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THE VICINITY OF IZUMO

2023年5月3日水曜日

レコードクリーナー液を作る

連休後半、いかがお過ごしですか?今日ワタシは今年2回目となる前庭の芝刈りをしました。今の時期は気温も低いのでスイスイと作業できますが、これが真夏となるとぶっ倒れそうになります。

ハナシはガラッと変わって聴く前に行うレコードのクリーニング、ワタシはオーディオテクニカ製の湿式クリーナーを使っています。これは今まで使った中で一番性能がいいので気に入ってますがいかんせん専用のクリーナー液が高い、60CC入って600円以上するんですよ。そこらには売っていないので送料もかかるし。そこで何とか自分で作れないかとネットで調べるとあるわあるわでちょっとビックリ、皆さん高いという思いは同じようで、それぞれのレシピ?を開発して自作しておられました。そこでオーデオテクニカさんには申し訳ないけれど、ワタシもそれらを参考に一番調合が簡単そうなやつで作ってみました。

用意するもの
濃度50パーセントのイソプロピルアルコール(コスモスで容量500CCの物が500円ほど)
無水エタノールは高いので酒税のかからないこれを使います。
精製水(これもコスモスで容量500CCの物が100円弱)
コンタクトレンズの洗浄用です。
ドライウエル(カメラのキタムラで360円)
フイルムを現像する時に使う界面活性剤ですが、これでクリーナー液がきれいに広がり速乾出来るそうです。本体より送料が高かったけれど、カメラのキタムラネットショップの店頭受け取りで送料無料でした。今時どこの店にも置いてないそうです。
アルコール対応スプレーボトル(ダイソーで100円)
クリーニング液を直接湿式クリーナーに塗布する時に使います。
シリンジ(ダイソーで100円)
ドライウエルをクリーナー液に加えるのに使います。

調合は簡単で、別容器に半分移したアルコールの容器一杯まで精製水を加え、そこにごくわずか(たったの0.5CC)のドライウエルを注入したあと攪拌して終わり、これと同じことを精製水の容器でも行います。結果的には総額1,200円程でアルコール濃度25パーセントのクリーナー液1000CCが完成。ちなみにアルコールがレコード盤を傷めることは無いそうです。

さっそくスプレーボトルに入れたクリーナー液をクリーナーのブラシ面にごく少量スプレーし、少し馴染ませた後レコードを拭いてみましたが専用品と遜色なくノイズも抑えられていい感じです。調合には台所にある計量カップやじょうごを使ったけれど、汚いものを入れたワケでは無いのでいいでしょう。ただ一応カミさんには秘密にしています。

用意した品々。しかし大量にでき過ぎてどうしようか。

湿式クリーナーと高い専用液。