたりと案外面倒みたいです。

で、これも運用開始当初のハナシ、ワタシはその頃自分でレストアしたハチロク(スプリンタートレノ)に乗っていました。そして土曜日の夜、ほんのドライブがてら日御碕に向かいましたが大社漁港に10台ほどの青パトが回転灯をチカチカさせて集結しているのを発見。そうなんです、土曜日の夜となると日御碕には「走り屋」が集まってくるので、青パト軍団はその走りを阻止するために集結していたのです。

「へ~」とか思いながら青パトの前をゆっくりと通過しましたが、ハチロクがいけなかったかどうか知らないけれど全車が一斉に飛び出してきてワタシの後ろにズラ~とつながりました。そんな、ワタシはただドライブに来ただけでイニシャルDの藤原拓海君みたいにコーナーを攻めるつもりなど全くなく、第一ワタシが直したハチロクのスポンジを踏んでいるみたいなブレーキでコーナーを攻めようものなら、あっという間に日本海へ飛んでいきます。

そういったワケで全然スピードは出していないのですが青パトはしっかりと付いてきていて、これはもうまるで「ハーメルンの笛吹き男」状態、途中のギャラリーコーナーでは結構な数の若者がハチロクの後に続く青パト軍団を見てあっけにとられていましたが、ワタシは照れ隠しに窓から手を振っておきました。ギャラリーの中にはワタシだとわかった技術校の生徒もいたみたいで、後日「センセイ、なんで青パトと一緒に走ってたんですか?」って聞いてきたので「あれは青パトのオッサン達に日御碕を走るテクニックを伝授していたのだ」とか適当に答えておきました。

追われたハチロク、自家用車遍歴から。

2021年2月17日水曜日

握り寿司を作る

いや~今日は寒い一日でしたねえ、ただ明日もこの調子とのことです。ところでこのタイトルからして「どうせまたダイソーで買った俵むすびのカタを使って作ったってだけのハナシじゃないの?」って思われた方、大正解でございます。見た目がちょっとアレなのと、カタに酢飯を詰め過ぎたせいで繊細さにかけるのが難点ですが、それでも味はなかなかのもの。使った刺身は半額だったので12切れ入って150円ほどで、これなら無理に「くら寿司」とかへ行かなくてもいいんじゃないの?って思いました。一応これでしつこい自家製お寿司シリーズは終わりにしますが、またすぐに新しい食べ物シリーズが始まると思うので、そこはガマンしてお付き合いください。






2021年2月14日日曜日

チック・コリアとベンチャーズ

またまた大きな地震がありましたね、未だ東日本大震災の余震というのが驚きです。ケガをされた方は大変でしょうが、人命に関わる被害が無かったのが幸いでした。ところで今回は「しめやか」なハナシ、今月に入ってアメリカのジャズピアニスト、チック・コリアさんの訃報に接しました。この人の作品はワタシ的に難解なところがあってそこまで好きって感じでも無かったんですが、周囲には「チック・コリアは聴いとかんと」みたいな雰囲気があったのでレコードを2枚ほど買いました。ワタシがまだ19歳のころです。

そしてワタシの好きなベンチャーズ。1960年代に日本でエレキブームを巻き起こし、今でも全国津々浦々にコピーバンドが存在します。毎年夏を中心に全国ツアーを敢行し「夏来れば、氷アズキとベンチャーズ」なんて言葉も生まれました。ワタシは岡山在住の頃コンサートに行きましたが、昔の出雲生活センター(現在のラピタ本店)にも来られたんですよ。旧メンバーでギターのドンさんは健在ですが、それ以外の方は殆ど亡くなられました。ドラムのメルさんは全国ツアー中に体調を崩して急遽帰国した直後に亡くなられ、京都慕情や京都の恋、雨の御堂筋など日本歌謡も手掛けたギターのジェリーさんはソロツアー中に体調を崩し日本の病院で亡くなっておられますが、日本愛というか、なんて日本に溶け込んだ方々だろうかと思います。

時の流れには抗えませんが、こうしてワタシが若い頃から知っていた人達が段々と少なくなっていくのは寂しいですね。ただ「ユーミン」さんや「サザンオールスターズ」の皆さんなど、ワタシより年配の方もまだいっぱい活躍されていて嬉しい限り。まだまだたくさんの「夢と力」を与えてほしいです。最後にどうでもいいハナシだけど、一昨年東部高等技術校の学園祭でやった職員バンド、オープニングはベンチャーズの「パイプライン」だったんですが、担当したベースギターのボリュームを上げ過ぎていてワタシだけ一時演奏が止まってしまいました。演奏しながらスイスイと音量調整できるほどの技量と余裕なんかワタシにはありません。

今でもレコード2枚とも持っています。

2021年2月10日水曜日

急速冷却

普段からヨーグルトメーカーを使って一週間分のヨーグルトを作っていますが、できあがるまでに7時間程かかるので、だいたい土曜日の夜に仕込んで日曜日の朝に完成ってパターンでやっています。量は牛乳1パック分ですが、ただできあがっても40度以上の温度があるのでそのまま冷蔵庫に入れるワケにはいきません。そこで鍋に張った水に浸けて十分に温度を下げてから冷蔵庫に入れるようにしていますが、今の時期でも鍋の水はすぐに暖かくなるので2~3回入れ替えなければならないのが面倒です。

そして先日いいことを考えました。それはできあがったヨーグルトを容器ごとストックヤードに置いているメダカ池に浸けるという方法で、大量の水とこの時期の水温のため冷えること冷えること、5分も浸けておけば十分です。もちろんそれを冷蔵庫に入れる前には十分にキレイにしますが、容器が暖かいせいかタニシの子供が2~3個付いてきたりするのでそこは注意が必要です。ただこんなシーンをカミさんに見つかったら大叱られするのは明らかで、だいたい「いいこと考えた」っていうのは、周りから見るとロクでもないことが多いですね。まあ見つからないように気を付けながら、春になるまでコソッとこの方法を続けます。

やっぱりマズイかなあ?



2021年2月7日日曜日

小型セパレートステレオ その後(最終)

しつこいネタですみませんが、嬉しいことに壊れたレコードプレーヤーが直りました。昨日修理してからずっとテストしていますが、今時点でも特に問題は無いようなので大丈夫みたいです。ハードディスクレコーダーに木目シートを貼ったりしましたが、やっぱりコタツでレコードを聴きたいので引き続きプレーヤーの購入を考えていました。ただ満足できる性能の新品はやっぱり高いし、中古も巣ごもり需要で以前よりずいぶん価格が上がっています。そこで壊れたプレーヤーを再度修理してみることにしたのです。

修理についてネットでいろいろ調べてみたけど同じ機種のものは無く、他機種ではコンデンサなどの部品を全部取り替えたというのが殆ど、ただその中で基板にある可変抵抗を替えたら直ったというのも数件ありました。そう、ワタシが最初にドライバーでグリグリ回してみたあれです。どのみち部品交換となると通販で買うしかないんですが、可変抵抗については接触不良さえ解消すれば無理に替えなくても済みそうなのでもう一度試してみることにしました。ただ今度は2個ある可変抵抗めがけてエレクトリッククリーナーをビショビショになるほどスプレーしたうえで、グリグリ回しました。

そして基盤を本体に戻して電源を入れてみると・・・故障中には不安定に点滅していたクオーツロックのランプが常時点灯に戻り、ターンテーブルの回転もピタッと安定しました。えっ?こんな事で直ったの?って自分でもビックリですが、エレクトリッククリーナーで直ったってことはやはり経年による可変抵抗の接触不良が原因だったみたいです。試しにレコードとCDで同時に同じ曲を流してみたけれど、テンポ・音程共に完全に一致していたので回転速度も問題なし。学生時代に無理して買ったマイクロ精機製の「DQ-5」、このまま生涯の友となりそうです。

ついでに
プレーヤーが直った気分のいい日にちょうどいいレコードが、あのジャズの名曲ミスティーを作曲したエロル・ガーナーさんの古いアルバム「コンサート・バイ・ザ・シー」。録音もあまり良くないし、本人が楽譜代わりに口ずさむハナ歌も入っているしでジャズファンの間でも好みがわかれるようです。ただ全体的に楽しそうなコンサートの雰囲気が伝わってくるうえワタシの好きな曲もいっぱい入っているので気に入っていて、今もコタツでコーヒーじゃなかった、香典返しに入っていた緑茶をマグカップで飲みながら聴いています。

復活したプレーヤーと「コンサート・バイ・ザ・シー」

2021年2月3日水曜日

勘違い

今日は立春、と言っても思ったより寒い一日。ただあと一か月もすればだんだん暖かくなってきますね。ところでいつやらのネットに「勘違い」について出ていたけれど、領収書の宛名を「上でいい」って言ったら「ウエディ」って書かれたというのがあってちょっと笑いました。まあ誰しも勘違いはあるけれど、ホームセンターでトイレの場所を聞いたら便器売り場に案内されたというのは有名なハナシですね。その解決策としてホームセンターでトイレの場所を聞くときには「モジモジしながら聞く」のだそうです。

そういえばワタシも似たような経験があるなあ。国鉄職員になって最初の1年は広島県の三次市に住んでいましたが、官舎で一緒にギターを弾いていた同僚が歌を録音する時に使う「ミキサー」を買いに行くというので付き合うことにしました。あっ、もうオチはわかりますよね。そう、広島の第一産業(今のエディオン本店)の一階でミキサーの売り場を聞いたら、お約束どおり調理家電売り場へと案内されました。 あと「中国リキャップ」っていう更生タイヤを作る会社の人から聞いたハナシだけれど、社員旅行で温泉旅館に泊まったところ、玄関先にある歓迎看板には「中国ケチャップ御一行様」って書いたあったそうです。

ところでネットを開くと最初にニュースや天気予報などが表示されるポータルサイト、先日そのエンタメ欄にすごく小さな文字で「恥ずかしい、アイドルたちのノーバン始球式」というのがあったので「エ?」ってなったけれど、それでも気になって開いてみると「ノーパン」では無くて「ノーバン(ノーバウンド)」でした。おまけに文字も大きくしてあるし、タイトルの「恥ずかしい」も記事では「かわいい」に変えてあるし・・見事に引っかかりました。ところで書きながら思い出したけれど、大阪での学生時代にそんな名前を冠した喫茶店が日本で初めて京都に出来て大変話題になりました。けどワタシは行ってません。

海に白鳥、初めて見ました。