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THE VICINITY OF IZUMO

2022年8月20日土曜日

PA会社でアルバイト

今回は学生時代にPA会社でやったアルバイトのハナシ、先月の日記「夏のオーディオ」にちょこっと書いたやつです。PAは「パブリック・アドレス」の略で校内放送で使うような放送設備を指しますが、イベントやコンサート会場などで使う音響装置も含まれます。ワタシがアルバイトをしたのは大阪でそれらを手掛ける「マクランサ」って会社です。

アルバイト当日は開演時間よりずっと早く会場へ行き、すぐにトラックから諸々の機材を下ろしてホールに運び入れます。一番重いのはやっぱりメインスピーカーで、ステージにそれを積み上げるのはかなりの重労働。そこまでの移動は平台車が使えるので楽でしたが、それで運ぶと床の凹凸を拾ってガタガタとすごく振動し、それはキャスター付きのでかいラックに収めたイコライザーやパワーアンプなども同様。けどその程度のことでは壊れないのが業務用機材たる所以ですね。

ただPAの要となるミキサーだけは別で、運ぶのはでっかいコンソール型。さすがに高価で繊細なこいつは台車でガラガラってワケにはいかず人の手で慎重に運びましたがこれがまたクソ重い、ミキシング担当者がいない隙に台車で運んじゃおうかなんて周りと冗談を言ってました。そんなワタシは力仕事が専門だったけれど、そのうちセッティングが終わったステージで「メイン」や「返し(演奏者に向けて設置されたモニタースピーカー)」などの各スピーカーからキチンと音が出ているかどうかを最終確認する重要な?仕事もやるようになりました。

とまあここまで書いて思ったけれど今回はただの体験談、書くことはいくらでもあるけれどキリが無いのでここらでやめますヮ。ちなみにこのアルバイトの最終回は「夜明けのマイウエイ」とか「ラスト・メモリー」などの曲で当時人気があった「PAL(パル)」っていうバンドのコンサートでした。そしてこれらの経験が現在のオーディオライフにどれでけ役立っているのかというと・・・まあ「ちょっとだけは」と言ったところです。


自宅でたまに使う業務用機材たち、ゾウが踏んでも壊れない!?