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THE VICINITY OF IZUMO
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2025年8月15日金曜日

夏休みの工作

小学生の頃、夏休みの宿題にあった工作。何だかお父さん方の腕比べみたいな面もありましたが、ワタシは自力で鉛筆の芯を削るグラインダーやら、毛細管現象を利用したタイマーやらを作りました。そして6年生の時には空き缶に自作のステーをハンダ付けした蛍光灯を作って金賞を取りましたがこの作品、絶縁状態が悪くて感電リスク満載のかなりヤバい物でした。とまあ前置きはこれぐらいにして、今回やった夏休みの工作はアンプの改造。といっても工作っていうほどの加工もしてないし、そもそもワタシの場合夏休みって概念もありません。

20年以上前に中古で手に入れたオンキョーのアンプが完全に壊れてしまって。ジャンクとしてヤフオクに出しても値は付かないだろうし、かといってヴィンテージな見た目のこれを捨ててしまうにはあまりにも惜しい、となると自然に「デジタルアンプ(以下デジアン)を組み込んで復活させよう」というワタシなりの安易でインチキっぽい発想に行き付くワケです。

さっそく以前雑誌の付録についていたデジアンの基盤を持ってきて作業にかかりましたが、本格的にハンダごてを使うのは実に4年ぶり、以前レコードプレーヤーのDP-3000を修理した時(その時の様子はこちら)以来です。しかしもう何というか、細かいところは見えないし手は震えるし、ワタシこんなにもハンダ付けが下手になったのかと悲しくなりましたが、それでも徐々に勘を取り戻して後半は結構スムーズに事が運びました。

それではおおまかな流れについて、

〇アンプを分解し、部品という部品をすべて取り外す
残すのは機能部分として使う電源スイッチとボリュームのツマミ、入力端子とスピーカー端子、それとパイロットランプ、あとダミーとして使うツマミ類やスイッチ類。それ以外の部品はさすがにどれも古すぎたので破砕ゴミの袋に入れました。

〇フロントパネルやトップカバーの洗浄
マジックリンを使ってフロントパネルを洗ったところ文字や目盛りが全部消えてしまって。今まで何度かこれを使っているけれど、こんなことは初めてなのでかなり焦りました。まあボリューム以外のツマミ類はダミーで用を成さないのでいいんですけどね。

〇デジアン基盤を組み付け
基盤をシャシに固定してから入・出力の配線をハンダ付けします。あと基板からボリュームを外してシャシに固定後、改めてアンプと繋ぎます。

〇電源を取り付け
シャシ内に取り付けたコンセントに電源スイッチ経由の配線を接続、これに挿したDCアダプターからアンプに給電します。またパイロットランプ用の小さなトランスも取り付けますが、特に改造アンプの場合パイロットランプが光ってナンボなので、ここには全精力を傾けます。

ということで完成したのが下の写真。普段ステレオ部屋で使っている聴き流し用の小さなデジアンと今回改造したアンプとを入れ替えましたが、う~んやっぱりフルサイズのアンプはカッコイイ。音も以前とは一味違う感じで「見た目で音が変わる」というオーディオあるあるを自ら実証しています。

電源スイッチとボリュームしか機能しないけれど、ツマミがいっぱい付いた古いアンプの雰囲気がたまりません。

ほのかに光るパイロットランプもいい感じ。

ハナシの途中で出てきたレコードプレーヤーDP-3000、現在マイルームで使っています。そしてこの日記を書きながら聴いているのはアメリカの古いフォークグループ「ピーター・ポール&マリー」、たまにはこういうのもいいですね。

ついでに報告
これもある意味歯科技工士さんの工作ですが、6月初旬の日記に書いた前歯が折れた件。先週正面から見ても金具が全く見えない、保険適用にしてはなかなかいい感じの前歯が出来あがりました。しかし入れ歯作りってすごく時間がかかるんですね、知らなかった。

2025年8月8日金曜日

前回の続き

それでは前回に続きエアコンのハナシです。今回も少し長文ですが、興味のある方はお付き合いください。


作業その3 以前リビングダイニングに付けていた富士通ノクリアをステレオ部屋に設置
ちっとも冷えなくなったステレオ部屋の東芝大清快、古いうえにジワジワとガスが漏れるスローリークの常習なので、思い切ってストックヤードに保管していたノクリアを付けることにしました。ステレオ部屋の場合一階の右出しなので一番楽なパターンかと思いきや、外壁にあるカバーを外すと接続部は壁からちょこっと出ているだけでそれをグイっと下方向へ曲げてあります。どうもステレオ部屋は隣室との境戸が横引き2枚のため壁の厚みが他の2倍あり、そのため室内機から直接出ている補助配管も壁の外ギリギリの長さのよう。スローリークも無理に曲げたここで起こっていたと思います。

それでも何とか大清快を取り外してノクリアを仮付けしましたが、ノクリアの補助配管は大清快より微妙に短くて端っこは壁の中。配管を再利用しようと考えていたけれど、これでは予め新しい配管を繋いだうえで室内機を取り付けるしかありません。クソ暑い中でのこの状況に一瞬でヤル気が失せたので、一度外した大清快を元に戻すことにしました。

何度も曲げ伸ばししてかなりへしゃげた大清快の補助配管ですが「ええぃ、ままよ!」とばかりに再度曲げ加工して再利用の配管に繋げたところ奇跡的にガス漏れは無く、室内機・室外機ともにしっかり掃除したうえ足りないガスも補充したのでウチの中で一番冷えるエアコンに。ワタシも「古配管使い」の面目を保つことができて良かったです。もう大清快はこのままここで使い、ノクリアは和室のが壊れた時用として引き続き保管しておくことにします。

華麗に復活したステレオ部屋の大清快、型は古いけれど冷えはバッチリです。


エオリア14畳タイプについての検証と対策
続いてエオリアについて。これ、寝室に移設した10畳タイプもそうですが冷えません。いや、最終的には寒いぐらいに冷えるんですが、室温と消費電力とを見比べながらユルユル冷やしていくって感じ。風量を自動に設定した場合暑い日に起動すると最大風量になるハズですが、それも何だか控え目です。

最初はこんなもんかと思っていましたが、復活した大清快のガツンとパンチの効いた冷やし方と比べるとあきらかに違う、ネットで「エオリア・冷えない」などと検索すると似たような状況で困っている人が結構おられたので「ああ、エオリアってやっぱりそうなのね」って納得しました。ただこの状況に対して手をこまねいているワケにもいかず、その他の設定も含めて少しでもストレス無く使えるよう対策していきます。

〇においカットをON
これは室外機の停止と共に室内機のファンも止める機能。冷房で設定温度に達した後室外機が止まり、ファンが回ったままの室内機からぬるい風と共に異臭が漂うのを防ぎます。また除湿した水分が部屋に戻ってしまう「湿気戻り」を防ぐ効果もあるようで、この機能欲しさにエオリアを選んだというのもあります。

〇自動お掃除機能をOFF
ユーザー向けの説明書には載っていませんが、取り付け業者が持ち帰る据付工事説明書にリモコンでのやり方が載っています。運転累計24時間ごとに勝手にお掃除が始まるなんてかなりウザイし、なんか壊れやすいみたいだし、ハッキリ言ってワタシこの機能は要りません。まあせっかくあるので月に一度ぐらいはONにしてやりましょう。

〇エアコン本体の設定そのものを変更
これはユーザー向けの説明書にも据付工事説明書にも載っていない完全な裏メニュー、パラメーターを変更するみたいです。これをリモコンに表示させたあと冷房って項目の設定を変えたところ、冷やし方にパンチが効いてきました。設定したのは3段階ある中で一番弱いやつ、それでも変える前よりは素早く、そして良く冷えます。暑い毎日なのでもう一段強くしてもいいんですが、電気代との兼ね合いも考えて当面これでいきましょう。

とまあこんな感じで何とか使えるようになりましたが、裏メニューが無かったらどうなっていたことか。まあいずれにしても今回の件でワタシ「今後エアコンを新しくすることがあったとしても、もうエオリアを購入することは無いだろう」という結論に至りました。

最後にエオリアのアプリについて。外出先からスマホを使って細かい操作が出来たり自宅の室温がわかったりと結構使えるやつですが、部屋に人が居るか居ないかがわかるというのはまだしも、中国地方でのエオリア稼働率や最も多くの皆さんが設定している室温までもが表示されるのは何だかシュール、「あっ、いま中国地方では94パーセントの人が使っているからウチも遠慮なくエアコン入れるか!!設定温度は皆さんと同じ26℃で!!」ってやるんでしょうか?

エオリア14畳タイプ、10畳タイプ以上にカチッとした四角いデザインは気に入っています。いわずもがなの木目テープですが、無い方がいいかなあ。

暑い外から帰った直後など直接冷風に当たりたいときには風量やフラップの向きを変えますが、いちいちリモコンのフタを開けてあれこれいじるのが面倒なので、予め「外から帰ったとき用」にセットした汎用リモコン(左)を使い、ボタン一つですべてを変えています。

エオリアアプリの情報画面。この時の中国地方の稼働率は87%、設定温度は26℃とのこと。

これは2階の寝室に移設したエオリア10畳タイプ。これも裏メニューで冷房の設定を変えているけれど、1階との温度差のせいか使用感はリビングダイニングの時より落ちた気がします。

2025年8月1日金曜日

酷暑の中での高所作業

まず最初に前回書いたアイラップの件、使っているうちに貼ったテープがはがれてきたのでアイラップそのものを貯氷室から取り除きましたが、次の日見たら南氷洋の氷山なみの氷の塊が・・・効き目は結構あったみたいです。十分検証しないままいろいろ書いてすみませんでした。

ところで5月の日記で自慢げに書いた、リビングダイニングにパナソニックのエオリア10畳タイプを付けたってハナシ。皆さんに呆れられるのを承知で書きますが、またしてもここ用に今度は14畳タイプを買ってしまいました。理由は2つあるんですが、ひとつは電気契約を「おひさまシフトコース」に変更した関係で昼間の電気料金が安くなったので、今年の冬からここの暖房を石油ファンヒーターと能力に余裕のあるエアコンとのハイブリッドにしようと考えたから、もうひとつは外した10畳タイプを寝室で使いたかったからです。


作業その1 新しく買った14畳タイプをリビングダイニングに設置
買ったのはやっぱりパナソニックのエオリア、デザインと施工のしやすさが気に入ったのでこれにしました。そしてこの場所は今まで東芝からハイセンス、富士通、パナソニックと幾度か交換を経験しているので手慣れたもの、当然配管も再利用でワタシの勘に頼った締め付けトルクもなかなかです。たださすがに室外機に繋ぐ配管のガス側(太い方)が少々傷んできたので、そこだけフレア加工し直しました。

フレア再加工中、加工ツールはアマゾンで買った安い物ですが、使いやすいうえに精度も良いので気に入ってます。

設置完了後、やはり14畳タイプの室外機はデカい。


作業その2 外したリビングダイニングの10畳タイプを2階の寝室へ移設
タイトルの作業はこれです。15年以上使っている寝室の東芝大清快、別に壊れたワケではありませんが以前に比べて若干振動が大きくなりました。まあいずれ交換するときが来るけれど、ちゃんとポンプダウン(室外機にすべてのガスを封じ込める作業)してから交換したい、動かなくなってからDIYで交換すると大気中にフロンガスを放出してしまうことにもなりかねません。また今までは14畳タイプだったので室外機がやたらと重かったけれど、10畳タイプはかなり軽くてバルコニーへの負担も軽減できます。

で、寝室のエアコンは配管が右出しなので接続は屋外、ハシゴに乗っての作業です。おまけに前回やった配管の取り回しでちょっと気に入らなかった部分の改修もやったので、照り付ける太陽のもとでの長時間作業となりました。ここも配管は再利用しましたが今までに何度外したり繋いだりしたことか、これで未だガスが漏れないのはスゴイと思います。しかし真空引きがなぜかうまくいかない、何度やってもゲージの針が一瞬で真空から大気圧に戻ってしまいます。さすがにこれはおかしいと調べてみると、なんとマニホールドへのホースの接続を間違えてました。こまめに休憩を取り水分補給もしっかりとやったんですが、やはりこの暑さで「ボ~」っとなっていたみたいです。

ここが今回時間をかけて手直しした配管を雨どいのうしろに通している部分。殆ど隙間が無くてそのままではカバーが付かないので細かい加工が必要です。YouTubeで見るとプロでも配管の施工は雑な人がいるんですが、ワタシは時間がある分一切妥協せず、見た目の美しさを追求します。

これがマニホールドへの正しい接続、これを間違えたばっかりに要らない時間を食いました。

外した重い室外機。セガレに手助けを頼みましたが用事で来られなかったので、カミさんとウンウンいいながら2階から降ろしました。後日無料の回収業者さんに引き取ってもらいましたが、なんでも点検・修理したうえ引き続き海外で活躍するようです。ウチでの15年間、本当にお疲れ様でした。

しかし最近付けた10畳タイプをわざわざ外して寝室に移設するぐらいだったら、リビングダイニングは最初から14畳タイプにしとけば良かったのにって思われるでしょうがまさにそのとおり、エオリアの10畳タイプを付けた段階では冬にもエアコンを使うって発想がありませんでした。あとこれらとは別にもう一件エアコン作業をしたんですが、これはワケあって完成には至らず。/(-_-)\ それでは今回ちょっと長くなったので、使い勝手に結構クセのあるエオリアに対しての対策や、ダメだった作業その3については次回書きたいと思います。

2025年6月27日金曜日

くっつく氷

いきなりですが今日梅雨明けしたんですね。中国地方では昨年より一か月近く早い梅雨明けってもうビックリ、あとは水不足にならなければ良いのですが・・・

ということでここから本題、既にご存じの方もおられるとは思いますが、あまりにも感動したので書いておきます。15年前の新築を機に買ったパナソニックの冷蔵庫、ウチにとって初めての自動製氷付きで重宝してるんですが、数年前から貯氷ケースにたまった氷どうしが大きな塊状にくっついてしまうようになりました。その都度素手やアイスピックでバラしていましたが特に気を使うのはバーテンダー御用達のアイスピック。これでやると氷を持った方の手を突き刺してしまいそうでハラハラしますが、ピック部分がほんのちょっとだけ出るよう柄の部分を大きく握るのがコツみたいです。

とはいっても危なっかしさは変わらないのでまず何で氷がくっつくかを調べたところ、扉の開閉による温度変化や製氷装置全体の汚れや劣化、氷が水にならず水蒸気になってしまう昇華現象や水質の影響などがあるようです。それではと製氷皿を掃除したり給水タンクのフィルターを変えたりしたけれど状況は変わらないのでサジを投げていましたが、最近になって貯氷ケースの底にポリ袋を敷くという方法を知りました。

ただポリ袋なら何でも良いかと言うとそうではなく、使うのは「アイラップ」一択。別に氷どうしをくっつかなくさせるための物ではなく、レンジ調理や冷凍保存などに使う単なるポリ袋です。そしてこれを作っているのはカセットコンロでおなじみ岩谷産業のグループ会社、岩谷マテリアル。近所のコスモスには置いて無く専用ケースも欲しかったので、これらがセットになったやつをネットで買いました。で、使ってみた結果ですが、ス、スバラシすぎる、いつ見ても見事に氷がバラけていて、日々ハラハラしながらアイスピックを使っていたのがウソのようです。何で氷がくっつかないか岩谷マテリアルに問い合わせた人もいるみたいですが「仕様には無い事象のため正式な回答はできません」とのことだったようで、それはそれでビックリです。

専用ケースに入れたつまんで引き出す方式のアイラップ、結構多機能でいろいろと使えそうです。

貯氷ケースの底に敷きました。袋状のアイラップを裏返すのがポイントみたいです。

氷を戻して冷蔵庫にセット。ハラハラするアイスピックを一緒に写しました。


長くなりますがついでに・・
一枚目の写真でケースと一緒に写っている格子は4月頃にワタシが作ったものです。自宅では元々の間取りを全く無視していて、本来リビングに使うべき部屋をステレオ部屋にしたりダイニングと客間を兼ねたりと勝手気ままにやっていますが、そのダイニングへお客様をお通しする際には廊下を通ってもらっています。ただこの廊下はお客様が通る正規の動線ではないため、ダイニングへ入るときに台所のシンクが丸見えになるのがちょっと恥ずかしい、そこでシンクを目立たなくするために作ったのがこの格子です。普段のDIYではワンバイやツーバイのSPF材を使ってザックリ仕上げることが多いけれど今回使ったのは細い桐材、加工するのに結構気を使いました。

カミさんの評価はイマイチだったけれど、今では気に入ってくれているみたいです。

2025年5月9日金曜日

改修完了

昨年6月、暑い中カミさんと頑張って敷いたバルコニーの防水用シートですが、新年早々の日記に書いたようにその後シートの下が濡れている事に気づきました。すぐに応急処置をしたのでその後は大丈夫だったんですが抜本的な手直しが必要、ということで毎年5月恒例の外壁清掃前に全面改修を行いました。

濡れた原因は家屋側の水切り下部に対してシートの立ち上げが低かったせい。場所によってはほぼ平らで風雨の際そこに水が溜まったりして、これではシート固定用にいくら強力な防水テープを使っても漏れちゃいます。そこで元々二つ折りにしていたシートの折り目位置を変え、幅が広がった分だけ水切りのあたりまで思いっきり立ち上げてからテープで固定しました。近いうちにホースで水をぶっかけ外壁清掃兼水漏れテストをしますが、多分これで大丈夫だと思います。

今回の改修では一旦シート全体を剥がす必要があったので、当然2台あるエアコン室外機も撤去。そろそろ冷房を使う時期になるので改修が終わった時点ですぐに再設置しましたが、もうここの室外機、今までに何度配管を外したり繋いだりしたんだろうか?ただ今回も特にガス漏れなど無く、何事もなかったように復活しました。よく巷で聞く「エアコンを交換する場合は併せて配管も交換しなければならない」というハナシ、まあそれに越したことはありませんが、ワタシの経験からするとよほど痛んでいない限り再使用できます。フロンガスはR410AからR32に変わりましたが、それでも大丈夫です。

最後に配管の再使用にあたり、ワタシなりの注意点を書いて終わりにします。

・フレア部の傷や切れ、割れを点検し、異常がある場合は切り詰めを行う。
・フレアナットが止まるところ(レンチでの締め付けは少しだけで良い位置)まで手
 で軽く回せるよう、配管を真っすぐに修正する。
・フレア部にはナイログ(漏れ止め剤)を少量塗布するが、締め過ぎ防止のためネジ
 部には塗らない
・これも締め過ぎ防止のため再使用するフレア部にはトルクレンチを使わず、モンキ
 ーレンチなどで「クッ」っと締めておけば十分。この時ベース側に無理な力がかか
 らないようレンチを2本使う。
・ガス漏れの点検にはスプレー式のリークテスターを使う。安い中華製のピーピー鳴
 るやつは誤報ばかりで全く役に立たない。
・バルブからスローリーク(ゆっくりとしたガス漏れ)することがあるので、ネジ部
 に水道用のシールテープを巻いてからキャップをする。

以上あくまで主観で書きました。実際施工される場合は自己責任でお願いします。

キャップの根元に見える白いのがシールテープ。
通常こんなところからのガス漏れは殆ど無いんですが、マイルームの霧ヶ峰はチト怪しいのです。

再掲載ですがかわいい「チェリーボンブ」。チェリーボンブはワタシが付けたアダ名で、旧フロンのR410A用ボンベです。まだいっぱいあるのにウチでこのガスを使うエアコンは3台のみとなりました。どうしようか・・・


長くなりますがついでに
前回書いたアイドリングストップをキャンセルしたハナシ。あくまでワタシの想像ですが、運転中に違和感を感じたのは結構頻繁に充電のON・OFFが行われていたからだと思います。ワタシがやった改造でアイドリングストップはキャンセルできるものの、実際アイドリングストップキャンセルボタンを押さない限りシステム的にはアイドリングストップがON状態のままみたいなのです。

以前も書きましたがウチのムーヴは燃費向上のため「充電制御」が行われていて、バッテリーが満タンになるまで充電する一般的な方法では無く、腹八分目に抑える充電方法です。当然アイドリングストップは頻繁にスターターモーターを作動させるため、充電系統もそれに備えて頻繁にON・OFFを繰り返し、しっかりと腹八分目をキープしているワケですね。そしてウチのムーヴはバッテリーが少々古いため充電時に余計エンジンパワーを食われるようで、充電開始直後の負荷がかすかに感じる違和感に繋がっている気がします。その証拠にキャンセルボタンを押してアイドリングストップOFFの表示が出ている状態では全く違和感を感じません。

それにしてもこのアイドリングストップ、当然スターターモーターを酷使するし発電機の負荷も増えるのであまり経済的とは思えない。また充電制御の過酷な充放電に耐える専用バッテリーも高額なワリには寿命が短い感じ。結局何も付いていない昔ながらのクルマと比べても、財布への負担が増えるだけで環境への負担はそんなに変わらないんじゃないかとワタシは考えています。

2025年2月28日金曜日

ソファーを直す

今回は前回の続き、ソファーを直したハナシです。まだ実家にいるときに買って今はステレオ部屋で使っている3人掛けソファー、本革のワリにはえらく安かったけれど案の定1年くらいでヘタリ出しました。そしてその後はというと、ヘタリが益々ひどくなったので座面の奥を切ってクッション材を仕込んでみたり、表皮が痛んできたのでカバーをかけたりといろいろ。まあ20年近く使ってきたのでいい加減買い替え時です。

で、散々検討した結果、某Nトリのソファーをポイントが付く楽天でポチリかけましたがやはり3人掛けは高い、そこでダメ元ながら今のやつの座面内部に手を加えてみようと考えました。さっそく底布を剝がしてみるとクッション材はS字スプリングとウェービングテープのハイブリッド仕様でちょっとビックリ、でもやたらとそれらの間隔が広すぎる安普請でそりゃ早めにヘタるワケです。

そこで縁の下?の荒く組まれた骨組みに適当な木材を固定してみました。結果今までみたいにドスンと座面が下がることは無くなったけれど、クッション材自体を下から木材で支えているので少々固めでお尻が痛くなりそう。そこでカバーの下に畳んだケットを仕込んだらこれがバッチリで、何だか今までに無くいい感じに座れています。ただそれでも痛くなった場合はゴロンと寝ころぶことにしましょう。

両はじをテープで固定したのが追加した木材、緑色のやつがゴム素材のウェービングテープですが、完全に伸びきっています。

今回の手直しのため都合8回はソファーを倒したり起こしたり、かなり疲れました。掛けているやつ、実はベッドカバーです。

試行錯誤を重ねた種々木材の思い出。

以上が3番目のちょっとしたDIYですが、この後まだエアコン室外機2台を移動してのバルコニー防水シートの手直しが待っているし、それ以外にもやることいろいろ。ちょっと気が重いけれど頑張ります。

2025年2月21日金曜日

ちょっとしたDIY

2月もあと一週間程となりましたがまだまだ寒い日が続きそう、皆さんいかがお過ごしでしょうか?かく言うワタシも寒さのせいで外へ出る機会も少なく、リバウンドと闘いながらも自堕落な日々を過ごしています。あと屋内でできる作業を少々やったということで、DIYと言うほどでも無いけれど三つ書いておきます。

1.以前DIYで作った棚を2段にした。
2022年1月の日記に書いたキッチンのレンジカウンターと冷蔵庫の間にピッタリ収まる棚。無駄な空間の有効活用としてしつらえましたが、それでもまだ空間があるので2段にしました。ただ空気清浄機(脱臭機)の送風を妨げないため2段目は途中まで、また棚の下にゴミ箱とかもあるので高さも控えめですが、大きめなトレイを収めるのが目的なのでこれで十分です。

棚板追加前。

棚板追加後、今まで冷蔵庫の上に置いていたトレイがすっきりと収まり、横向きにワインボトルも置けました。棚の上には安いウイスキーが並んでいますが飾っているだけ、でもたまには飲みます。

2.シンク手元灯のスイッチを交換した。
元々のスイッチは小さいうえに固くて使い辛かったので、新たな穴を開けて大きめのスイッチを取り付けました。これでスパンスパンと小気味よくON・OFFできます。ちなみにこの手元灯は元々蛍光灯でしたが電球色のLEDに交換、不要になったグローランプと無駄に電気を食う内部の安定器は外しました。

以前セガレが「ウチのは手をかざすだけで点く」って自慢したので、今度来た時にこれを自慢しましょう。

3.古いソファーを改良した。
これについては何だかハナシが長くなりそうなので、次回の日記に書きたいと思います。

それではまた。

2025年2月14日金曜日

そろそろ墓石

今まで「墓の土地」については何度か書いてきたけれど、ロボット掃除機とかのいらない物?を買う時にフッと頭をよぎるのが「そろそろ墓石も買わないとな~」って思い、昨今生前にお墓を建てる人が増えているようなのです。ワタシ自身その時が来たら(骨だけになったら)別にストックヤードの片隅に置いといてもらってもいいし、前庭に植えたシマトネリコの根元に埋めてもらってもいいんだけど、世間(中でもカミさん)はそういうことを許さないようです。そこで案を三つ。

第一案
墓土地自体は前にも書いたように海が見える小高い場所にあるので、できるだけ見晴らし良く建てたいなっていうのが本音です。墓石は横型で今時のちょっと洋風なのがいいけれど、周りのお墓は「ザ・日本のお墓」って感じで背の高い立派なのばかり。それらにある程度高さを合わせるとなると土台部分をかなりかさ上げする必要があり、当然その分高額になります。

第二案
いっそのこと公園墓地などで見かける背の低い墓石やプレートタイプの墓石にする案。このタイプは全体をかさ上げするとかえって変なので、高さにこだわる必要は無くなります。ただこれもちょっといいのは案外高額で、どうせ周りを枠で囲うならいっそかさ上げして第一案でいけばいいじゃないかって方向に流れそうです。

第三案
もうこれは高さも何も関係なくただ安さだけを求める案で自称「DIY墓」、ついにワタシのDIYもここまで来ました。枠は化粧ブロックを積み、肝心の墓石はネットで安いのを探すか、初めて知ったけれどこれまたネットで売っている墓石キットを使うか、いずれにしても安く仕上げます。ただこの案は絶対カミさんに却下されそう、以前「墓石はその辺に転がっている丸石でいい」って言ったらえらく逆鱗に触れたもんで。

ま、もうしばらく時間はありそうなので、いずれここへ入居するであろうカミさんやセガレ夫婦の意見も聞きながらどうするか考えていきます。

ネットで見た凄いデザイン墓、これいっちゃろうか!!なんちて。

そしてこれが墓石キット、名入れ込みで175,000円。配送はなんと日本郵便だそうです。

2024年12月13日金曜日

ネコの小屋を作る

今年もいくつかやったDIY、その締めくくりとしてネコの小屋を作りました。といっても生きているネコでは無く、ネコの置物のための小屋です。

自宅の横庭の以前トロ舟で作ったメダカ池があった場所、今では何個かある植木鉢もすっかり葉が落ちて殺風景になったけれど、前々からここに「ラインの館」にあるイヌのブロンズ像っぽいものを置きたいなと考えていました。ラインの館は神戸の北野異人館街にある古い洋館で、学生時代深夜ドライブで訪れた時、数個の青い電球で作られたショボいクリスマスのイルミがとても印象的でここが好きになりました。

さっそくネットでイヌのオブジェを探しましたが、そこそこ大きいのはとても高いので断念、かわりにストックヤードの奥に仕舞ってあった黒ネコの親子を化粧直しして置くことにしました。ところが小屋を作る段になるとこれが結構ムズイ、今までさんざん知ったげに「DIYで・・」などと言ってきましたが、塗ったり掘ったりはしても細かな木材加工の経験はほぼゼロ、釘を打つことなんかワタシがまだ小学生だった頃の方がよほど上手でした。で、ウンウンいいながら作ったのが下の写真、ラインの館には遠く及びませんが、カミさんが結構気に入ってくれたので良しとします。

出来上がったネコ小屋、最初切妻にする予定だったけれど簡単な片流れにしました。

これと下2枚はラインの館のもの、ウチのとはずいぶん風格が違います。

イヌ小屋もブロンズです。

全部で3匹(体)います。

これ、メダカ池時代の横庭、これはこれでいい感じ。


備忘録
ここは日記というよりワタシの覚えとして、今年やったDIYを書いておきます。
・カミさん部屋の寿命が来たエアコンをハイセンスと交換
・雨もり予防としてバルコニーにシートを敷く(室外機2台の一時撤去を含む)
・東側のフェンス支柱を木製から樹脂製に交換
・前庭飛び石の一部改修及び水平出し
・バルコニー内外のサイディング切り口を防水加工
・バルコニー手摺のステー基部を防水加工
・西側の金網フェンス支柱を木製から樹脂製に交換
・ネコ小屋作成

2024年11月8日金曜日

DIY(補修)は続く

先日、自宅東側フェンスの杭を交換したハナシを書きましたが、その後もあちこち補修は続いています。先月初旬までは暑さのせいでヤル気も起きなかったこともあり、本格的な山陰の冬が訪れる前に一気に済ましてしまおうという算段です。

最初にやったのは約15年前に設置した庭の飛び石、一部階段状になっているところがだんだん傾いてコケそうになるので、駐車スペースから玄関までと南側道路から玄関までの2箇所を水準器を使って調整しました。そして次にやったのは、花壇の枠や前庭の土止めとして使っている伏せたU字溝の再塗装、1年半ぶりです。

ところで南側の細い道を挟んですぐ目の前にあるブドウ畑、既に廃業されて少々荒れた状態になっていますが、いずれここも造成して住宅なり施設なり何か建物が建つと思われます。そこで真新しいそれらと自宅とを見比べた時にあまり古ぼけて見えないよう、あちこちの補修は必要かなって勝手に考えています。今月中に外壁関係の補修作業を後2つこなして今年のDIYは終わりにします。

ついでに、若者の恋愛を邪魔した件
そのブドウ畑の隣に空き地があるけれど、夜になると近所に住むハタチ前の男の子と付き合っている彼女がクルマでやってきて、その場で2人おしゃべりしています。青少年の恋愛に理解があるワタシなのでそれについては何も思わないんですが、ある時階下からカミさんが風呂が空いたと声をかけてくれたのでワタシ大声で「うぉーい!!」って返事しました。

ところがその日たまたまマイルームのガラス戸を開けていたもんでその声が外に響き、若いカップルは自分たちが叱られたとでも思ったらしく慌ててエンジンをかけ走り去って行きました。まあ誤解とはいえ愛を育んでいるカップルに何だか悪いことをしてしまったようなので、日中たまたまその彼女を見かけた時にこやかに挨拶しようかと思いましたがその彼女、何だか「鬼でも見るかのような目つき」でワタシを見るので近寄りがたく、少々悶々としています。

ビシッと平らにしたけれど逆に何だか違和感が、人間工学は難しい。

得意の「水性クレオトップ」でダークブラウンに再塗装、塗りやすく耐久性も抜群です。

2024年10月28日月曜日

フェンスの支柱を交換する

3年前DIYで自宅の東側に設置した木製フェンス、高さ1.2m、長さ10m超の大物です。ただ支柱は木材に防腐塗料を塗って地面に埋めただけなので、特に花壇に沿ったやつは案の定腐ってしまいました。元々一定期間ごとに支柱だけ更新するつもりでしたができればやりたく無い、そこで何か代わりになる物は無いかと探したところ樹脂製の杭がみつかりました。6センチ角で長さ150センチの物が楽天で1本1.300円程、腐らないこれを使おうと早速注文しました。

やり方としては今ある支柱の足だけをカットし、残った部分に樹脂杭を抱き合わせるというもの。板がずれないよう端から順に施工していきますが横から眺めた時真っすぐ見えるようにするのが意外と難しい、13本の支柱をそれぞれ単独で立てるのでどうしてもゆがみが出てしまいます。ということで3日がかりでやっと完成、ある意味一から作るのよりも大変だったけれど、ゆがみも最小限に留めることができました。

風当たりの強い場所は支柱をWにしたので、それなりに費用がかかりました。また元々の支柱と樹脂杭の結合はステンレスのボルト・ナットを使ったけれど長さ13センチのこれがネットでも近所のホムセンでも1本500円近く。ただナンバだけは230円程で売っていたのですべてここで調達し、浮いたお金で手伝ってくれたカミさんと牛丼を食べに行きました。

しかしこのカミさんに向けて、無くてもあまり影響がないストックヤードに一番近いところの中間柱だけ1本残し、また気が向いた時にやるという「サグラダ・ファミリア」みたいなのを提案したけれど「どうせやるなら全部済ました方がいい」と却下されたので仕方なく完全に終わらせました。ワタシが考えるところの「未完成の美学」を理解するセンスを持ち合わせていないオンナです。

水準器をはじめとする今回使用した主だった道具たち、特に電動ドリルは小型ながらも最後まで良く頑張ってくれました。そして手前の小さくて赤いやつはドリルガイド、樹脂杭に真っすぐ穴を開けるのに重宝しました。

これは3年前完成した当時の写真。

これは今回の施工をフェンスの裏側から、ステンレスのボルト・ナットでガッチリ固定しています。

これは以前からだけど、3か所だけワイヤーで作ったリングを付けています。台風級の大風が吹くときだけこれと地面に挿したアンカーとを別のワイヤーで繋ぎます。

参考までに、3年間地面に埋まっていた部分。上の日当たりの良いところのは角材の形をしっかり保っていて再塗装すればまだまだ使えそうですが、下の花壇に沿っところのは水やりのせいか腐ってボロボロです。

2024年9月26日木曜日

杭を更新する

先月17日の日記に書いた墓土地に立てた杭が朽ちて折れていた件。このたび新しい杭に更新してきました。最初プラスチック製の「境界杭」を立てようかと思いましたが、木の杭に比べて値段が高い、ちょっと短い、紐を通す加工が大変そう、風流さに欠ける、役目が終わった後の使い道が無いといったことを考え、1本200円足らずの丸く加工した木の杭にしました。元々防腐加工してありましたがさらにその上から防腐剤を塗布、これで当分持ちそうです。

さっそくカミさんと一緒に更新作業をしましたが、すっかりいい感じに仕上がったので最後に効果が半年続く除草剤をパラパラ撒いて終わりにしました。以前お寺に嫁に行った女性から「墓地では除草剤禁止ですよ」ってハナシを聞いていましたが、多分これは元々「そんな横着をしないで、自らの手でこまめにお墓の手入れをしなさい」っていう戒めなんでしょう。ただウチは墓土地だけでまだ墓石も何もないのでそんな戒めなど意に介しません。

杭には金具を付けて紐を通してますが、全く見えませんね。

これは朽ちて倒れた杭を応急処置で打ち込むのに使った石。映画「オデッセイ」で火星に一人取り残された宇宙飛行士が、道具の代わりに岩で探査機の屋根に穴を開けるみたいにやりました。古い墓石のカケラでは無いのでバチは当たりません。

2024年7月8日月曜日

2つ作ってもらう

ハンドクラフトが趣味のカミさんがワタシに2つの物を作ってくれました。

ひとつめは運転中クルマに常備しているひざ掛けをワタシの前掛けにするための便利グッズ。長距離の時などコンビニのホットコーヒーを飲みながらの運転が常なんですが、荒れた路面ではこれがなかなか難しい。特に三刀屋からラーメンハイウエイ(無料の尾道・松江線)に乗って比較的すぐのところにクルマが大きくバウンドする箇所があり、以前そこで飲んでいたコーヒーを白いシャツにこぼしました。それからはカミさんがひざ掛けを胸元あたりに掛けてくれるようになりましたがどうしてもずり落ちてしまう、そこで考えたのが今回のグッズで、運転中でもサッと装着してもらえます。まだ実際に使用していませんが多分大活躍してくれることでしょう。

もうひとつはゴムで留めるズボン、ふんわりとした軽い生地で今の季節にもってこいです。これで外出してもいいけれどバルーンパンツって言うんですか?ちょっと膨らんだデザインのやつ、ワタシが履くと盗賊の下っ端(アリババと40人の盗賊から)みたいになるので、とりま家の中で穿くことにします。あと「ちょっと小さいかも」ってことだったけれど、ダイエットしたワタシは以前のワタシとは違うんだよって・・・実際リバウンドによって5キロほど戻りましたが。

これがひざ掛けを前掛けにする便利グッズ、紐の部分を首にまわしてからクリップでひざ掛けを留めます。ちゃんと長さの調節もできますが、何となく介護臭が。

作ってくれたズボン。カミさんが自分用に作るつもりが裁断するサイズを間違えた疑惑がありますが、それはワタシの胸の奥にそっとしまっておきます。

2024年6月18日火曜日

やっぱりハイセンス・・・ (ToT)

カミさん部屋のエアコンが壊れたので、今月10日の日記のとおりハイセンスのエアコンを取り付けました。元々リビングに付けていたこれは短期間のうちに室(内)機内部でガス漏れが発生、スッタモンダの末に新品に交換してもらい保管していた物です。さっそく作業にかかりましたがカミさん部屋は右出し配管なので、室内機から出ている2本のパイプをそのまま壁の穴にズボッと差し込み外で室外機に繋いで終わり、やっぱり右出しはずいぶん楽です。それとまだいけそうだったので14年前の古い配管を再利用しましたが特に問題なく、小一時間ほどで取り付けが終わりました。

その後いっぱしのエアコン職人ヅラしてカミさんに取付完了を報告しましたが、さっそく使いだしたカミさんは浮かない顔。そうなんです、ガス漏れに気を取られて忘れていましたが、このエアコンは以前からザックリというか大雑把というかそんな動き方なんです。室内機が新品になってもやっぱり同じでした。

詳しく書くと「冷房」モードでは設定温度と実際の室温に6℃以上の開きがあるうえ室温の変動幅が大きく、それではと「除湿」モードにすると今度は際限なく室温が下がっていく。そこで今回初めて「自動」モードを使ってみましたが、不満はあれどギリギリ使えるかなといったところです。センサーが鈍いのか制御プログラムが適当すぎるのかわからないけれど、ネットで見ても同じ症状を訴える方がいらっしゃるのでやっぱりこれがこの機種の仕様みたいです。(/_;) シクシク

なんか気分的にはジモティーを使って欲しい人にタダであげてもいいぐらいなんですが多分もらった人も困るだろうし、まっ、カミさん部屋のエアコン稼働率は低いので、ここはグッと我慢して自動モードで使うしかないですね。このモードでは何故か突然強風が吹き出したりしますが、風向きを少し横にするなどして対処してもらいましょう。

取り付け終了直後の室内機、まだこれが大雑把なのを思い出す前に撮りました。

こちら室外機。普段は横にある木製カバーで覆っています。

おまけ
外したエアコンはネットで見つけた「エアコン無料回収王」で引き取ってもらいましたが、実際取りに来るのは佐川急便さん。今どきのに比べてかなり重たい室外機の上に室内機を重ねて段ボールで覆ったものをカミさんとヒーヒー言いながら駐車スペースまで運びましたが、いつも来られる小柄で明るい佐川のオジサンが「大丈夫!大丈夫!」って言いながらそれを一人で抱えて少し離れた場所に駐めたクルマにドン!って積まれたんですよ。ワタシあっけにとられました。

これは「エアコン無料回収王」からメールで送られてきた正しい梱包の例。( ゚д゚)
ウチのは写真を撮り忘れましたがこれより多少良いぐらいで、ワタシがヤフオクで培った自称「梱包名人」の名が泣きそうでした。

2024年6月2日日曜日

シートを敷いた日

先日ちょこっと書いたバルコニーにシートを敷いた件、好天の中カミさんと頑張りました。そもそも雨漏りなどは無かったのですが新築時から既に14年が経過、一昨年外壁全体のクリヤー塗装をやったので今年はバルコニーの雨漏り予防をと考えていたのです。シートを敷くにあたって何か注意事項はないかとネットで調べましたが、ウチのはバルコニーの形に合わせて樹脂で一体成型されたやつで、ウレタン、FRP、塩ビシートと3種類ある代表的な防水工法のどれにも該当しないタイプ、まっ、上からシートで覆っても特に問題はないだろうと勝手に決めつけて作業を開始しました。

工程としては元々全面に敷いてあるジョイント式のスノコを撤去後、溜まったゴミの掃除、洗剤を使ってスポンジで洗浄、乾燥、シート敷き、シートの端を防水テープで固定後スノコを元に戻すって感じですが、スノコを取るとそこはすごい砂埃。そしてそれ以外にもここで食い散らした食べ物のカス、干からびたヤモリや虫の死骸など盛りだくさん、14年の間にこんだけ溜まるのかと感心しました。

そしていよいよシート敷き、売っている中で一番厚いシルバーシートで12畳用と6畳用の2枚を楽天で買い、それを二つ折りにして敷いたのですがこれが大変な重労働、重いうえに防水テープで固定する端の部分を残してピッタリ敷かねばならず、バルコニーも途中から若干幅が変わるのでここの調整も必要、最初エアコンの室外機を持ち上げておいてシートを差し込むなんて考えていましたがとんでもない、前日に2台とも撤去しておいて正解でした。結局敷いて固定するだけでかかった時間は3時間以上、もうやりたくありません。後日ここにワインやおつまみを持ち込んでカミさんと完成祝い兼慰労会をしました。

ところで敷いたシルバーシートの耐久性はどれくらいだろうか?まあ上にはスノコを敷いているので直射日光はほぼ当たらず、おまけに厚いのを2重にしているので10年ぐらいは雨漏りを予防してくれることを期待します。あと撤去していたエアコンの室外機、次の日元に戻して真空引きからやりましたが何の問題もなく動いてくれました。今までに何度もここの配管をいじっているのでさすがに継ぎ目からガスが漏れるのではと心配していましたが、ワタシこれは奇跡に近いと思っています。

寝室に置いた大小2台の室 (外) 機。いつも外で頑張っていますが、2晩だけここで室 (内) 機の気分を味わい幸せそうでした。

2024年5月29日水曜日

散水ノズルを踏んだ日

好天が続いた今月2週目から3週目にかけて、毎年恒例となっている自宅外壁や窓の清掃と、今年1月の日記にやりたいこととして書いたバルコニーに防水用のシートを敷くというのをやりました。ということで今回はまず外壁等の清掃について。

この作業は毎年だいたいゴールデンウイークの頃にやるんですが今年は少し遅め、というのも4月末にギックリ腰をやらかしたもんで、ある程度回復するまで作業は控えていたんです。そして満を持して取り掛かったのですがそのいでたちはと言うとTシャツにズボン、足元はサンダルで頭には麦わら帽子。脚立を使って軒天や雨どいまで洗剤を付けたスポンジで洗い、最後にホースの水をぶっかけるのでこちらも当然水をかぶるんですが、そんな時に濡れても平気な麦わら帽子やサンダルが好都合なのです。

そして順調に作業が進んでいたところでアクシデント発生、だいたい2メートルぐらいずつ移動していきますが、洗った場所に水をかけるため脚立を下りかけた最後の一段を踏み外し、足を突いたそこには散水ノズルが。履いていたサンダルは100均のセリアで買ったペラペラの物で衝撃の吸収力や突起物に対しての防御力は限りなくゼロ、ワタシ「イッテ~~~~~~~~~~~~!!!!」って叫んでしまい、その後5分ほど悶絶タイムを取りました。

そして思い出したのがニュースで見た「外国人観光客による富士山の強行登山」。富士山を甘く見て軽装で登る外国人が後を絶たず、中には旅館のスリッパで登る人も。そしてサンダル履きで来た外国人が言うには「濡れてもすぐ乾くのでサンダルが良い」とのこと、その時ワタシ思わず「ナルホド」って感心しました。ただサンダルで富士山はどう考えても無茶苦茶だけど、サンダルで外壁清掃はまっとうな選択。ただワタシがドンクサイうえに注意散漫で負傷したってだけのハナシです。

踏んだ散水ノズル、特に鋭利な個所はありませんが破壊力は抜群。

履いていたセリアのサンダル、安全靴とは対極をなす代物です。

2024年5月17日金曜日

家電との闘い・・・の予感

先日「エコキュートがエラーコードを出した」ってセガレが報告してきました。ウチのエコキュートも昨年タンク上部から熱湯が噴き出したのをDIYで修理しましたが、セガレの場合外的要因で壊れたみたい。そんな折ウチのストックヤードに置いた古い洗濯機も、給水から洗いに切り替わる際にエラーコードを出して停止。マニュアルのエラーコード表を見ると「点検・修理を依頼してください」とのことで、今年の夏も昨年同様家電との闘いになるんだろうかとイヤな予感がします。

ということでやはり一番の対戦相手はエアコン、昨年は室外機の移設や修理、ガス補充などをずいぶんやったので今年は少しでも平穏に過ごしたいところです。ただ近々バルコニーの雨漏り予防のため、ジョイント式スノコの下にシートを敷く予定なので2台置いてある室外機をどうするか・・・少し持ち上げといてカミさんにシートを差し込んでもらうのもいいけれど、下手に動かしたらまた配管の接続部からガスが噴き出しかねません。う~ん、ここは面倒でもポンプダウンして一時的に室外機を撤去するのが正解かもしれませんが・・・どちらにしてもガス漏れのリスクは付きまとうし。まっいろいろやってみて、また結果を報告します。

再掲載ですがウチのエコキュートを修理した時の図。タンク上部につながったパイプの根元から熱湯が噴き出したのでカチカチになるパテで埋めました。温度差によるパイプの伸縮でパテに隙間ができたり割れたりしないかが心配でしたが、1年以上経った今も漏れはありません。

これは放射性物質を含んだ冷却水が漏れるという事故を起こした原子力潜水艦の映画「K-19」のワンシーン。うちのエコキュートもこんな感じで熱湯が噴き出しましたって、さすがにここまでではなかったです。

古いサンヨーの洗濯機がエラーコードを出したのは、単に洗剤のキャップが挟まってフタが完全に閉まっていなかったのが原因でした。(´Д`A;) あと屋内に置いたハイセンスの洗濯機、昨年水漏れの修理をしてもらってからは今のところ大丈夫みたいです。