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THE VICINITY OF IZUMO

2023年1月28日土曜日

この冬の暖房 2023

もう過去に散々コスリ倒したネタですが、この冬の暖房についてまとめておきます。長文なのとワタシ自身の独断と偏見も結構入っていますので「あ~そうかい」程度にお付き合いください。

昨年マイルームではダイニチ製の石油ファンヒーターとエアコンをアクロバチックに併用していましたが、この冬は昨年10月の日記「エアコンじまい」に書いたように秋口に買った2台目のコロナ製石油ファンヒーターだけで過ごしています。エアコンの方はバルコニーに置いた室外機にカバーをかけ、冬眠させています。


(エアコン暖房をやめ、石油ファンヒーターのみにした理由)

速暖性に欠ける
石油ファンヒーターから素早く、また止まることなく吹き出す直火の超熱風、エアコンがいくら頑張っても真似は出来ません。

電気代がかかる
特に昨今の高すぎる電気代、一般的に冷房の場合は外気温との差が10℃までいきませんが、暖房の場合は温度差が15℃以上のことが多く、特に電力消費が多いのです。灯油も昔に比べたらずいぶん高くはなりましたが、今月時点では昨年の2月よりも安くなっています。

無理している感じが気の毒
室外機が発する起動直後の爆音、そしてマイルームの霧ヶ峰は特に音が大きいことが判明しました。一生懸命予熱を行っているその音を聞くと、なんか気の毒になってしまいます。


(今まで使っていたダイニチ製の石油ファンヒーターからコロナ製に変えた理由)

ダイニチ信者の方やダイニチをメインで使っておられる方には申し訳ないのですが、変えたのは以下の理由からです。比較は共にフラッグシップモデルで行っています。

臭いが少ない
これが変えた一番の理由です。コロナよりダイニチの方が臭いが少ないと言われていますが、それは点火・消火時に限ったハナシであり、燃焼中はダイニチの方が臭います。広い部屋ならともかく7.5畳のマイルームで長時間使うとダイニチの方はかなり臭いがこもりますが、コロナの方はそこまで気になりません。灯油を燃やす以上無臭とはいきませんが、差は歴然としています。

燃費が良い
燃焼方式の違いから(ダイニチはブンゼン式、コロナはポンプ噴霧式)コロナは小さい火力での燃焼が得意、トロ火でいい感じに室温をキープしてくれます。マイルームの10畳用モデル、カタログによると7.2リットルタンク満タン状態で最長126時間も連続燃焼できるようです。

消費電力が少ない
点火時はコロナの方が電気を食うものの、着火後はダイニチの「62~129W」に対してコロナは「4~9.5W」、この差は大きいです。

静か
これも燃焼方式の違いによるものですが、ダイニチは最小火力でも連続して「シュー」っていう音、また点火・消火時には「ガンッ!」っていうソレノイドの作動音がします。コロナは全体的に静かで、最小火力にシフトするとほぼ無音です。

デザイン
これは好みにもよりますが、ダイニチのフラッグシップモデルは安定感はあるけれどやや演歌調?のデザインで、特にブラウンモデルはだだっ広い和室に置くと似合いそう。コロナはスクエアでスタイリッシュなデザインで、どちらかというと洋室に似合いそうです。

以上がこの冬の暖房についてのまとめです。暖房については、来シーズン以降もよほどのことが無い限りコロナ一択で行くと思います。

マイルームで活躍中のコロナ。後ろが明るいのは、小さなフロアランプを置いているから。


(おまけ2つ)

空気の汚れ
屋内で直火を連続使用するとなると気になるのは空気の汚れ、特に不完全燃焼時に発生する致死性を持った一酸化炭素には注意が必要です。石油ファンヒーターは複数のセンサーで不完全燃焼をを見張っていますが、ワタシはそのうえ警報も出してくれる一酸化炭素チェッカーを置いています。ただ朝から晩まで石油ファンヒーターを使っていてもチェッカーの表示は「0ppm」から変わらず、心配する程でも無いようです。ちなみにppm(パーツ・パー・ミリオン)は百万分の一のこと。1ppmとはある容積の中に物体が0.000001(0.0001%)だけ含まれているということで、ガソリン車の排ガス基準でも使われている単位です。

中華製の一酸化炭素チェッカー、ちゃんと働いてくれているハズ。


石油ストーブ
昔からある石油ストーブ、電気が要らない事から災害時の暖房や雪中キャンプのブームもあって人気が高まっています。現在自宅ではステレオ部屋でアラジンのブルーフレームを使っていますがこれが秀逸、適正な炎に調整すると臭いも殆ど無く、昔「暮らしの手帖」で絶賛されただけのことはあります。ただ暑いからといって芯を下げて火力を絞ると途端に臭いが発生、この細かい室温調整が効かないところが石油ストーブの弱点です。この点からしてもトロ火を安定的に燃やすことができるコロナの石油ファンヒーターは優秀と言えます。ガソリンエンジンもアイドリング状態(トロ火)の時が一番調子良さそうに思えますが、実はこの時の燃焼状態は極めて不安定。ある程度回転が高い方が空気の入れ替わりがスムーズに行われ、安定的に燃焼してくれます。

ステレオ部屋で活躍中の、アラジン・ブルーフレーム

これは1960年の暮らしの手帖、ストーブテストの様子。倒して20秒後のブルーフレームですが炎は上がらず、1分後に起こすと何事も無かったように燃え続けたとのこと。他のメーカー製は殆どが火だるま状態です。しかしすごいテストだなあ。

2023年1月25日水曜日

困惑の日々

昨日・今日と寒い日が続きますねえ、朝方ものさしで前庭に積もった雪を測ったら15センチありました。ところで最初にお詫びですが、前回書いた「マイベストアルバム2」で一部演奏者の名前に間違いがあったので修正しました。最初に読み間違えてからもう何年、いや何十年も間違ったまま覚えていたので恥ずかしい限りです。今回ちょっとした事からその間違いに気づいたけれど、このまま歳を重ねていくと新たな間違えが増えていきそうでイヤになる、先日もCDを借りた時一枚だけセルフレジに置き忘れ、ツタヤから電話がかかってきましたもん。そしてワタシ、バカなことに気分的にはまだ20代ぐらいのつもりでいるんだけれど、当然外見はそういうワケにもいかず色々と困惑することが・・・

ケースその1
酒類を買う時、年齢確認をレジの人が勝手にやってくれる。(これは大人なら誰しも経験あるハズ)

ケースその2
店のサービスカウンターでタッチパッドに入力する時、若い店員さんが日本語入力に変えてくれる。(ローマ字入力に戻してもらいそのワリにモタモタしていると、さらに「ゆっくりでいいですよ」という善意の追い打ちをくらいました)

ケースその3
バナナバ号で走っていると、比較的広い道でも同じ速度でずっと付いてくるクルマがある。しまいには「ビー!!」ってホーンを鳴らされたりする。(要はふらつかれたら危ないからですが、端をキッチリと真っすぐ走っているのになかなか追い抜いてくれません。まあこういう場合相手はたいがい高齢ドライバーなんですが、こっちは止まるのも面倒なので走りながら手でイケイケと合図します)

ケースその4
コスモスで2段カートの下のカゴから上のカゴに大きめの商品を移す時カートが勝手に動いて手間取っていると、若い店員さんがサッと寄ってきて「手伝います!!」ってアシストしてくれた。(まあ店員として当たり前のことをされただけですが)

さすがに電車で席を譲られるまでには至っていませんが(そもそもここらに満員電車など無い)今後はできるだけ身も心もシャキっとしてハツラツと行きましょう。とは言いながら、今もコタツにはまり込んでダラケています。

あ~一週間ほど南の島に行きたいな。

2023年1月21日土曜日

マイベストアルバム 2

昨年10月の日記に「またやります」って書いたジャズのマイベストアルバム第二弾、第一弾は8枚だけ選んで紹介しましたが(その時の様子はこちら)それ以外のレコードはどれも甲乙付けがたいもの、そこで今回はほぼ思いつきだけで10枚選びました。なんかこの調子で行くと持っているレコードを全部紹介してしまいそうなので、マイベストアルバムは一応この回で終わりにします。

前回同様ジャズ好きな人から見れば「これが?」って思われるかもしれませんが、あくまで手持ちの中から好みで選んだというだけなので、そこはご容赦ください。あと所有しているジャズのCDも含めるとまた状況も変わってきますが、今回もあくまでアナログレコードの中から選びました。


ERNIE・HENRY LAST CHORUS(アーニー・ヘンリー)
リー・モーガン、ベニー・ゴルソン他の豪華メンバーによるセッション、ワタシの知っている「Autumn Leaves(枯葉)」の中ではこのアルバムの演奏が一番好きです。


BALLADS & BLUES(ミルト・ジャクソン)
学生時代に買ったものですが、何度聴いても聴き飽きることがありません。


DOMINO(ローランド・カーク)
複数の楽器を矢継ぎ早に、時には同時に演奏するローランド・カークさん、聴いているだけでその様子が頭に浮かんできます。


BOOKER LITTLE(ブッカー・リトル)
だたっぴろい平原にスーッと広がっていくようなブッカーさんのトランペット、その素直な音色に魅了されます。


HAMPTON HAWES TRIO(ハンプトン・ホーズ)
何も難しく考えること無くサラッと聴ける、この明るい演奏がたまりません。初めてジャズを聴く人でもきっと気に入る、そう思えるようなアルバムです。


JO + JAZZ(ジョー・スタッフォード)
新しすぎず古すぎず、明るすぎず暗すぎず、昼下がりはコーヒーを、夜はグラスを傾けながら聴きたくなるボーカル盤です。


CRESCENT(ジョン・コルトレーン)
ゴリゴリ系からブルース系まで、これ一枚でコルトレーンさんを思いっきり堪能できます。


AMAGING(秋吉 敏子)
1953年にアメリカで録音されたもの。初々しさやたどたどしさはあるものの、えも言われぬ味わい深さがあるアルバムです。


MACK THE KNIF  EELLA IN BERLIN(エラ・フィッツジェラルド)
サービス精神全開のエラさん、聴いているだけで心がウキウキしてきます。


MJQ VOL1(モダン・ジャズ・カルテット)
どちらかというと平凡なライブ盤ですが、聴きどころは一曲目の「朝日のごとくさわやかに」、この曲はやっぱりMJQのもんです。実はこれ、ジャケ買いしたんですよ。


ジャズやポップス以外にもユーミンとかいろいろレコードがあるので、またそれらも紹介しますね。

2023年1月18日水曜日

カレーチャーハン

ホント十数年ぶりにカレーチャーハンを作りました。今の自宅に住みだしてから初めてです。

カレーライスは好きだけどカレーコロッケなどカレー味を付けた食べ物はイマイチ苦手で、カレーライス以外で許せるのはカレーうどんだけ、ただ今回それら以外にもうひとつ「カレーチャーハン(ドライカレーにあらず)」があったことを思い出しました。で、さっそく作ったところカミさんにも好評だったので、今後カレー味の食べ物は「カレーライス」「カレーうどん」「カレーチャーハン」の三つに限定して製作します。

そしてこんなどうでもいいことを書きながらふと頭に浮かんだのは「死ぬ前に食べたいものを3つ挙げるとしたらなんだろう?」っていうさらにどうでもいいこと。「吉野家の牛丼」「ココ壱のカレー」までは思いつくけれどあとの一つが出てこない、まっ、そのうち決まったら報告します(そんな報告いらんか!)しかし上記の2つが速攻で頭に浮かぶとは・・安上がりな自分に感激です。

カレーチャーハンに福神漬けは必須です。

2023年1月14日土曜日

ムーヴのバッテリーを換える

昨年末にムーヴカスタムのバッテリーを交換しました。11月頃から心許ない感じはしていたけれど、年末の冷え込みでついにバッテリーの交換をうながす表示が点滅、ムーヴは公道を走れる唯一無二の存在なのでメーカーが指定する型番のアイドリングストップ専用バッテリーにさっさと交換しましたが、そのバッテリーは韓国製で4年前に換えたのと同じ物。国産のもっと高いやつがいいとは思いますがこれだって結構な値段がするし、メインオーナーのカミさんは韓国ドラマが好きなので良しとしました。

ところでワタシもカミさんもアイドリングストップは使わないので一般的な安いバッテリーでもいいような気がしますが、アイドリングストップの他に「充電制御」っていう機構が付いているのでそれではダメなのです。充電制御は加速時に充電を止め、減速時に一気に充電するという方法でエンジンの負担を減らす省エネ機構なんですが、充電制御車のバッテリーは常に腹八分目に制御されたうえ、急激な充電が断続的に行われるので一般的なバッテリーでは持たないらしいのです。そこで専用バッテリーの登場となるワケですが、ワタシが思ったのは「あ~、自分の腹にも充電制御が付いてたらな~」ってこと。カミさんに話したら腹が立つほど同意していたけれど、まっ、ごもっともですヮ。

ネットで買ったバッテリー、「液漏れ注意」なのに「天地無用」ってどういうこと!?

2023年1月11日水曜日

なんだか怖い

オフィス関連製品を多く手掛ける大手企業イトーキが、立ったまま寝られる仮眠ボックスを開発中とのこと。これをオフィス内に置き、社員が省スペースで仮眠を取れるというアイディア商品で、立ったまま寝られるようにいろいろ工夫されているそうです。

ワタシはどこでも寝られるタイプでは「無い」ので、これに入って仮眠を取ることができるかどうかいささか疑問ですが、それより先に思ったのはこれって中世ヨーロッパの処刑器具「鉄の処女」に何か構造が似てない?ってこと。中に鋭いトゲトゲを付ければそのまま鉄の処女になりそうで、それこそ仮眠どころか永遠に眠ることができそうです。


仮眠ボックス(上)と鉄の処女(下)、共にネットから勝手に。

2023年1月7日土曜日

今年中にやりたいこと

今日で年明けから七日目、玄関ドアに付けていたしめ縄を外しました。ところでいつもは年度の半期ごとに書いている「やりたいこと」ですが、どうせたいした結果にならないので今回は「今年中にやりたいこと」にしました。皆さんにとってはどうでもいいことばかりなんですが、ワタシの備忘録として書いておきます。


(普段)
雪景色のジャケットと同じ写真を撮る
撮りたいのはデューク・ジョーダンのフライト・トゥ・デンマーク、以前日御碕で撮ったコンサート・バイ・ザ・シーと同じパターンです。

撮る場所は決めていますが、雪が積もらない事には・・・

いつもと違う場所でお花見
今年はいなり寿司と玉子焼きに、ウインナーと漬物も加えて初めての場所でお花見をしましょう。

三瓶山で星空を見る
ビーチ用の椅子を持って行き、北の原で満天の星空を眺めます。今年こそはやりたいなあ。

水が流れるところの写真を撮る
それも貯水池とかダムとかの勢いよく流れているところ、怖いもの見たさで昔から興味があります。ボチボチ撮ってはいますが未だ投げっぱなしです。


(DIY)
花壇の枠を交換
自宅の東側にあるハーブ花壇の木枠がかなり傷んでいるので交換します。

結構ガタガタになった花壇の枠。

道路との境界用の角材交換
前庭の土の流出防止と植えているリッピアの匍匐防止のための角材ですが、これも下側が腐っているので交換します。

バルコニーの防水
バルコニーに敷いてあるパレットの下に厚手のシートを敷くだけです。今のところ雨漏りなどの問題は起きていないので余力があればやります。


(行きたいところ)
新型コロナが下火にならないと難しそうですが、一応書いておきます。

下灘駅(愛媛県伊予市)
瀬戸内海がホーム一杯に広がるロケーションがステキな予讃線の駅、読みは「しもなだ」です。

角島灯台(山口県下関市)
ここへは何度か行っていますが未だ灯台には登っていないので。

佐多岬灯台(愛媛県西宇和郡)
以前時間の都合で行けなかったので。

津山まなびの鉄道館(岡山県津山市)
ワタシの好きなDF50が見られるのです。

新幹線の高梁川橋梁(岡山県総社市)
橋のたもとでトンネルドン(新幹線がトンネルに入る時の衝撃波)を聞きたいです。


あとダイエッ・・・いや、以上です。

2023年1月4日水曜日

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。皆様良いお正月を過ごされましたでしょうか。

ワタシはと言うと、

元旦
夜中にネットでやっていた「国際宇宙ステーションからの初日の出」を見ながら日本酒を飲んだうえ午前中には一家でやってきたセガレとウイスキーをボトルを3分の2ほど飲み、さらに夕方からも日本酒を飲む。

二日
ワリと早い時間から年末の生鮮食品おだで半額になっていた好物の「鮭とば」と「ワンディッシュおせち」をつまみに日本酒を飲む。

三日
残り物で日本酒を飲んだ挙句にマイルームのコタツでうたた寝して足首を低温やけどする。

と、至って由緒正しい正月を過ごしておりました。

さてと、この日記も引き続き書いていきますが、カミさんの職場が結構コロナ対策に厳しいので昨年同様今年もあまり遠出は出来そうに無く、どうしても身の回りのことや過去のことが中心となってしまいそうです。まあいつもの雰囲気で書いてまいりますので、よろしければ引き続き訪問してやってください。本年もこの「しんさんの気まぐれ日記」をよろしくお願いいたします。

自作のワンディッシュおせちとバラ寿司。
ワンディッシュおせちは昨年9月の日記にちょこっと書いたやつです。

半額だった「鮭とば」、もともとアイヌの人たちの保存食だったそう。