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THE VICINITY OF IZUMO

2022年4月9日土曜日

一時抹消のやり方

先月やったクルマの一時抹消登録、通常は代替え時の下取りで業者さんがやってくれるのが殆どだと思いますが、せっかくなので自分でやる場合の方法を書いておきましょう。手続きはとても簡単ですが、これだけを業者さんにお願いするとだいたい5,000円ぐらい、自分でやると印紙代の350円と印鑑登録証明書代の300円で済みます。あと松江市馬潟町までの交通費がかかるので、自宅から松江までの距離によっては業者さんに頼んだ方がいいかも知れませんね。ネットでも手続きできるようですが、かえって面倒臭そうに思えたのでやめました。

一時抹消登録に必要なもの
・抹消する車の車検証
・抹消する車のナンバープレート前後2枚(自分で外します)
・申請書(運輸支局でもらえます)
・手数料納付書(整備振興会及び運輸支局でもらえます)
・印鑑登録証明書(市役所等で取得後3カ月以内のもの)
・実印(印鑑登録証明と同じもの)

当日の流れ1(現地まで)
松江市馬潟町にある島根運輸支局へ向かいます。同じ敷地内に島根県自動車整備振興会があります。出雲方面からは山陰道無料区間の竹矢で降り、左折して細い道を直進するとすぐです。

当日の流れ2(まずは自動車整備振興会へ)
備え付けの手数料納付書に必要事項を記入後1番窓口へ提出、その後隣の窓口で印紙代の350円を支払うと1番窓口で手数料納付書に印紙を貼ったものを返してもらえます。そのままナンバープレート返却窓口へ行きナンバープレートを返却すると、車検証にナンバープレート返却済みのスタンプを押してもらえます。

当日の流れ3(続いて島根運輸支局へ)
一番端にある受付窓口で一時抹消登録と伝えると申請書を貰えるので、必要事項を記入後実印を押印し、受付にあるフォルダーに車検証・申請書・印紙を貼った手数料納付書・印鑑登録証明書を入れて投入口へ落とします。この時書類を重ねる順番は特にありません。フォルダーには番号札が挿してあるのでそれを取り出して呼ばれるのを待ちます。受け取り窓口で番号を呼ばれたら、番号札と引き換えに一時抹消と記載された「登録識別情報通知書」を受け取ります。これはクルマを再び復活させる時や、これのコピーが自賠責保険の返金を受ける時に必要となるので大切に保管しましょう。一時抹消登録は以上で終わり、ねっ!、ヘっ?って思うほど簡単でしょ。

参考1
基本わからないことはその場で丁寧に教えてもらえます。整備振興会はリニューアル中で受付けは仮設の建物でやりましたが、リニューアル後も流れは同じだと思います。

参考2
手数料納付書と申請書は書き方の見本が置いてあるのでそれを見ながら書けば大丈夫。見本はネットにもあるので事前に確認しておくと良いでしょう。また両方ともDLして事前に準備できますが、申請書はコンピューターで読み取る関係からレーザープリンターで印刷した物しか使えません(インクジェットプリンターで印刷したものはダメ)また同じ理由で申請書は全て鉛筆で記入します。手数料納付書の方はボールペンでOKです。

参考3
自動車税の納税通知書は4月1日時点でのクルマの持ち主に届きますが、運輸支局から県税事務所にデータが送られるので、3月末までに抹消登録するだけで納税通知書は来なくなります。3月に抹消登録した場合還付金はありませんが、それ以前でしたら還付金の通知ハガキが届くようです。その他の返金についてですが、自賠責保険は必要書類の郵送又は保険取り扱い店舗で、通販型の任意保険はネットで手続きします。なお一時抹消登録の場合、車検時に納める重量税の還付はありません。

参考4
ナンバープレートを記念にとっておきたい場合は、専用の申請書を提出すれば有料で返却したナンバープレートを戻してもらうことができます。ただし不正使用防止のため直径4センチもの大穴を開けられます。ワタシの場合希望ナンバーだったんですが、スキャナーで読み取っておいたのであっさり返却しました。

登録識別情報通知書、見た目は殆ど車検証。

ところで
時間の関係で久々に山陰自動車道を使ったんですが、どうも宍道JCTー松江玉造IC間にあったHシステム(高速走行抑止システム)が撤去されたみたいですね、知りませんでした。何でも老朽化や維持費の関係で全国的にHシステムの撤去が進んでいるとのこと、今後はレーザー光線を使った移動式のオービスが主流となるようです。ガク((( ;゚Д゚)))ブル ところでワタシ、広島在住の頃に恥ずかしながら元祖オービスを光らせたことがあるんですが、このことはまたの機会に書きます。