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THE VICINITY OF IZUMO

2021年5月12日水曜日

自宅で水琴窟

自宅のキッチンにいる時「ピコーン」とか「ポコーン」とか何とも涼やかな音が聞こえてきたのでビックリ。この音は以前聴いたことがある、日本庭園でつくばいのところの地面に埋めた甕(かめ)に水が滴る音を楽しむ「水琴窟」の音です。見ると水を張った洗い桶にシンクに渡した水切りプレートの小穴から水が滴っていて、洗い桶と水切りプレートの間でその音が共鳴していました。

何とも風流で素敵な音だったので後日カミさんに聴かせたくてやってみたけれど、洗い桶の水の量、洗い桶と水切りプレートの位置、滴らせる水の量に絶妙なバランス関係があるようで良い音を出すのが難しく、結局カミさんとあ~だこ~だ言いながら調整してやっと最初聴いた音が出せました。

ところでワタシが初めて水琴窟の生音を聴いたのは国道54号線にある道の駅「掛谷の里」にあるやつで、ずいぶん前の事。その時は冬場で水琴窟の周りは積もった雪に覆われていましたが、ホイホイと近づいて行ったワタシは前のめりにツルっと滑ったので腕立て伏せみたいな体勢で手の平を雪にバンって押し付けて体を止めました。お~ビックリした~って体を起こすとワタシが作った手形のすぐ横に同じ手形があるのを発見、ワタシは「ハ~ワタシと同じことをしたドンクサイ人が他にもいたんだ~」って少し安心しました。

これぐらいがいい感じ。