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THE VICINITY OF IZUMO

2022年7月23日土曜日

スイカの糖度

ワタシの夏の好物、スイカとうなぎを買ったのでとりあえず今回はスイカのハナシ、大玉が1,300円と安かったけれど思いとどまり半分サイズにしました。こちらの方にだけ糖度12度というラベルが貼ってあり、買うのに安心だったのがその理由です。

今時のスイカはどれもまずまずの糖度だと思うけれど昔は結構アタリハズレがあり、思い出すのは今の「大社ご縁広場」近くにあった小さなスーパー「天渡屋(てんとや)」の誠実なご主人のこと。買ったスイカが甘く無かったというウチの親のクレームを受けてやって来られたご主人が玄関先でそのスイカを食べ「う~ん、そうですね~」と納得して代わりに持って来られたスイカがまた甘くなく、再び玄関先で「う~ん、そうですね~」が繰り返されたので「スイカにとって高糖度というのは必要不可欠な条件である」という教訓が当時小学校低学年だったワタシの頭に叩き込まれました。そのご主人、ワタシの記憶では確か隠岐に島流しとなった後醍醐天皇を助けて本土へ連れ帰った人物(船頭さん?)の子孫ということで、店の名前は隠岐から本土へ「天」皇を「渡」したということで「天渡屋」とされたそう、何だかすごく奥深いハナシです。

ところで今回買ったスイカ、糖度12度とあったので大丈夫と思いきや、ごく中心部は確かに甘くおいしいけれど少し食べ進んだだけで極端に糖度が落ちてしまい、数値で言うなら中心部12度、中心から5センチ部は9度って感じ。う~ん、ラベルの糖度もあんまり当てにはならなかったなあ。