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THE VICINITY OF IZUMO

2016年3月13日日曜日

ぶらりと夕日撮影

ずいぶん暖かくなって春はそこまでって感じですね。昨日の夕方はその暖かさにつられ自転車で海に向かいましたが、もちろんカメラ持参です。着いた時には一人だけだったけれどそのうちカメラを持った人が増えだし、都合日本人3人と外国人1人が夕日の撮影を開始しました。当然カメラ女子など居もせず、全員がカメラおじさんです。そのうちの一人が、「こんばんワ~どうですか~」などと寄って来られたので、「ちょうどそこの岩にカモメがとまっていていい感じですよ~」などと答えながら二人で夕日に浮かぶカモメのシルエットをバシバシ撮っていました。まあだいたいカメラおじさんの中にはかなりの機材マニアも含まれているのでなんとなく互いのカメラを一瞥し、「おっ、ソニーのアルファ系、それも結構いいやつじゃん」なんて思ったけれど、相手の方も、「ヘヘッ?、パナソニックのマイクロフォーサーズ?それもえらい古いのじゃん、機材では勝ったね!」なんて思われたかどうかわからないけれど、それでも2人とも2大メーカーのキャノンでもニコンでも無いカメラを使っているという何か妙な連帯感を感じながら、お互い何となく意識して意味も無くレンズをとっ替えてみたり、縦構図で熱く被写体を狙ったりしていました。そのうち日も翳って寒くなってきたせいかそのおじさんは帰って行かれましたがワタシはまだまだ。だってカメラのテクニック本に、夕日の撮影は太陽が完全に沈んでからも30分は粘ることって書いてありましたもん。その証拠に100メートルほど離れたところで三脚に長さ30センチぐらいのでっかいレンズを付けたカメラをセットして撮っていたおじさんも、まだまだこれからって勢いです。でも結果としては雲の状態がイマイチでたいした写真が撮れなかったので、一足先に帰られたアルファ系おじさんの方が正解だったようです。

タイトルは「夕日を撮るおじさんを撮る」です。