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THE VICINITY OF IZUMO

2022年2月5日土曜日

柿の種をまく

なんか「庭に柿の木の種をまいた」みたいなタイトルですがそうでは無く、三日の節分の日に豆の代わりにおつまみ用の「柿の種」をまいたってハナシです。いつもは豆まきなんてしないんですが、何故か今年は「たまには季節の行事をキチンとやろう」と準備にかかりました。ただそう思い立ったのがあまりにも急だったもので・・・

節分の豆
が無いので殻付きの落花生をまこうかと思ったけれど、殻のカスで部屋が汚れそうだったのでたまたま買ってあった柿の種の小袋にしました。全然豆とは関係無いじゃないかと思われそうですが、ピーナッツ入り柿の種のため問題無いのです。

恵方巻き
もともと地元に「恵方巻きをその年の方角に向かって丸々一本、黙って一気に食べる」なんて風習は無いのでそんな風にする気はさらさら無く、冷蔵庫にあるものでバラ寿司を作っておいしくいただきました。一応お寿司つながりです。

っていうことで、かなり適当で全くキチンとしていない季節の行事は無事に終了しましたが、ただひとつだけ言うと現在の自宅に初めて泊まったのが節分の日の夜、我が家にとって節分はそういう意味での特別な日なのです。

実は年明け早々に引き渡しは済んだんですがこのまま住んでしまうのが勿体ないと感じたワタシ、暫くの間その時住んでいた近くの実家から夜な夜な通い、別荘気分を味わっていました。ただこの事に対してカミさんの不満が徐々に高まってきたので、渋々布団一式を運んで初めて泊まったのが節分の日の夜だったのです。ただ懲りないワタシはその後も新居に住むこと無く、バルコニーに面した南向きの部屋(現在のマイルーム)に石油ファンヒーターを持ち込み毎晩そこでワインを飲むというのを続けていて「ああ、この家はこのまま別荘として置いておこうか」などとバカなことを考え出した矢先、セガレとムスメが口を揃えて「いい加減には住もうや!!」、そこで「ハッ」と我にかえり、その後家族全員で引越ししました。

あれから早や12年、ワタシは一番日当たりが良いのにもかかわらず昼間から遮光カーテンを引いたマイルームで、間接照明に照らし出されるお気に入りの品々に囲まれヒュッゲ(デンマーク語で心地よい場所や時間の事)な日々を送っています。ただ入居直後はここにワインの匂いが染みついていてなかなか取れず、ムスメに手伝ってもらって拭き掃除をしました。どんだけここでワインを飲んだのだ・・・

和室にまいた柿の種、奥の大袋は勿論ネタ。

具は刻んだイカを焼いたの、いなり寿司の皮を刻んだの、枝豆、ちょっとあったカニカマです。