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THE VICINITY OF IZUMO

2020年10月31日土曜日

繋がるけれど機種違い

朝晩冷え込む時期になりました、今朝なんか気温10℃です。ところでまたネットのハナシですが、先日ソフトバンクエアーのエアターミナル未使用品をヤフオクで手に入れました。ソフトバンクエアーは自宅でしか使えず地域によっては電波が弱いとか、夜間は意図的に速度制限がかかるとか、かといって解約ともなると状況によっては結構な費用がかかるということであまり評判が良くありません。おまけに解約した時点でエアターミナルはただの箱になり、改めて契約しても使えない構造になっているので「無用の長物」となったエアターミナルがメルカリとかで売りに出されています。

で、そんなエアターミナルをなんで手に入れたのかってことですが別に飾り物にするワケでは無く、実はコイツ、内部をちょこっと書き換えて光回線につなげば、高性能なWi-Fiアクセスポイント(Wi-Fiの親機)として使えるようになるのです。そして今使っているWi-Fi機器が古いのでこれと置き換えるのが目的で、Wi-Fi端末を64台接続できるうえ現在最速の「Wi-Fi6」に対応している最新型の「エアターミナル4」を手に入れました。先月引いた「光」もすこぶる良い調子で十分なスピードが出ているんですが「みんそく(みんなのネット回線速度)」でみると1Gbpsオーバーとか出している強者も結構いたりするのでワタシもトコトン突き詰めたい。これはもう男のロマンですね。

そして書き換えを終えた後さっそくホームゲートウエイにLANケーブルでコイツをつなぎ、Wi-Fiの速度計測開始。最初グア~と数値が上がっていって「おお、なんて素晴らしい」と尚も見ていると「あれっ?これって今までとたいして変わらないじゃん?エアターミナル4なのにおかしいな?」そして若干焦りながらソフトバンクエアーのサイトで調べてみると、なんと「Wi-Fi6」に対応しているのは同じ「エアターミナル4」でも箱に銀色のラベルが印刷してある方で、ワタシのは少し古い水色のラベル。同じ機種でこんな違いがあるなんてワタシまでソフトバンクエアーにやられました。まあせっかく手に入れたので、少し離れた場所までLANケーブルを伸ばしてWi-Fi親機2台体制にするか予備として取っておくかしますが、値段が値段なのでたいして気にはしていません。この「エアターミナル4」、単体での値段は6万円ほどしますが、ワタシが落札した価格は100円でした。

箱におとうさん。





2020年10月28日水曜日

プラグイン・ノンハイブリッド

 そう、時代の先端を行くプラグイン・ハイブリッドでは無く、時代の後端を行くプラグイン・ノンハイブリッドです。愛車クラウンに導入しました。最近もっぱら自転車での移動が増え、クラウンの方はカバーをしたまま放置が多くなりました。このカバーは洗車を減らすためのいわゆる「車庫替わり」なんですが一度カバーをすると車を出すのが億劫になるのが難点、夏場には一か月ほど放置してさすがにバッテリーがあがってました。

そこで車のバッテリーにつないだコードをエンジンルームの下から引き出し、先っちょに自宅にあった家庭用の差し込みプラグを付けました。このプラグを充電器に付けたコンセントにさせば、カバーをしたままバッテリーの充電ができるワケです。極性を間違えたら危ないのでちゃんと印も付け、充電しないときにはプラグの金属部分がむき出しにならないようにメスのプラグをさしています。ただ家庭用の差し込みプラグを使っているので間違えて家のコンセントに挿したら大惨事、まあワタシが寝ぼけてやらない限りは誰もそんなことはしないでしょう。これをプラグインと呼べるのかどうかということですが、まあ個人レベルの工作ということで。水濡れ防止のため普段はカバーの内側にしまっています。

ところで普段使っている電チャリ(電動自転車)って、まさにこれこそ人力とモーターのハイブリッドですよね。前からそう思っていました。

赤い印付きが差し込みプラグ。


2020年10月24日土曜日

安い日本酒

ワタシがたまに買う日本酒はコスモスで売っている「白鶴まる」、これは3リットル入り税込みで確か1,380円ほど。とにかく安くて味もそこそこいけるんですが、先日コスモスに白鶴と同じ3リットル入りで「くらのすけ」という、なんと税込みで1,000円を切る日本酒が売られているのを発見しました。さっそく買って飲んでみたけれどスッキリした飲み口で結構いける、いきなり3合近く飲んでしまいました。バカですが~。この酒ならどんな肴にも合いそうだし、おまけにワタシは安い酒の味を上げる究極のテクニックを身に着けているのでウチの日本酒は今後これに決まりです。ただワタシ自身好んで安い酒を飲んでいるワケでは無く、ホントは高級な日本酒を飲みたいのは山々なんですが、結局高かろうが安かろうがどんなのでもカミさんと二人してあっという間に消費してしまうので、普段は安くてそこそこ美味い酒が良いのです。

ところで日本酒で思い出すのは大阪での学生時代、同じ学生アパートの隣の部屋に住むクマガイ先輩(岡山県出身、クリント・イーストウッドが好き)が「日本酒が手に入ったけん一杯やろうや」と誘ってくれたんですが、一口飲んで「これは今まで飲んだ中で一番美味い、なんていうのですか?」って聞いたら「剣菱だよ」って教えてくれました。今では剣菱もすっかりポピュラーになってそれこそコスモスでも売っていますが、当時ホントに美味かった記憶があるので今度買って飲んでみましょう。あとBSとかでやっている居酒屋探訪系の番組を観ていると、意外と全国で地元島根の酒が飲まれているのでちょっとびっくり、これらについてはまた別の機会に書きたいと思います。ちなみに最初書いた日本酒の味を上げる究極のテクニックとは、紙パックの日本酒を「獺祭」の一升瓶に移し替えることです。

小山本家酒造、埼玉の酒です。



2020年10月21日水曜日

アプリをけなす

 スマホをいじっていたら脳年齢を調べるフリーのアプリがあったのでインストール。次々と出される質問に答えていくと、なんと「あなたの脳年齢は20歳」という結果でした。まあかなりの忖度アプリだとは思いますが脳年齢20歳と言われて悪い気はしない、これにすっかり気を良くしたワタシは冗談半分で認知症度を調べるアプリもインストールしました。

で、それの結果「あなたは軽度の認知症です」なんて出たので愕然とし、すぐにカミさんを呼んで同じアプリをやらせてみましたが、やっぱり「あなたは軽度の認知症です」。カミさんも同じ結果だったのでホッとはしましたが、1~2問まちがえただけでこの結果とはにわかに信じられず、おまけに最初のアプリでは「脳年齢20歳」と出たのでなんか釈然としない。結局ワタシもカミさんもこの結果が大いに不満で、いきなり「十二支」の質問だとか、カタチだけで「県名」を答えるだとか、これは認知症の診断では無くて単なる物知りクイズではないかと二人して散々けなしておきました。(実は傷の舐めあい)

これはうれしかった方。




2020年10月17日土曜日

天ぷら3回

昨夜は薄着でパソコンを叩いていたら冷えて頭が痛くなりました。ただコタツを出すのはまだ早いかな。ところで先日、段ボール箱一杯のレンコンをもらいました。さすがに量が多いので「おすそ分け」も考えましたが、端っこの商品にならないようなやつなので人にあげるには何だかイマイチ、たまたま遊びに来たセガレに好きなだけ持って帰らせ、後はウチで食べることにしました。

さっそくレンコン料理のレシピを調べたところ「すりおろす」のがありましたが、ワタシはレンコンのシャキシャキ感が好きなのでこれは却下、後は結構手間のかかるのだったりして結局いつも作るレンコンのキンピラ、レンコンの天ぷら、筑前煮に落ち着きました。筑前煮はワタクシ鶏肉が苦手なので代わりにチクワを使います。

で、その量故4日間の間に、特盛のキンピラを4回、ほかの食材も使って特盛の天ぷらを3回、大鍋一杯の筑前煮1回を作って食べて、さすがに4日目ともなると夜中にムカムカしたり胃も痛くなったりで若干疲弊しました。ただレンコン自体は好きなので無理やり食べてるってことでは無く、要はワタシが一度に食べ過ぎなだけです。冷凍保存という手もあったんですが、レンコンのシャキシャキ感が落ちるとあったので、あえてしませんでした。

そして全て食べつくしたことのメリットがひとつだけあって、それは作るのが上手くなったこと。筑前煮以外はワタシが作りましたが、特に天ぷらについてはそれぞれの食材に対しての下処理の仕方、衣のつけ加減、揚げる時間などがだんだんわかってきて、カラッとおいしく揚がるようになりカミさんも褒めてくれました。後は専用鍋を使ってIHでやった場合、設定温度は180℃では無く200℃が良いようです。なんか今後一生分のレンコンを食べた気もしますが、しばらくしたらまたシレッとレンコン料理を作ります。

天ぷら作成中、写真はほんの一部です。



2020年10月10日土曜日

買い物袋

レジ袋が有料になってからしばらくは前にもらった大きめのレジ袋をヘビロテしていました。ただ牛乳パックとか角のあるものを入れるたびにすれて裂けてくるのでその都度レジ横のセロテープで補修していましたが、そのうち底が抜けて大惨事になる前にイオンで大きめの買い物袋を350円で買いました。ただそれに入る量はだいたい「1コスモス」ぐらいなので、万が一に備えて同じ値段のさらに大きい買い物袋を追加購入、この二つで3コスモスぐらいはいけそうです。1コスモスというのはワタシがコスモスで買う1回分の買い物のことで、なぜか金額は毎回ほぼ3,000円。そしてこのことから量の大小はあれど、1回3,000円見当の買い物を1コスモスという単位でくくっているワケです。この無意識のうちに3,000円で抑えるあたり、ワタシの買い物に対する野生のカンってやつでしょうか。

ところで最初に書いた「袋の底が抜けて大惨事」ってやつ、実際に経験したことがあります。大阪での学生時代には実の兄が東京で学生をしていたので、同じ高校出身でこれも大阪で学生だった同級生と、今は無き日産のチェリークーペに乗って遊びに行きました。着いた当日兄が「石狩鍋」を作ってくれるというので、鮭の切り身と大根やら白菜やらの野菜を大量に買い込み、それを紙の手提げ袋に入れてそのまま早慶戦で勝った早稲田の祝賀会を見に行ったんですね。

そして会場?の新宿コマ劇場前では街灯にぶらさがる者や池に飛び込む者がいたりして、そこはもう大群衆のランチキ騒ぎ。着いた早々我々も人ごみに揉まれまくりで、しまいには学ラン姿で乱入してきた国士館大学の空手部の連中が酔った勢いで我々にいいがかりをつけてきたりしてもう無茶苦茶。その時、我々が持っていた紙袋が野菜から出た水で破れ、そこら中に大根やら白菜やらをぶちまけました。そしたらあんだけ人がいたのにもかかわらず、野菜をまき散らした我々の周りだけ不思議な空間ができたんですよ。もう「あんちゃんを慕って田舎から出てきた弟」の図で、土産はもちろん実家で取れた野菜です。

この東京ツアー、2~3日で帰る予定でしたが、チェリークーペの持ち主で別行動を取っていた長崎出身のオオツカ君から「車が壊れて帰れない」という連絡が兄の下宿に入り、そのまま同級生と二人、そこで一週間ぐらいじっとしていました。そのうち兄を含めて3人とも金も食料も尽きてきたので、兄が出かけたスキに押し入れにあった最後のインスタントラーメンを2人で食べ、帰ってきた兄と大喧嘩になったというオチ付きです。

買った買い物袋はかなりの大きさ。

2020年10月7日水曜日

風流でないお月見

台風は近づいているものの、すっかり秋めいてきましたね。先週木曜は中秋の名月、ワタシはちゃんとお月見をしました。毎年自宅の和室でやるんだけれど、ここは家の一番西側にある部屋なので遅い時間にならないと月が見えません。せっかくスーパーで3本80円の串団子(月見の団子とはちょっと違う)を買ったのにカミさんは仕事の関係もあって寝てしまったので、一人明かりを落とした部屋で燗をした日本酒を飲みながらやりました。

ただ肴がカクテキ(大根キムチ)と塩辛という全然優雅じゃない取り合わせなうえ、アマゾンミュージックでグレンミラーの「ムーンライトセレナーデ」を1曲だけリピートするつもりが、薄暗い中でどう設定してもなぜか次の曲にいってしまうのでだんだんイライラして、しまいにはたっぷり注いだ「ぐいのみ」の酒をボシャッと畳の上にこぼしたりして、まったく今年は風流さのカケラも無いお月見でございました。ただ2ヵ月後には頑張った「はやぶさ2」が帰ってくるので、その時改めて天に想いを馳せましょう。「はやぶさ2」はカプセルだけ地球に送って引き続き次の探査に出かけるそうで大変すぎですね。

その他の報告
先月26日の日記に書いた韓国焼酎のチャミスルだけど、プレーンなやつを「トライアル」で見つけました。さっそく買って飲みましたが、すごくスッキリした飲み口でほのかな甘みもあり、これならドラマの中でいっぱい空いた瓶を並べている理由も分かります。

その他のどうでもいい報告
ネットニュースで「乱〇パーティー」を開いた人物が逮捕されたってあったけれど、参加者を集めたアダルトサイトの名称が「村雨会」ということで、ワタシのハンドルネーム(いつも写真の下の方に表示されるやつ)の「村雨地獄」と半分被っていてなんかイヤです。まあ村雨地獄っていうのも変だけど、これは大阪での学生時代に同級生が付けてくれたワタシの芸名?で結構気に入っています。その頃お互いに芸名を付け合うというのがちょっとだけ流行りました。

不漁のハズのサンマがえらく安かったけれど、やっぱり冷凍かなあ?

2020年10月3日土曜日

さよならドンファイ

今回は自宅でのネットのハナシで、それも改善されて良かったっていうだけのハナシ。光回線を引いておられる方なら分かりきった内容なうえ『長文』ですので、興味のある方だけお読みください。

さよならの理由
今まで何回か書いてきたドンファイ(どんなときもWi-Fi)、契約したのは昨年8月です。その頃あったADSL廃止のアナウンスを受けて、頻繁な勧誘もあったフレッツ光も考えましたが、工事で自宅を切った貼ったしたくなかったのと外でも使いたかったので最初モバイルルーターのWIMAXを使ってみました。ただワタシの使用環境には全く合わなかったので、クーリングオフ後にドンファイと契約したのです。(詳しくは昨年8月の日記で)このドンファイ、契約当初は自宅でも外でも快適に使えていましたが今年の2月ごろから頻繁にトラブルが発生しだし、その後もマズい対応の繰り返しでしまいには総務省から指導が入りました。そして契約した容量無制限プランが今月いっぱいで一方的に終了します。

それに合わせていろいろと代替案が示され、一押しの「モバレコAir」+「モバイルルータ月30ギガ」プランに魅力を感じましたがよくよく調べてみると・・・

  • モバイルルーターは回線の信頼性が低いうえこれが使えるのは2年間だけ、そのうえ3年目から月額が4,880円に上がる。
  • モバレコAir(名前が違うだけで中身はソフトバンクAir)は自宅でしか使えず、回線速度は地域や置き場所の影響を受ける。
  • モバレコAirは夜など混雑する時間帯において、意図的に回線速度を下げる。状況によってはDL速度が1Mbps程度にまで下がることもあるらしい。(快適に使えている人もいます)
  • モバレコAirは契約満了の2年で解約した場合、端末代金の残金18,000円を請求される。
  • いずれも提案当初、ドンファイ側からのこういった説明は全くなし。
ということで代替案は使わず、ドンファイとは契約解除することにしました。

次をどうする
そして次をどうするかですが、まずドンファイと同じシステムを使う企業は候補から外しました。そもそも〇〇Wi-Fiといった同じような企業が乱立しすぎたのもドンファイがトラブった原因で、一番繋がる確率の高いソフトバンクを筆頭に、NTT、AUなど回線を提供する側も、もうちょとそこのところを考えておけば今回のようなことにはならなかったと思います。そして当初容量無制限をうたった同じシステムを使う全ての企業が、現在新たな容量制限を設けています。外でも使えて工事も不要というメリットはありますが、電波を使う以上基地局の場所などの地域性や使える容量の問題は避けて通れず、もうそういったことにユーザーとして振り回されたくありません。で、あとに残るのはひとつしか無いんですが・・・そう、一大決心のうえ自宅を切った貼ったする覚悟で光回線を引くことにしました。

企業の選択
まずプロバイダー選び、二か所で請求が発生するのも面倒なので、NTTの光回線とプロバイダーが最初からセットになった今主流のコラボ系で検討しました。ただどこのを見ても、まずゴチャゴチャしてワケのわからないサイト画面から始まって、やれナントカ割とか、半年間月額〇〇円とか、半年後に〇〇円のキャッシュバックとか、良く言えば百花繚乱、悪く言えば猥雑すぎ。長期間使用する場合結局最終的にいくらなの?って感じで、しまいには8月に座椅子選びで悩んだ時みたいに「あ゛~~!!」ってなりました。ただその中で唯一シンプルなプロバイダーをみつけましたが内容はというと・・・
  • ウチではこれ一択のフレッツ光とのコラボ。
  • 設置工事が実質無料とかではなく、完全に無料。
  • 戸建てタイプが単純に月額4,300円。
  • 解約時違約金の延長は無く、2年経てばいつでも無償で解約できる。
  • オプションだけど混雑時間帯に強いV6+に対応している。

月額料金については高いか安いかよくわからないけれど、スマホがUQのため大手にあるセット割も使えないし、他社からここに乗り換える人も結構おられるみたいなので「もうこれでいいや!」ってここに決めました。

設置工事
そして設置工事当日、クレーンの先に箱が付いたトラックで業者さん2人と誘導の人がやってきて、まずウチに入っている電灯線と平行に光ケーブルを引き、後はすぐ近くにある電柱のクロージャ(電線の根元にぶら下がった黒い箱)をパカンと開け、チャチャッと結線して外は終わり。さすがに田舎だけあってその間自宅前を通る車は1台も無く、誘導の人もケーブルを引くのを手伝っておられました。そしてワタシは「ヘ~、あの箱が光ケーブルの箱だったのか~」ってポカンと眺めているだけ。中は中で新築時に通してあった配線用のチューブを使って2階のワタシの部屋までシュルシュルと光ケーブルを送り込み、ホームゲートウエイ(終端装置)につないだ後はミッション・イン・ポッシブルに出てくるようなアタッシュケース型の機械を操作して回線テストを行い、差し出されたパッドに指でサインすると、そのアタッシュケースからワタシのサイン入り「工事内容の控え」がジジジと出てきたのを受け取って終わり。工事全体の手際の良さにさすがプロの技とは思ったけれど、ワタクシもっと大掛かりな工事が行われると思っていたので何だか拍子抜けしました。光ケーブルも「らせん状」の保護ケーブルに通した仰々しい物を想像していたんですが、見た目はまんま1本の細い針金。今まであった電話線の方がよほど太くて立派です。そしてワタシの部屋の今までのコンセントが光コンセント付きの物に変わったので、これを機会にホームゲートウエイ、ルーター機能をパスしたブリッジモードで使うWi-Fiルーター、コードレス電話の親機、BSアンテナ・地デジアンテナ兼用給電ユニットの各電源プラグをテーブルタップで1本にまとめてここに差し込みました。これはまさに「大国柱」ならぬ「大黒コンセント」で、ここのプラグを抜かない限りウチの通信系ライフラインは機能し続けます。

使ってみて
そしてさっそく使用開始、オプションで付けたV6+のおかげで面倒な初期設定は一切要りません。最初に回線速度を計測してみましたが1回目の結果が330Mbpsで最高が440Mbps、その後どの時間帯でもだいたい300Mbps~400Mbpsをキープしています。この「どの時間帯でも安定して速度が出る」っていうのがV6+の強みですね。ネットゲームはやらないけれどPing値(応答性)も20ほどで、田舎としてはまずまずの結果です。ただLANケーブルをはじめWiFi機器もそこそこ古いので、これらを最新の高速なものに変えればもうちょっと速度が出るかもですが、現在ドンファイが調子良い時の10倍、調子悪い時の100倍は出ていることになるので十分でしょう。一番良かったのは寝室にあるアマゾンのTVスティックにサクッとつながり、リモコンの再生ボタンを押すのとほぼ同時に最高画質で映画が始まることで、ドンファイの時みたいに標準画質でしか再生されなかったり途中で止まったりすることもありません。そしてこの速度なら推奨環境を十分にクリアしているので、最近14年ぶりにリリースされたほぼ実写に近い描写の「マイクロソフト・フライトシミュレーター」をやりたいのですが、これをスムーズに動かすためには30万円程度のデスクトップPCが必要とのこと、しばらくは無理っぽいです。

料金について
最後に料金について。基本料金月額4,300円にオプションで月額300円のV6+を付けましたが、光回線を引いたついでに固定電話より安い光電話に替えた結果、今までのドンファイ+固定電話の料金とほぼ同額になりました。外では使えなくなったけれど、ジョイフルとかワタシが立ち寄りそうなところにはたいがいWi-Fiがあるし、設置工事も思ったより簡単だったうえ今後極端な速度の低下や突然の回線切断に悩まされることも無いと思うとホント良かったです。それではこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • 光コンセント付き大黒柱ならぬ大黒コンセント。(上の写真)
  • ドンファイの端末を返却するため自転車で郵便局へ、このコは何も悪くないのでお別れが少し寂しかったです。(下の写真)