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THE VICINITY OF IZUMO

2023年12月9日土曜日

この秋のレコード鑑賞

山陰の短い秋も終わりこれから本格的な冬が到来、何だか年々春と秋が短くなっていくような気がします。そして今年も10月、11月と結構ステレオ部屋で音楽を聴きましたが、寒さが増す今後はわざわざ部屋を暖める手間もあるので、そこで過ごす時間は減っていきます。

ところで最近のオーディオ機器について。特に気になったのは10月にデノンから新しいレコードプレーヤーが発売されたことでその名も「DP-3000NE」、1972年に発売されたDP-3000の後継機的位置付けのようです。そして思ったのは「ウチのDP-3000もたまには使ってやろうかな」ってこと、中古で手に入れ修理したんですが(その時の長ったらしい様子はこちら)ステレオ部屋には元々ヤマハのプレーヤーが置いてあるため和室で長いこと休ませてました。

そこでさっそくDP-3000をステレオ部屋に持ち込んで自作のキャスター台に乗せ、テーブルの横に置きました。そして使いながら思ったのは「レコードプレーヤーが手元にあるとすごく楽だな」ってこと、ソファーに座ったままでレコードを入れ替えたり裏返したりできるので、一度に聴くレコードの枚数が増えました。

最後に普段レコードを聴く時の構成ですが、プレーヤーからのアナログ信号をオーディオキャプチャーでデジタル化しUSBでパソコンに入力、フリーの録・再ソフト「Audacity」と、同じくフリーのイコライザーソフト「Equalizer APO」で処理したものを同じパソコンからブルートゥースで飛ばし(ここはUSBでのDAC経由に変更可能)自作アンプでそれを受けてSS-G7を鳴らすというピュアオーディオマニアが聞いたら卒倒しそうな内容で、深夜に聴くときの音量調整用としてパソコン画面上にVUメーターだって振らせちゃいます。ステレオ部屋の音響を専用機材で解析・補正したデータを使ってイコライジングしたいのでどうしてもこんな感じになっちゃいますが、そう、オーディオは自分の気に入った音で鳴ればいいんです。しかし録・再ソフトの「Audacity」、ワタシには島根県の「大田市」としか思えません。

PS  次回の日記では、下の写真でターンテーブルに乗っているレコードを紹介します。



レコード再生中のDP-3000、電球色にほんのり光るスイッチがチャーミング。

使っているのはシュアの古いカートリッジ V15 タイプ Ⅲです。
残念ながらシュア社は5年前にカートリッジの生産を終了しました。