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THE VICINITY OF IZUMO

2019年6月29日土曜日

川本町に宇宙船

やっと梅雨入りしましたね。ところで今職場では校長が長期不在のためワタシが代わりをしています。もちろん本来の教頭の仕事もあるのでなかなか大変な毎日ですが、気合を入れて乗り切りたいと思います。ハナシは全く変わって島根県の真ん中あたりの山間部にある邑智郡川本町、そこの高台にある悠邑ふるさと会館の駐車場に、以前アメリカのアポロ計画で使われた宇宙船「スカイラブ3号」が展示してあります。以前「香木の森」に行った帰りに寄ってみましたが、内部の機器は取り外され大量のハーネス(配線の束)がむき出しの状態で、それが逆に精密機器がそこに設置されていたという臨場感を醸し出しています。また外部は装甲されていますが下の方は外されていて、複雑に配管されたパイプ類を見ることも出来ます。ただ宇宙を旅してきた貴重な乗り物が雨ざらしでいいかげん薄汚くなっていて、おまけに中にも自由に入れるなど不思議に思えることが多く、そもそもなぜここ川本町に「スカイラブ3号」があるのかってことが最大のナゾです。横には大きな説明板もありますがアポロ計画の説明やスカイラブの活躍が記されているだけで、なぜここに置いてあるのかについては一切記載無しです。

その時は頭に?を3個ぐらい付けてその場を後にしましたが、やはり気になるのでウィキペディアで調べたところ、スカイラブ3号は現在アメリカオハイオ州のグレートレークス科学センターに展示されているということで、川本町のそれについては「あたかも本物の様に表示されているが、偽物である」と結構辛辣に説明してありました。あ~やっぱりね~と納得しましたが、今度は誰が偽スカイラブ3号をここに置き、川本町もなぜイミテーションと明記しないのかって新たな疑問が。ああ、ナゾは深まるばかりですが、川本方面に行かれたらちょっと寄ってみても面白い?かもしれません。


2019年6月23日日曜日

今度はアンプが

先週パソコンを落としたハナシを書いたんですが、今度は真空管アンプが壊れたハナシ。そのアンプは10年以上前にワタシがキットを購入して組み立てた物で、最初に電源を入れる火入れ式で「ボン!と火を噴くこともなく今まで良い音を奏でてくれていました。ところが先日久々に鳴らしてみると左チャンネルの音がひどくひずんでいる、慌てて電源を切り他のスピーカーにつなぎ替えてみても症状は変わらない、ということはスピーカーでは無くアンプの故障です。たまたま最初に繋いだのがこのアンプよりずいぶんと高いスピーカーだったので、アンプには悪いけれどスピーカーの故障じゃ無くて良かったです。

さっそく左右の真空管を入れ替えてみても症状は変わらず、裏蓋を開けて点検するも特に断線や焦げた部品は見当たりません。いくら自分で組み立てたとはいえ説明書どおりに組み立てただけなので、所詮自分で回路を分析できるワケも無くお手上げ状態、ただ2個あるヒューズの内の1個が飛んでいるのを発見しました。そしてそうなると強気なもんで「多分たまたまヒューズが飛んだだけかも」って考え、買ってきたヒューズに入れ替えて電源を入れると「ポッ!」とヒューズは瞬殺され再びお手上げ状態に、ただヒューズが飛んでも左チャンネルからはひずんだ音が出続けます。

さすがにもうどうしようも無いので再び電源を切って真空管を取り外しましたが、普通手袋無しでは触られないほどチンチンに焼ける真空管の左チャンネル用だけが全然熱くない、あれっと思い観察すると真空管の足(ピン)に何やら金属片がくっついています。ハイ、これでわかりました。このアンプには型式の異なる真空管でもそのまま使える機能があるので今までいろいろな型式の真空管に差し替えて楽しんでいたのですが、それのやりすぎでソケット側の金具が折れ、真空管に正常な電流が流れていなかったんですね。そしてその折れた金具がこの時たまたま真空管の足にくっついて出てきたワケです。その後金具が折れたソケットをストックしていた同型のソケットと交換してハンダをきれいに盛り(点検はダメでもハンダ付けは得意)電源を入れて正常な音を確認したところで今回の真空管アンプの修理は一件落着しました。

ところでこのアンプにある「いろいろな型式の真空管が使える」機能、作った当初うれしくて4種類の真空管を買いそろえ、それをとっかえひっかえして音の違いを楽しんでました。通常真空管アンプは定まった型式の真空管を使いますが、同じ型式でも製造メーカーや製造年によって音が違い、真空管を取り替えてその違いを楽しむことを「玉ころがし」と呼びます。今回直したアンプはいろいろな型式の真空管が使えるワケだけれど、それを差し替えて音の違いを楽しむのも一種の「玉ころがし」、また別の機会にこのアンプを使って真空管の型式による音の違いをレポートします。


2019年6月20日木曜日

電話応対

「お待たせしました、東部高等技術校の○○です」というのが外線を受けるときのキメゼリフなんですが、まあ技術校にはいろいろな電話がかかってきます。そして技術校について諸々の問い合わせや内容がよくわからない電話はたいがいワタシに回ってきますが、先日も「ふすまの貼り替えをお願いしたい」っていうおばあさんからの電話が回ってきました。これはずいぶん昔、ウチに木工科や建具製作科があったからだと思いますが「もともと技術校ではふすまの貼り替えはやっておりません」といっても「出雲市から技術校を紹介された」とか「それではどこに頼めばよいか?」などとなかなか引き下がってもらえず「タウンページで建具屋さんを調べてもらえますでしょうか」とお願いしてやっと納得されました。

通常代表番号にかかってくる電話は総務課で受けますが、指導課に直接かかってくる電話についてはワタシも取るし職員室にいる指導員も取ります。なかでも爆速で電話を取るのが職員バンドのギター担当、住環境土木科のTAKAHASHI先生で、昔テレクラでならしたんじゃないかって思えるぐらいプルル、バッって感じなのでちょっと相手の方も面食らうんじゃないんでしょうか?あとワタシ名指しで「施設の設備についてどうこう」っていう電話が回ってきたことがあり、てっきりマンション投資かなんかのセールス電話だと思って「ハア~イ、もしもし~」ってぞんざいな感じで受けたら県の管財課からの結構重要な電話だったのでかなり焦りました。

ホンネを言うと、電話はキライ。

2019年6月16日日曜日

パソコンを落とす

昨年買ったエイサーのモバイルノート、13型画面のスイフト1ってやつです。元々ジョイフルなど外でパソコンを使うためにモバイルタイプを探していたんですが、ネットで見つけたこいつは薄くて軽くてバッテリーの持ちも良く価格も安い、おまけにそれがさらに1万円引きということで即買いしました。そして何といってもアルミボディーの見た目がマックブックエアーと同じで完全なパクリ商品ですあきらかにマックブックエアーをオマージュした製品です。ということで気に入って使っていましたが、先日これをうっかり玄関の床タイル(要はコンクリート)の上にガツンと落としてしまいました。ああ~~と暫く悶絶した後慌てて点検しましたが、手提げに入れていたせいなのか落としどころが良かったのかわからないけれど、角が少し変形しただけで画面の割れもなくぱっと見全くの無傷、電源を入れると何事も無かったように普通に立ち上がりました。ホント良かった、これからは落とさないように気を付けます。

という報告で今回は終わりですが、ついでに書くと壊れなかった理由の一つがこのパソコンはHDDでは無く今主流のSSD(厳密にいうとeMMC)を使っているということ。中で磁気ディスクが回っているワケでは無いのでガツンとやっても何の問題も無く、おまけにHDDに比べて処理速度が速い。以前はかなり高かったSSDも今ではずいぶんと安くなったので(250ギガで3,000円ほど)、実はだいぶん前に買ったウインドウズ7のノートパソコンも内部ストレージをHDDからSSDに換装しました。するとウインドウズが完全に立ち上がるまでに今まで1分以上かかっていたものが今では15秒かかりません。換装自体も簡単なので超おすすめです。

ジョイフルで、マックブックじゃなくてスイフト1。



2019年6月9日日曜日

連動信号

今日は技術校のオープンキャンパス。保護者の方も含め結構な参加者で、用意した100席がほぼ埋まったので良かったです。ところで先日仕事で松江に行った時、拡幅工事が終わった県庁から田町経由で学園通りに抜ける道を通りましたが、遙か向こうまでずらっと並んだ信号機が一斉に青になったので「おお、これは都会で見かける超連動信号だあ~」ってちょっと感動しました。思い起こせば大阪での学生時代、御堂筋をはじめとする大阪の目抜き通りで信号が一斉に青に変わった中を「先輩から2万円で買ったホンダZ」や「島根ナンバーの三菱デボネア」などで華麗?に駆け抜けてました。

ところで通勤路の連動信号といえばJR大社線跡が道路になったところの、角に出雲観光タクシーさんがある交差点を右折し、そのまま数百メートル速度を時速40キロ程に抑えて走ると、大梶七兵衛さん(昨年8月4日の日記を参照ください)の銅像がある万代橋東交差点を必ず青信号で通過できます。また逆方向から恵比寿神社のところの交差点を青で通過後の1キロ弱を、これまた速度を時速40キロ程に抑えて走るとまたまた同じ万代橋東交差点を必ず青で通過できるなど、七兵衛さんの交差点を中心とした連動になっています。

ただここの制限速度は時速50キロのうえ他車の影響もあってこれがうまくいくことは滅多に無く、結局赤信号にかかることが大半なので、もうホント変に田舎で信号機を連動させるのはやめてもらいたいです。ところで万代橋東って「まんだいばしひがし」と書くとちょっと都会にありそうな交差点ぽく聞こえなくもないけれど、実際は「よろずやばしひがし」という田舎くさい名前です。

地元の偉人、大梶七兵衛。

2019年6月4日火曜日

今年の航空祭

日曜日の美保基地航空祭に行ってきました。今回ブルーインパルスは来ないので入場者も少なくのんびり観られるかなって思いで行くことにし、早起きするのも面倒なので車中泊と決め込み午後11時過ぎに出発しました。ところがそれでも米子空港のすぐ近くにあるいつもとめる駐車場は空きが後4台分といったところ、なんか昔に比べてだんだんと集合時間が早くなってきて、航空祭マニア恐るべしです。

窓を全部日よけで塞ぎ、結構ぐっすり寝込んで起きたのが8時過ぎ。ゆっくり会場まで移動してプログラムを受け取りました。ところがこれを観るために来たと言っても過言ではない「C-2輸送機の編隊飛行」は13時からとのこと、要するにいつもブルーインパルスが飛ぶ時間と同じにしてあるのです。そりゃあまあブルーインパルスが来ないとなるとこれを大トリに持って行くのは仕方のないことですが、さすがに昼過ぎまでは待てません。

ということで、まあとまったままのC-2輸送機に搭乗も出来たし、ベースがボーイング767のKC-767空中給油機やレーダー照射を受けて話題になった海上自衛隊のP-1哨戒機の写真も撮れたので、C-2の編隊飛行はYOTUBEで誰かがアップしたのを見ることにしてかなり早めに引き上げてきました。最後に、前に来たときに2機だったC-2輸送機は全部で8機に増えてました。

尾翼の大黒様は、C-2でも健在。

2019年6月1日土曜日

ヤマボウシ

今までも何度か書いた自宅に植えているシンボルツリーのヤマボウシ、特に今年は今までにないほどの大きな花が咲いたのでベランダから写真を撮りました。

自宅の新築に合わせてシンボルツリーを植える際「ヤマボウシは勝手に樹形が整うのであまり剪定がいらず、秋には甘い実もなり紅葉も楽しめる」という情報からこれに決めましたが、ヤフオクでずいぶん安く落札したこのコは新潟県生まれで、届いた時点で樹高3mほどの割と大きな木でした。そしてワタクシ庭木に関しては全くの素人のため、送料を抑えるため根っこの部分をぎりぎりまで削いだ状態のこのコを適当に穴を掘ってポンと植えたのが9年前、それから毎年真夏になると大部分の葉が枯れてしまうという状態が続きました。さすがにこれはおかしいとおととしの春に掘り起こしてみたところ、ポコンとあっけなく抜けてしまってびっくり。要するに土壌が悪くてほとんど根が伸びておらず、これじゃあ水が吸い上げられなくて真夏に葉が枯れるワケです。長年にわたってホントかわいそうなことをしていました。

そこでしゃがんだワタシがすっぽり入れるぐらいの大穴を掘り、ホームセンターでしこたま買い込んだたい肥や腐葉土や肥料を入れたところへきちんと植えつけました。そしてそれから2年経った今、やっとヤマボウシ本来の勢いが出てきたかなって感じです。といっても未だ樹高の割には極端に根が少ない状態だと思うので、今後も夏場の水やりに気を付けながら大切に育てていきます。

最後に一つだけ、シンボルツリーを考えた時、流行りの「シマトネリコ」も候補に挙げていましたが、結果としては「ヤマボウシ」で正解でした。「シマトネリコ」は涼やかな葉で人気の樹木ですがその成長力たるやすさまじく、特に地植えした時の物凄さにこの木をシンボルツリーに選んだことを後悔している人が結構おられるとのこと。ただウチの横庭にあるシマトネリコは、大きい植木鉢に植えているためシュッとスリムに伸びていてなかなかいい感じです。