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THE VICINITY OF IZUMO

2021年2月20日土曜日

青パトに追われる

今日はワリと暖かい一日、春はもうそこまでって感じでしょうか。ところで先日すき家の前あたりでホント久しぶりに青パトとすれ違いました。青パトは10年以上前に運用が始まった自主防犯組織で正式名称は青色防犯パトロール。開始当初はあちこち青パトだらけで、やっているのはだいたいオジサンからオジイサン世代、中には回転灯を点けて走行する「警察ごっこ」目的の人もいたようです。ただあくまでボランティアのせいなのか警察ごっこに飽きたのか段々数が減少し、今では殆ど見かけなくなりました。よっしゃあ、こうなったらワタシが愛車のシャコタンクラウンに青色回転灯をつけてそこらを荒らしまわりましょうか。ただ本気でやろうとしたら講習を受けたり車検証を書き換えたりと案外面倒みたいです。

で、これも運用開始当初のハナシ、ワタシはその頃自分でレストアしたハチロク(スプリンタートレノ)に乗っていました。そして土曜日の夜、ほんのドライブがてら日御碕に向かいましたが大社漁港に10台ほどの青パトが回転灯をチカチカさせて集結しているのを発見。そうなんです、土曜日の夜となると日御碕には「走り屋」が集まってくるので、青パト軍団はその走りを阻止するために集結していたのです。

「へ~」とか思いながら青パトの前をゆっくりと通過しましたが、ハチロクがいけなかったかどうか知らないけれど全車が一斉に飛び出してきてワタシの後ろにズラ~とつながりました。そんな、ワタシはただドライブに来ただけでイニシャルDの藤原拓海君みたいにコーナーを攻めるつもりなど全くなく、第一ワタシが直したハチロクのスポンジを踏んでいるみたいなブレーキでコーナーを攻めようものなら、あっという間に日本海へ飛んでいきます。

そういったワケで全然スピードは出していないのですが青パトはしっかりと付いてきていて、これはもうまるで「ハーメルンの笛吹き男」状態、途中のギャラリーコーナーでは結構な数の若者がハチロクの後に続く青パト軍団を見てあっけにとられていましたが、ワタシは照れ隠しに窓から手を振っておきました。ギャラリーの中にはワタシだとわかった技術校の生徒もいたみたいで、後日「センセイ、なんで青パトと一緒に走ってたんですか?」って聞いてきたので「あれは青パトのオッサン達に日御碕を走るテクニックを伝授していたのだ」とか適当に答えておきました。

追われたハチロク、自家用車遍歴から。