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THE VICINITY OF IZUMO

2021年4月28日水曜日

電球色

自宅の照明は元々白色がメインだったけど、徐々に器具を入れ替えたりして今では電球色がメインになりました。ワタシは昔から電球色が好きというのもあるし、そもそも部屋がパアっと明るいよりも少し光量を落とした落ち着いた雰囲気が好みです。それに電球色の方がなんだかおしゃれですし。

そういったワケでマイルームは日中もカーテンで遮光して電球色のテーブルランプやフロアランプを3台、目指すところはほの暗い1960年代のジャズ喫茶です。その他リビング、寝室なども調色付きのサークラインで普段は光量を落とした電球色。考えてみると完全に白色なのはバスルームと洗面所、あと熱帯魚の照明だけですね。ただこれら電球色は省電力のLEDランプがあるからこそ出来ることで、白熱電球しかなかったら電気代と寿命の関係でここまで出来ません。ホントLEDランプはありがたい。

余談ですが日本ほど照明で部屋を明るくしている国は無いそうで、理由は目の色が黒いからとか様々です。ワタシはそれよりアメリカ映画などを観て「家やアパートの照明が留守でも点けっぱなし」というのが気になって調べたところ、どうも欧米では外出時に部屋の照明を切るという習慣があまり無いようです。理由は電気代が安いからとか、照明器具の品質が悪く頻繁な入り切りで故障することが多いからなどいろいろですが、やはり防犯というのが一番の理由っぽいです。

もちろんステレオ部屋も。

2021年4月25日日曜日

正座は苦手

先日すぐ近所にある実家の法事に出てきました。法事というとお坊さんの読経が終わるまで正座でかしこまっているって感じですが、数年まえ庭木の剪定中に塀から落下して膝を痛めたドンクサイ兄が椅子を使いだしたので、ワタシも今回からは最初と最後の礼拝だけ正座して後はあぐらにしました。しかし楽に座るっていいですよね、今までは体重のせいもあってすぐに足がしびれてきて「あ゛~早く終わらんかな~」てなことばっかり考えていたんですが、その点あぐらだとゆったりとした心持ちで故人を忍ぶことができます(ボーっと他の事を考える余裕もできます)。

そんなワタシは正座について恥ずかしい思い出があり、30代後半に地域の氏神様である「荒神さん」のお祭りを手伝った時のこと。ただお祭りと言っても別に催し物があったり屋台が出たりするワケでも無く、ワタシは一人受付け係として荒神さんの濡れ縁に小机を置き、お参りに来た人からお米やお初穂料を受け取っていました。ただ一応神社の受付けだし案外頻繁に人が来るので1時間以上ずっと正座で対応、もうしまいには自分の物では無いぐらいに足の感覚が無くなっていました。

やがて祭礼となり神主さんの祝詞が始まりましたがワタシは引き続き受付け業務。そして参列者の玉串奉納もひととおり終わったところで役員さんがワタシに向かって「はや、あんたも玉串奉納するだわ」「いや、ワタシはいいです」「そぎゃんワケにはいかんわね、はやはや」って急き立てられたので仕方なくソロソロと立ち上がって祭壇の方に進みましたが、もう足のしびれがMAX絶頂のため指が足の裏側にむかって妙な感じに折れ曲がってしまい、トトトってなってそのまま畳の上に倒れこみました。

その状況と言ったらなんというか「奥深い森の中、長い歳月を経て朽ち果てていった巨木が、ついに自らの重さを支えきれなくなり一気に倒れる」みたいな感じで何の遠慮もなくドーン!!といったのでその破壊力は凄まじく、祭壇の左右両脇に神妙な面持ちで佇んでおられた神主さんや神社の役員さん、町内会長さんや、地元の長老さんなどがオワッってのけぞられ、ワタシはその中を文字どおり「這う」ようにして玉串を奉納しましたが、その間あまりの出来事に皆さん呆然としておられました。ワタシ、正座は苦手です。

ストックヤード前も新緑の時期。

2021年4月21日水曜日

引き続きボケボケ

 先日自らのボケボケについて書いたばっかりですが、またまたやらかしました。夕食用のラーメンが冷蔵庫を探しても見当たらない、「生鮮食品おだ」で買っておいたやつです。ネギやモヤシはもちろん煮卵まで準備したのでヤル気になってたんですが、肝心のラーメンが紛失しました。ひょっとしてレジ袋に入れ忘れた?なんて考えたけれど、イヤ絶対に持って帰ったハズと必死で探したら・・・ありました。いつも買った袋菓子などを入れておくストッカーに、同じ日に「コスモス」で買ったお菓子の袋と一緒に放り込んでいたんですね。パッケージが似ているので気付きませんでした。

ラーメンはストッカーの中で3日ほど経っていておまけに要冷蔵の物、さすがにこれをカミさんに食べさすワケにはいかないけれど、捨てるのも勿体ないのでワタシが2食分を完食しました。えっ!大丈夫?って感じですが半乾麺みたいなタイプだったし、技術校在職時にはもらって食べたチーズケーキがあきらかに痛んでいたけれど何ともなかったですもん(同じものを一口食べた先生はその晩マゲに腹を壊されました)。今回のラーメンも特に何事も無く次の日もピンピンしていました。ただそんなこと何の自慢にもならないので、今後買った食品の管理には十分に気を付けます。

ついでにこのラーメン、生鮮食品おだで売っている低価格商品「Dプライス」シリーズの物で2食入りの値段が確か98円(そんなの無理に食うなよ)、作っているのは昔大阪とかでやっていたCM「ウ~チのラ~メン生ラ~メン♪」でお馴染みの「飛竜」です。実は岡山時代、ここの本社工場が住んでいた社宅のワリと近くにあり、なんか立地や建屋からして食品を作っている会社には見えなかったんですが、現在は開けたところに移転してキレイで立派な社屋に生まれ変わっています。

再現画像、これは気付かなくても無理はないでしょう。

2021年4月17日土曜日

日本の歌のプレイリスト

もうすっかり暖かくなって、寒い時期にはたまにしか入らなかったステレオ部屋も本格稼働です。ところで好きな曲を登録するだけでそれを連続再生してくれる「iTunes」のプレイリスト機能、以前「夢の共演」っていうタイトルでジャズボーカルのプレイリスト「ディーヴァ(歌姫)編」を紹介しましたが(2017年4月17日の日記をご覧ください)、今回紹介するのは日本の歌のプレイリストです。入れてあるのは「中島みゆき」「ユーミン」「谷山浩子」「研ナオコ」「村上ユキ」「アン・サリー」「柴田淳」その他もろもろですが、バラードでまとめたゆったりと聴ける構成で、ジャズとかの合間に聴く「箸休め」としてもいい感じです。

ここに入れてある曲一つ一つの紹介は割愛しますが、曲によってはいろいろとエピソードもあり、例えばこんなハナシもありました。ワタシが20代後半で岡山在住の頃、同じ職場の40代の人が行きつけのスナックに新しく入った若いコを口説いてドライブに誘いだすことに成功し、その人から「車で聴くCDを貸せてほしい」と頼まれました。ワタシだってハタチそこそこの女のコが聴くようなのは持って無かったけれど、それでもまあまあ新しげなやつを何枚か渡しましたが「さすがにこれは無いだろうな」と思いながらも「河のほとりに」や「カントリーガール」「銀河通信」などを作った谷山浩子さんのCDも入れておきました。ところがそのコ、谷山浩子さんが好きでドライブ中ずっとそのCDを聴いていたとのこと。ワタクシ若い女のコなら当然アイドル系とかロック系とかを聴くもんだろうという「ステレオタイプ」で見ていたようで、これはホントに意外でした。

あとどうでもいいハナシだけど、中島みゆきさんが歌う「春なのに」。好きだった先輩が卒業してしまうという少女の切ない心情を歌った失恋ソングですが、歌詞の中に「記念にくださいボタンをひとつ、青い空に捨てます」というのがあります。ただ無粋なワタシは「もしこの歌の中の少女が中島みゆきさん本人だったら、ボタン一つぐらいでは絶対に許してもらえそうに無いだろうな」って思ってしまいます。

リスト名はJAPAN Vo(ジャパン・ボーカル)


2021年4月14日水曜日

出雲の大四角形

なんか天体にある「春の大三角形」っぽいタイトルからして今回はロマンチックな星空のハナシ・・ではなくて、出雲市内を巡って用足しするコースをワタシが勝手にこう呼んでいるだけです。

自宅がある大社町から浜山を超え、入南の交差点を曲がってから島根森紙業の前を通って最終的には出雲木工のあたりから旧国道9号に出ます。そこから松江方面に進んで商工会議所のところを左折、バイパスを超え荻杼の交差点から県道に入って後は真っすぐ大社町へ戻るってコースで逆回りもあります。そしてこの中にワタシがよく行くほぼ全ての店舗が網羅されているのでたまにフルコースで巡っていて、先日は「ダイソー」でレコード針の寿命を把握するためのカウンターを買った後「エネオス・ニュー出雲SS」で給油してマットを洗い、「ツタヤ」にレンタルCDを返却した後「コスモス」と「生鮮食品おだ」で日用品と食料品を買って帰宅というなんとも効率的な用足しをしました。

まあ大社町にお住まいの方なら良くご存じでワタシが改めて紹介するほどでも無いのですが、実は「春の大三角形」をちょっとパクった「出雲の大四角形」というネーミングを披露したくて書いただけです。

これでレコードをかけた回数をカウントします。


2021年4月11日日曜日

トーンアームを作る

久々にオーディオのハナシ。現在使っているレコードプレーヤーはマイルームの「マイクロ」とステレオ部屋の「ヤマハ」の2台ですが、実はもう一台古い「デンオン(現在のデノン)」があります。でもこのデンオン、あるのはターンテーブルと枠だけでレコードから音を拾う肝心のトーンアームがありません。それじゃあ以前マイクロが壊れた時に、トーンアームを手に入れてこれを使えば良かったんじゃないの?ってハナシですが、これに合うトーンアームはかなり高くて手が出ないうえ、本体がデカ過ぎてレシーバーの上に乗らないのです。さてと、かれこれ10年近く放置したこのプレーヤー、いい加減には音を出してやろうと考えましたが「あっそうだ、トーンアームを自分で作ろう」ってことになりました。

さっそく頭の中に設計図を描きましたが、正確にレコードの溝をなぞることができるかどうかやってみないとわかりません。ただひとつわかっているのは高級なトーンアームの場合少なくとも100分の1ミリぐらいの精度が必要なのに対し、ワタシが作ると10分の1ミリどころかまんま1分の1ミリぐらいの精度になるのは当たり前ってことです。そして集めた材料はというと・・・

アーム部
ダイソーで買った工作用の長い木の板
ベース部
ダイソーで買った工作用の角材
アームとベースをつなぐ自在部分
自宅にあった太い針金と接合用のハンダ
ウエイト
自宅にあった大きめのボルトとナット
アーム受け
自宅にあった太い針金
ヘッドシェル
自宅にあったアクリル板の切れはし
ヘッドシェルの指かけ
自宅にあったアクリル板の切れはし
リード線
いらないUSBケーブルから取り出した極細のもの
ピンコード
何かに付いてきた安っぽいやつ
アース線
自宅にあった配線の切れはし
針付きカートリッジ
アマゾンで買った1,800円ほどの物で、何とオーディオテクニカ製!!

って、なんかもう大丈夫?って感じですが、ワタシが物を作る時のポリシー「そんなもん、最後に艶消し黒で塗ってしまえばそれなりに見栄えは良くなる」に支えられて製作を開始しました。

水平とかオーバーハングとかトーンアームに求められるセオリーを確立するため途中何度か設計変更しましたが、一応カタチになったのでテープで仮組みし針圧も調整してレコードを聴いてみました。すると・・・結構良い!!クッキリ系カートリッジと木製アームとの相乗効果でクリアながらも温かみのある音。マイクロやヤマハと比べても何ら劣るところは無く、左右チャンネルの分離やバランスもOKです。ただ・・・ひとつ大きな問題があって・・・

こいつ、やたらとカッコ悪いのです・・・

途中の設計変更によって何だか積み重なった構造になっていき、その時は「おっ!香港の九龍城みたい!」なんて喜んでいましたが、仮組みしたものを改めて見るとシロウト工作丸出しで、艶消し黒に塗って何とかなるレベルではありません。そんなもん音が良ければそれが一番じゃないの?って思われるかもしれませんが、オーディオマニアあるあるのひとつ「オーディオは見た目が良くてナンボ」なのです。

ということで、このトーンアームはボツにしたので今回のハナシはここまでです。なんか中途半端な結果となってしまいましたが、またそのうちもっとシンプルでカッコいいのを作ってみようと思います。今度はちゃんと完成してから報告しますね。

これではちょっと・・・

2021年4月7日水曜日

相変わらずボケボケ

先月末に同期の友人がひょこっと覗いてくれたのでコーヒーを淹れていろいろ話しましたが、内容はというと互いの趣味とか日本酒とか芸能界とか他愛のないことばかり、まっそれがいいんですよね。そしてハナシの中で「りょうこ」という名の芸能人は篠原涼子と米倉涼子とあとひとり誰だっけ?ってことになったけれどさっぱり出てきません。

まあワタシの場合昔からボケボケで、無くなった半額のお寿司が押し入れから出てきたりするうえ芸能界にも疎いので「あとひとり」が出てくるワケが無いけれど、結構芸能界に詳しいハズの友人が考えても出てこないってことはちょっと由々しき問題です。そしてそう、ここでスマホを手にしたら負けなのです。しまいには「やっぱりこの歳になるとヤバイわ」ってところに落ち着きました。

ワタクシ最近では無くなった計量カップがなぜかステレオ部屋で見つかったりと相変わらずですが、先日はカミさんの車でトライアルに行き、買った「薄皮粒あんパン」を我慢しきれず帰りの車で食べ、残ったやつを案の定車内に忘れてきました。翌日カミさんが出勤時に見つけたけれど、ふつう車内に放置してあったものなんか捨ててしまうところを職場の冷蔵庫で保管し持って帰ってくれました。さすが長年一緒にいてケチいワタシの性分をよくわかっているカミさんはワタシの宝です。

で、問題の「あとひとり」、あれから友人が「う~ん」と記憶の糸をたどって奇跡的に思い出したのは、皆さんはとっくにわかっておられる「広末涼子」さんです。

庭のヤマボウシは新緑の時期。


2021年4月4日日曜日

IHでお好み焼き

またまた食べ物シリーズで今回は「粉もの」です。家庭でお好み焼きといえば普通ホットプレートで作りますが、ワタシはフライパンでやります。作るのはだいたい大阪風でセガレの奥さんからの評判も良く、レシピを聞かれたこともあるのでまとめたものを書いておきます。

下準備
・タネの調合は指定の分量どおりか、ほんの少し薄めでもOKです。
・タネは具のつなぎに使うというイメージで、水気を切ったキャベツをかなり多めに入れます。
・3分の2ぐらいはざっくり刻んだモヤシでもOK、モヤシの臭みは出ません。
・刻み紅ショウガは均等になるようにここで混ぜ込んでおきます。
・天かすは食感を生かすために後乗せで。

IHクッキングヒーターでの調理
・フライパンを火力7で2~3分予熱し、薄く油をしきます。
・良く火を通すため少し薄めにタネを入れます。おタマを使いキャベツからタネをしぼる感じで。
・上に肉などを並べて火力6で3分焼きます。
・裏返してフタをし、火力5で8~9分蒸し焼きにします。
・表に返して火力6にし、フタ無しで3分焼いて水分を飛ばします。
・お好みで両面の蒸し焼きや水分飛ばしを繰り返しても構いません。

これで外はカリカリ、中はフワッとしたお好み焼きの完成です。ソース、マヨネーズ、天かす、削り節などをかけてお召し上がりください。上に乗せた肉などが焦げ気味になりますがそれはそれでおいしいです。お好み焼きソースはコスモスの安くておいしい「ON365」を使っていますが、粉もやっぱり「ON365」です。

最後に
どうしてもIHのメーカーや能力、フライパンの熱効率の関係で上記の火力どおりにいかないこともあるでしょうが、その点については調理中の様子を見ながら調整してみて下さい。ちなみにウチのIHは日立製で火力12段階、能力3Kwのもの、フライパンはニトリで買った底が白いやつです。全く同じレシピでやったらクソまずくて食べられなかった場合、使った器具や食材の違いということでご容赦下さい。それ以外にはその日の気温や気圧が違っ・・すみません、なんでも無いです。