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THE VICINITY OF IZUMO

2021年10月6日水曜日

町内会の作業

今日はちょっと涼しかったけれど、なんか暑い日が続いていますね。もう10月なのにこれを残暑と呼んでいいのかなあ?ところで9月最後の日曜日は町内会の作業をしてきました。内容は長時間の正座で足がしびれて人前で思いっきりひっくり返った(その時の様子はこちら)荒神さんの裏手に祀る「蛇(じゃ)」作りで、7年に一回当番が回ってきます。

何でワタシまで参加?って思ったけれど、どうも吉兆保存会の役員だからみたい。出雲大社本殿前などで幟を立てて神謡を唄う正月行事の「吉兆さん」、町内会の中で確実に一番面倒臭がっているワタシが「吉兆保存会の役員」兼「お囃子隊の隊長」兼「大社神謡のリードボーカル」をやらされているなんて、世の中不条理すぎます。ところでその吉兆さん、来年の正月は新型コロナの影響でラッキーなことに中止が決まったので、蛇作りぐらいはと素直に参加しました。

場所は町内会の集会所、15人ほどのメンバーで8時半からスタートし、蛇以外にもしめ縄などいろいろ作ったので終わったのは午後3時、かなり疲れました。ワタシが担当した蛇の「胴体部分」は何と8メートルもの長さを作るんですが、黙々とやるのも疲れるのでマスク越しに世間話をしながらの作業です。ワタシは「ギネスに挑戦して胴体を50メートルぐらいにしようか」とか「蛇の目玉が赤く光るようにして、竜神様がお怒りじゃあ~!!なんてことをやろうか」などと場を盛り下げるネタに専念していましたが、しまいには向こうの方から長老が「景気づけに(吉兆囃子の)笛を吹かんかね~」なんて声をかけてきたので「ホラなら吹けますけどねえ~」とか言ってかわしておきました。

そして出来上がったのが下の写真、なかなかのもんでしょう。特にこの荒々しい背びれがポイントで、こういう風に作るのには結構ワザが必要なんですよ。荒神さんのお祭りは今月の18日、その日は朝から「蛇」や「しめ縄」を奉納しますが、人数が足りていたのでワタシは欠席としました。赤く光る目玉は他にも賛同者がいたんですが、長老から当然却下されました。

ついでに
ワタシはハナシの中にあった「笛を吹かんかね?」「ホラなら吹けるけど」などと言った変形活用を他にも何個か持っていて、代表例として「ギターが弾けるかね?」「リヤカーなら引けるけど」とか「女性にモテるかね?」「バケツなら持てるけど」なんてのがあります。


ピンポン玉にマジックで塗った目玉で、そこだけマンガチック。