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THE VICINITY OF IZUMO

2022年10月15日土曜日

田舎のメダカと都会のメダカ

朝晩寒くなってきて、屋外で飼っているメダカ達もだんだん食が細くなってきました。そこで今年の冬越しはどうしようかと考えましたが、カミさんが「暖かい場所で飼ってあげたい」と言ったので「そりゃそうだ、リビングの熱帯魚達はヒーターのおかげでぬくぬくと過ごせるのに、メダカだからと言って凍り付くような環境で冬越しさせるのはあまりにも不公平じゃないか」と考え、寒い間だけ屋内の水槽で飼うことにしました。

ただ水槽を置くからにはやっぱりスタイリッシュにしたいので、使っていないスピーカースタンドを流用することにしました。機材はひととおり持っているのでペッツパークで頃合いの大きさの水槽と水草のアナカリスを買ってきて準備完了、置き場所は常に目が届くうえエアポンプの音も気にならない玄関ホールに決めました。ところで普段あまり魚に興味を示さないカミさんがあちこちから水槽を眺めているので、ほう、暖かい場所で飼うと言っただけあって魚に関心が出てきたのかなと思いきや「階段を下りてくるときに水槽の灯りで目がチカチカする」とのこと、対策として半透明のアクリル板をLEDライトに貼り付けましたが、なんかハラ立ちますワ。

ところでイソップ物語りのパクリみたいな今回のタイトルですが、昨年メダカ池で飼っていたのはマゴが用水路ですくってきた野良メダカで、今年飼っているのはペッツパークで買って来た養殖メダカです。そしてこれらのメダカ達、日々観察すると素性も違えば行動も違うってことがわかったので比較してみました。

野良メダカ
見た目・いかにもメダカって言う感じの黒っぽいので、熱帯魚で言えばワイルド種。
泳ぎ方・すばしっこくツイツイと泳ぐ。
人慣れ・足音がするとサッと逃げていく。
食欲・かなりバクバク食べる。
繁殖力・ガンガン増えて、知らない間に居ついたキング水カマキリを幸せにしていた。
冬・ストックヤードで全数が無事に冬越しした。

養殖メダカ
見た目・ちょっと赤みがかかっていて、良くわからないけれど多分緋メダカ。
泳ぎ方・すばしっこいけどツイツイでは無くスイスイって感じで泳ぐ。
人慣れ・足音がしても知らん顔。
食欲・野良に比べると食欲は控えめ。
繁殖力・全く増えない。
冬・ぬくぬくと過ごさせます。

そういやあ今年は水カマキリの姿を見なかったなあ、暑さでバテたんでしょうか?

低めの温度設定で、熱帯魚より省エネ。