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THE VICINITY OF IZUMO

2023年2月25日土曜日

昔のカーオーディオ

下の写真を見て下さい、アマゾンで売られているカーオーディオなんですがワタシと同世代の人ならピンと来るハズ、そう、これって多分昔のカーラジオに似せてあると思います。

当時のカーラジオはどんなクルマでもたいがい写真のようなデザイン、左右のつまみは選局と音量、中央に複数ある機械式のプッシュボタンで運転中でも手軽にダイレクト選局できます。選局つまみを回して希望の放送局を受信し、セットしたいプッシュボタンを一旦手前に引き出してからグッと押し込むと、そのボタンに受信した局が機械的にメモリーされるというものでした。

ただこれはラジオ専用なので、好きな音楽を聴くには別にカーステレオが必要。ワタシが免許を取った頃には既にカセットテープが主流で、愛車デボネアにはグラフィックイコライザー搭載のアルパイン製カセットカーステレオを付けていました。そしてそれ以前のカーオーディオといえばエンドレステープの8トラック、カセットの後はCD、そしてCDチェンジャー、MD、Mp3、ブルートゥースと移り変わって行きましたが、ホントワタシと同世代の人達は何もかもがめまぐるしく変遷する時代を駆け抜けてきたように思います。

ところで先日、共に大阪に進学した高校時代の友人からホント久々に電話があり、思い出話しに花が咲きました。その中で出たのがその友人と当時の愛車ホンダZに乗って心斎橋あたりで停まっていた時、サーファー風のすごくかわいい女の子2人から逆ナンパされたハナシ。その時その子達をクルマに乗せたのはいいけれど、その後何をすることも無く暫く走ってから降ろしてしまったんですよ。今になって考えるとワタシ達よほどウブだったのか田舎者だったのか・・・、友人が言うにはその時8トラックテープで何かの音楽をかけていたとのこと。ワタシそれはすっかり忘れていたけれど、確かに年上のイトコから貰ったワリと高級な8トラックカーステレオをホンダZに付けていたのを思い出しました。このホンダZ、先輩から買ったオンボロだったけれど、しまいには思いっきり引いたサイドブレーキが根元からズボッと取れたんですよ。それらについてはまたの機会に書きます。

2023年2月22日水曜日

スピーカーを運ぶ

2月も終盤ですね、もう雪も降らずに春を迎えるのかな?それはそれでいいけれど、1月の日記に今年中にやりたいこととして「雪景色のジャケットと同じ写真を撮る」と書いたものの、先月の積雪時にはカメラマン(カミさん)の都合で結局撮影はできませんでした。

ところで1階のステレオ部屋、冬の間は殆ど稼働していませんが前々から試してみたかったことをやってみました。それは2階の寝室に置いたAVシステムのトールボーイ型スピーカー(DALI製)を下で鳴らしたらどんな感じに聴こえるかってことで、さっそく重いこいつを2本ステレオ部屋に運び入れて聴いてみました。結果としては高音も綺麗でまずまずの音、その後再び2階へウンコラと運び上げて元へ戻しました。

「下ろしたり上げたりご苦労なこった」って感じですが、どちらかと言えばAV用途のこのスピーカーでもしっかりイコライジングすればオーディオ用途として十分使えることがわかったのでそれだけでOK、元々これを下で使うつもりは全く無かったのですぐに戻したワケです。世間一般ではこういった行為を「暇つぶし」と呼びます。

現在ステレオ部屋にはソニーとアルテックのスピーカーを置いていますが、左右スピーカーの間にはお飾りと化している石(トランジスタ)と球(真空管)のアンプが2台。同期の友人はその場所に大画面のディスプレイを置いて良い音でライブ映像などを観ることを強く勧めてきますが、ワタシ的にステレオ部屋は映像鑑賞では無くあくまで音楽鑑賞の場、ここにディスプレイを置いたら負けだと考えています。

サランネットを付けてない2本が下したやつ。

2023年2月18日土曜日

乗り物の音

先日のワリと暖かい日、カミさんと外出ついでに出雲空港へ寄ってきました。何気なしに寄ったので宍道湖方面へ向かって飛び立つ大阪便を見ただけで帰りましたが、出雲空港でこんな東風の日には斐川側から着陸する飛行機を見るのがベスト。滑走路の西の端に行けば頭の上をかすめるように降りてくる飛行機の「ギィーーーン!!」という迫力あるエンジン音と着陸後の「ゴァーーー!!」というリーバーススラスト(逆噴射)音を聞くことができます。これは出雲市で誰でも聞ける音の中では多分最大の物、普段は静かな環境で軽い音楽を聴いたりするのが好きですが、たまには迫力あるジェット音でたるんだ日々の生活を叱咤してもらうのもいいもんです。

ワタシ乗り物なら陸・海・空と何でも興味があるんですが、やはりどの乗り物も音があってこそ。そこで今まで聞いた中で一番デカイ音だったものについて、それぞれ書いておきましょう。

飛行機
これはもう、美保基地航空祭で展示飛行した確かF15戦闘機のアフターバーナーを使った急上昇、「バリバリバリバリバリ!!」という空気を引き裂くような轟音は雷も真っ青です。現在使われているジェットエンジンは排気ガス(推進ガス)の中にかなりの量の酸素が残っているので、そこに新たな燃料を投入して燃焼させるのがアフターバーナー。大きな推力を得ることができますが、これを使うとビックリするほど燃料が減るそうです。

鉄道
これは乗り物というより乗せ物なんだけど横浜中華街からの帰り、JR根岸線の石川町駅で電車を待っている目の前でなぜか緊急停止した貨物列車。エネオスのマークを付けた長大編成のタンク車(タキ)が電気機関車にけん引され高速で入ってきましたが、それらが「キーキーキーキーキーーーー!!」、「キリキリキリキリキリキリキリキリキリーーーー!!」、「キーーーーーーーーーン!!」、「ガシャーン!!!」、「ゴオーーン!!(タンクに響く音1)」、「ガアーーン!!(タンクに響く音2)」って急停車したので、その耳をつんざく轟音に思わず耳を塞ぎそうになりました。

クルマ
これはもう、借りていたマツダサバンナRX-3の排気音に他なりません。(その様子はこちら)


これはもう、乗っていた漁船が他の漁船に衝突した時の音に他なりません。(その時の様子はこちら)

以上、毎度安定のしょうも無い内容で失礼しました。

動画がうまく撮れなかったので写真で、大阪便のボーイング737です。

2023年2月15日水曜日

麻薬たまごを作る

「麻薬たまご」って何やら物騒なネーミングですがそれぐらいクセになるってことらしく、元々は韓国料理のようです。ユーチューブを見ていたら何故かトップに出てきたので作ってみました。

で、それを冷蔵庫で一晩寝かせたのが下の写真ですが何かこの見た目、中国の食材ピータンを思い出しました。小学生の頃、今は無き大社町体育文化センターで毎年「中国物産展」なるものが開催され、胡弓の音が流れる中で安っぽい中国の民芸品や日用品を売っていました。そして大きいカメの中にはもみ殻をまぶした謎の球体が沢山入っていて「なんじゃこりゃ?」って思ったそれがピータンでした。しかし物産展ではパッとした物が無かった中国が、今やこれほど国際情勢に影響を与える国になるとは思っても見ませんでした。

あっすみません、ハナシを戻して出来上がった麻薬たまごを食べたところ・・・う~ん、おいしいことはおいしいけれどちょっと味が濃すぎるような、次回はもっと優しい味になるように加減しましょう。これの作り方はユーチューブで見られるので「麻薬たまご」でググって、もとい、ユチュってみて下さい。かなりの数が投稿されているので、好みのレシピを選んで作られるのが良いと思います。

もみ殻っぽく見えるのは、刻んだ玉ネギや炒りゴマ。

2023年2月11日土曜日

ユーミンとかのレコードたち

トロピカルブームのレコードに続く最終回は、ユーミンこと松任谷由実さんのレコード。松任谷由実さんは今なお活躍中で、昨年は日本の文化功労者として表彰されました。

島根県民会館であったユーミンのコンサートを観に行ったのは高校生の時、その頃からユーミンのレコードも揃えていったけれど「DESTINY」や「入り江の午後3時」、バラード系では「潮風にちぎれて」や「海を見ていた午後」などが好きでした。当時ワタシの周囲はほとんどがピンク・フロイドなどのプログレロックにはまっていて、ユーミンを聴いている同級生はいませんでした。

もう何枚かあったハズだけど・・・

レコードやCD以外ではコンサート「WINGS OF LIGHT」のレーザーディスクも買いました。先日久々にレーザーディスクが壊れる前にとDVDにダビングしておいたのを観ましたが、30年以上前のコンサートにもかかわらずもの凄く凝った照明と舞台装置で、現在のコンサートに何ら引けを取りません。ただステージから立ち上がってくる複数の大型モニターは液晶では無くブラウン管、やはりここらは時代を感じます。

さすがにダビングは画質が落ちますが、それでもキレイ。

あっ、すみません、レコード紹介のつもりが何か脱線してしまいました。レコードはユーミン以外にもいろいろありますが、最後に2枚だけ紹介して終わります。

アリス結成前の谷村新司さんのバンド「ロック・キャンディーズ」のレコード。2016年の日記でギター練習の課題曲にした「春は静かに通り過ぎていく」はこれに入っています。ギターの方は出だし以外まあまあコピーできました。

1枚だけ持っているビートルズのレコード、ワタシの好きな「ALL MY LOVING」や「HOLD ME TIGHT」「NOT A SECOND TIME」が入っているアルバムです。

2023年2月8日水曜日

タネ菌を変える

今回はいつもヨーグルトメーカーで作っているヨーグルトのハナシ。ずいぶん前の日記にそのことについて書きましたが(その様子はこちら)あれから約6年間ヨーグルトを切らしたことは無く、一週間に1回のペースで作り続けています。そして長年タネ菌として内臓脂肪を減らす効能がある「雪印ガセリ菌SP株ヨーグルト」を使っていましたが、今回初めて違うものにしてみました。

新しく採用したのは「森永乳業トリプルヨーグルト」。血圧、血糖値、中性脂肪を抑えるというワタシのようなオッサンにとって嬉しい効能ばかり、ただあくまで今までと同じ設定で作った結果として雪印より味や食感が落ちるのが残念なところです。今後は時間と温度の設定を微調整しながら森永と雪印を交互に使っていきましょう。効能もいいけれど、やっぱり食べ物である以上美味しくないと始まりませんしね。

しかしホットサンドメーカー、焼おにぎり器、ホームベーカリー、かき氷器と数回使って後は仕舞いっぱなしの小型キッチン家電の中にあって、ワタシが何年も使い続けているヨーグルトメーカーは稀有な存在です。これは日々の健康を思ってのこともありますが、少量のヨーグルトが牛乳と僅かな電気代だけで10倍ぐらいになるというところが、ワタシのケチい性格を満足させていることに他なりません。

ヨーグルトメーカーは体重計のタニタでは無く「タニカ」製、少し高めですが使い勝手は良好です。

2023年2月4日土曜日

トロピカルブームのレコードたち

今回は先月書いたマイベストアルバム2の続き、下の写真はトロピカルをテーマにしたレコードです。ワタシの学生時代にトロピカルブームが巻き起こり、これらのレコードが発売されました。

当時ワタシもトロピカルな雰囲気が大好きだったので、夏になるとブームに便乗して学生アパートの窓にはカーテン代わりのスダレ、オレンジ色のほの暗い照明やそれらしいグッズを置いたりなど部屋をトロピカル調にしていました。そして近所の酒屋で買って来たラム酒やらグレナデンシロップやらを使ってトロピカルドリンクを作り、バイト代を貯めて買った窓用クーラー(NECの白樺)でギンギンに冷やした部屋で、同じアパートの友人たちとトロピカルパーティーをやったりしました。

で、そんな時に流していたのが最初に書いたレコードたち、今でもジャケットを見るとその当時を懐かしく思い出します。今のマイルームにトロピカルな雰囲気は全く無いけれど、ほの暗い部屋が好きなのはこの時の影響からかもしれません。

そうそう、愛車デボネアのダッシュボードにもかわいいミニチュアのヤシの木を置き、アロハシャツにジーンズといういでたちで窓をフルオープンにし、真夏の大阪や出雲を走り回っていました。そんな、暑いのにエアコンぐらい使えば?って思われるかもしれませんが、デボネアは冷風が車内の後ろから吹き出すリヤクーラー仕様、エアコンを入れても前席はそこまで涼しくなかったんですよ。

もう2枚ほどあったハズだけど・・・

学生時代に買ったラム酒。ラベルのヤシの木が気に入って今でも使っています。

2023年2月1日水曜日

また間違えた・・・

先日の雪の日、一人でコスモスに行ったのはいいけれどクルマに乗ろうとしてもカギが開かない、ドアノブにあるボタンを何度押しても反応しないので「おかしいな~?」って思いながらよく見ると、何とウチのムーヴと同型・同色の他人のクルマでした。さすがに気まずいのであたりをキョロキョロ見渡してからササッと離れましたが何をやってるんだか、ホント最近の自分が心配になります。ちなみにウチのムーヴは間違えたクルマのすぐ後ろに駐めていました。

とは言ってもその時雪が本降りだったのと、ワタシが駐めた時には前に違ったクルマが駐まっていたので間違えるのも無理は無いかもしれませんが、これ以上日々の間違いを犯さないように慎重に行動していきましょう。

ところで間違いと言えば思い出すのが広島在住の頃のハナシ。一人で2号線沿いのオートバックスに行って並んだ品物を見ていた時、見知らぬ若い奥さんがワタシの腕に自分の腕を絡めてきました。そしてワタシが「エッ!?」って振り返った瞬間に奥さんも小さな声で「あっ!」っと言い、ピューっと逃げて行かれました。それからというもの本来の旦那に腕を絡めて何回もワタシの前に現れるので「ハイハイ、自分のダンナと間違えたってことは良く分かったけんね」と見ていましたが、確かにそのダンナはワタシと似たような背格好でした。それにしても奥さんの逃げ足の速かったこと、相手がワタシだったのがよっぽど嫌だったんでしょうかねえ?

今回クルマ間違えの現場となったコスモス白枝店。