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THE VICINITY OF IZUMO

2023年9月24日日曜日

2輪車への思い

ってワタシにとっての2輪車はバナナバ号だけですが、自転車をこぐのが面倒な時に苦手なヘルメット無しで乗れる電動キックスクーターもいいかも。ただ公道走行対応となると5~10万円ぐらいが相場なうえ、毎度コスモスなんかへ乗りつけたら変な名物オジサンになりそうなのでヤメときます。

ところでヘルメットが似合わないワタシ(2回目ですが過去エピソードはこちら)、1986年に義務化されるまで原付はノーヘルでOKだったので、学生時代にはバイト仲間の女子大生から長いこと借りていた原付で生駒山麓を探検したりしてました。ただこれらバイクについてはいろいろと苦い思い出もあり・・・

苦い思い出1
借り物のホンダ・ダックスで発進しようとした時、不慣れなクラッチ操作のため勝手にウイリーしてしまい、バイクと一緒にトトトトッて走った挙句にブロック塀にビターン!!と張り付きハンドルで顔面を打った。

苦い思い出2
狭い道でスピードを出し過ぎていたためカーブを曲がり切れずそのままズボボボッ!!とヘドロ沼にはまり込んだ。その後そこから抜け出すのにかなりの時間を要した。

苦い思い出3
バイトの後輩ケンジ君が操縦するスーパーカブ(90CC)に乗せてもらっていた時、ハンドルに下げていた買い物袋がひっかかったのをケンジ君が何とかしようとした途端に水の無い用水路へダイブした。腹を打って苦しむケンジ君の横にはうなりを上げるスーパーカブがころがっているというなかなか凄惨な現場だったが、ワタシはダイブ直前に足をついて立ち上がり飛ばずに済んだので救助に専念できた。

これら以外にもいろいろあったアクシデント、そしてヘルメットの件もあるのでワタシ2輪車は苦手です。ただひとつだけ今考えても惜しかったことがあり、それは岡山時代に電車区の先輩からバイク購入のハナシをいただいたこと。車種はホンダドリームCB400フォアで1970年代後期のモデルです。ホコリをかぶってはいたけれど殆ど走っていない新古車状態でタンクの色もワタシ好みのマルーン、売値は何とタダ同然の2万円です。大変魅力的に思えたんですがバイクの免許も無く、元々ヘルメットが要る2輪車に乗る気も全く無かったので丁重にお断りしました。

そして技術校時代、生徒の求人に来られたレッドバロン松江の店長さんにそのハナシをしたら「今では貴重な車種でこの年式はタマ数も少なく、程度が良ければかなりの高額」とのこと。あ~乗らないにしても買っとけば良かったな~ってもう後の祭りです。ただこのバイクをJRバスの構内で試乗した時思いっきりシフトミスして大ゴケしそうになったのを思い出し、やっぱりヤメといて良かったんだと今の自分に言い聞かせています。

ドリームCB400フォア、ネイキッドタイプのバイクはいいなあ。