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THE VICINITY OF IZUMO

2023年10月30日月曜日

(ll゚Д゚) 祟りが怖い

先週のこと、何故か右腕のひじから上の方が痛み出しましたが、だんだんそれがひどくなってきました。何かしたっけ?と考えたけれど頭に浮かぶのは「墓土地」の草刈りをしたことぐらい、イヤまてよ、ひょっとしてひょっとすると・・・その時脳裏にイヤな思いが浮かびました。

ウチの墓土地は出雲市営の墓地で、真っ青な海を見渡せる小高い丘の上にあります。何かそう書くと横浜あたりにある外国人墓地をイメージしますが、そんなエキゾチックな雰囲気など微塵も無いどこにでもある日本の墓地です。そしてワタシが初代となるためまだ墓石は無く、4平方メートルほどの土地に木の杭を打ってロープを張っただけなのです。

先々週そこに生えた草をカミさんと2人で刈り、ついでに勝手に生えたらしい近くの松の木を短く剪定しました。刈った草や松の枝は墓地の脇にある藪のところへ運んだんですが、そこには寄せ墓か何かで不要になった古い墓石が地面に何個か埋まっており、ワタシはそれを無意識のうちに踏んずけていました。そう、腕が痛み出したのはその墓石を踏んだせいで「ワタシの腕はもののけ姫のアシタカ(キャラは全然違うけど)の腕みたいにこの先ずっと祟られていくんだあ~」っていう恐怖に苛まされました。

ってまあ本気でそう思ったワケでも無いけれど、少しでも気になるところがあればそれを払しょくした方が精神的にもいいかなと考えたので再び墓地へ行き、お詫びをしながら踏んだ墓石の周りをきれいにしておきました。するとその途端腕から痛みがスッと消えていき、体も軽くなったのです。(ハイ、ここは完全にウソ)とまあやるだけのことはやったので少しは気が楽になりましたが、カミさん曰く「腕が痛むのはカマやノコギリ、剪定バサミを使いまくったせい」とのこと、確かにワタシ以上に墓石を踏みまくったカミさんがピンピンしているのも変はハナシですよね。ワタシの腕は知らないうちに治ってました。

仮にカミさんが憑りつかれてしまった場合の図。