1

1

1

THE VICINITY OF IZUMO

2025年5月9日金曜日

改修完了

昨年6月、暑い中カミさんと頑張って敷いたバルコニーの防水用シートですが、新年早々の日記に書いたようにその後シートの下が濡れている事に気づきました。すぐに応急処置をしたのでその後は大丈夫だったんですが抜本的な手直しが必要、ということで毎年5月恒例の外壁清掃前に全面改修を行いました。

濡れた原因は家屋側の水切り下部に対してシートの立ち上げが低かったせい。場所によってはほぼ平らで風雨の際そこに水が溜まったりして、これではシート固定用にいくら強力な防水テープを使っても漏れちゃいます。そこで元々二つ折りにしていたシートの折り目位置を変え、幅が広がった分だけ水切りのあたりまで思いっきり立ち上げてからテープで固定しました。近いうちにホースで水をぶっかけ外壁清掃兼水漏れテストをしますが、多分これで大丈夫だと思います。

今回の改修では一旦シート全体を剥がす必要があったので、当然2台あるエアコン室外機も撤去。そろそろ冷房を使う時期になるので改修が終わった時点ですぐに再設置しましたが、もうここの室外機、今までに何度配管を外したり繋いだりしたんだろうか?ただ今回も特にガス漏れなど無く、何事もなかったように復活しました。よく巷で聞く「エアコンを交換する場合は併せて配管も交換しなければならない」というハナシ、まあそれに越したことはありませんが、ワタシの経験からするとよほど痛んでいない限り再使用できます。フロンガスはR410AからR32に変わりましたが、それでも大丈夫です。

最後に配管の再使用にあたり、ワタシなりの注意点を書いて終わりにします。

・フレア部の傷や切れ、割れを点検し、異常がある場合は切り詰めを行う。
・フレアナットが止まるところ(レンチでの締め付けは少しだけで良い位置)まで手
 で軽く回せるよう、配管を真っすぐに修正する。
・フレア部にはナイログ(漏れ止め剤)を少量塗布するが、締め過ぎ防止のためネジ
 部には塗らない
・これも締め過ぎ防止のため再使用するフレア部にはトルクレンチを使わず、モンキ
 ーレンチなどで「クッ」っと締めておけば十分。この時ベース側に無理な力がかか
 らないようレンチを2本使う。
・ガス漏れの点検にはスプレー式のリークテスターを使う。安い中華製のピーピー鳴
 るやつは誤報ばかりで全く役に立たない。
・バルブからスローリーク(ゆっくりとしたガス漏れ)することがあるので、ネジ部
 に水道用のシールテープを巻いてからキャップをする。

以上あくまで主観で書きました。実際施工される場合は自己責任でお願いします。

キャップの根元に見える白いのがシールテープ。
通常こんなところからのガス漏れは殆ど無いんですが、マイルームの霧ヶ峰はチト怪しいのです。

再掲載ですがかわいい「チェリーボンブ」。チェリーボンブはワタシが付けたアダ名で、旧フロンのR410A用ボンベです。まだいっぱいあるのにウチでこのガスを使うエアコンは3台のみとなりました。どうしようか・・・


長くなりますがついでに
前回書いたアイドリングストップをキャンセルしたハナシ。あくまでワタシの想像ですが、運転中に違和感を感じたのは結構頻繁に充電のON・OFFが行われていたからだと思います。ワタシがやった改造でアイドリングストップはキャンセルできるものの、実際アイドリングストップキャンセルボタンを押さない限りシステム的にはアイドリングストップがON状態のままみたいなのです。

以前も書きましたがウチのムーヴは燃費向上のため「充電制御」が行われていて、バッテリーが満タンになるまで充電する一般的な方法では無く、腹八分目に抑える充電方法です。当然アイドリングストップは頻繁にスターターモーターを作動させるため、充電系統もそれに備えて頻繁にON・OFFを繰り返し、しっかりと腹八分目をキープしているワケですね。そしてウチのムーヴはバッテリーが少々古いため充電時に余計エンジンパワーを食われるようで、充電開始直後の負荷がかすかに感じる違和感に繋がっている気がします。その証拠にキャンセルボタンを押してアイドリングストップOFFの表示が出ている状態では全く違和感を感じません。

それにしてもこのアイドリングストップ、当然スターターモーターを酷使するし発電機の負荷も増えるのであまり経済的とは思えない。また充電制御の過酷な充放電に耐える専用バッテリーも高額なワリには寿命が短い感じ。結局何も付いていない昔ながらのクルマと比べても、財布への負担が増えるだけで環境への負担はそんなに変わらないんじゃないかとワタシは考えています。