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THE VICINITY OF IZUMO

2021年1月16日土曜日

ペヤング再挑戦

さてと、昨年あまりの辛さのため完食できなかったペヤングの「獄激辛焼きそば」にヨーグルトと牛乳を携えて再挑戦です。何でそんな意味の無いことをするのか?って言われそうだけど、やはり「残してしまった」というのはワタシの食べ物人生的に何かスッキリしないところがあってというのはウソで、要はヒマなのです。ただ前回完食できなかったのはカミさんが出したドクターストップのせいでもあるのでできれば一人で挑戦したいけれど、食べている最中何か異変が生じた時には助けてもらう必要があるので、やっぱりいてもらわないと困るワケです。

しかし自分一人しかいなくてヤバかったといえば、思い出すのは今の自宅の新築時のこと。特注したステレオ部屋専用アース配線の末端が床下でどうなっているか気になっていたけれど、引き渡しが終わるまでの間、途中数回ある立ち合い点検の時以外はいくら施主でも入っちゃいけない決まりになっていました。そして仮設の玄関ドアには作業時間以外厳重にダイヤル錠がかけられています。で、ワタクシどうしても気になって顔なじみになった水道業者の若いお兄さんに聞いたらあっさり錠の番号を教えてくれたので、深夜家族にも伝えず懐中電灯だけを持って完成まじかの家に忍び込みました。

あっ、何かハナシが思いっきり脱線してますね、まあいいか。そして事前に把握していたキッチンの床下収納を外してそこから床下に入り、基礎の所々にある開口部(人通口というらしい)をくぐり抜けながら家屋北側のアース処理最終地点へと向かいました。自宅の場合厚めのベタ基礎で施工されているため床下の隙間がやや狭く、立膝なんか到底無理で当然匍匐前進です。で、ズリズリと進んで行ったのですがなぜか一か所だけ他より開口部が狭いところがあり、そこを無理にくぐろうとしたら途中で腹がつかえてしいました。そしてどうあがいてもそこから後にも先にも進めなくなったので焦りに焦ったうえ絶望的な気分になって懐中電灯も消し、真っ暗闇の中で「このまま抜けられなかったらワタシは謎の失踪をしたってことになるんだよな~、そして数年、いや数十年後に白骨化したワタシの死骸が床下から発見されるんだよな~」なんてことをしばらく考えました。そしてフと我にかえり「いやダメだ、ここでは死ねない」と渾身の力を込めて前進したところ、服のボタンを引きちぎりながらも何とか脱出に成功。その後目的地点で確認を済ませた後、別ルートを通って無事キッチンへの生還を果たしたのでした。

まあ考えてみればあのまま動けなくてもすぐに発見されただろうけれど、あの極限状態ではそこまで頭が回りませんでした。ちなみに引き渡しが終わるまで施主でも勝手に入れないのは屋内に不具合箇所があった場合の責任の所在を明確にするためという理由ですが、こんなバカなことをしでかす施主がいるからというのもあるかもしれません。

ハナシが長くなったので「獄激辛焼きそば」の件はおもいっきり端折りますが、やはりブフォッ!となりながらも食前・食中とこまめに飲んだ牛乳が功を奏して今回は完食しました。ただもう二度とこの「凶器」レベルの危険な物を食べようとは思いません。しかしこんなに辛くても需要はあるらしく、コスモスでは常時販売されています。

棚には常にいっぱい。