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THE VICINITY OF IZUMO

2022年9月10日土曜日

35年ぶりの復活

今日は中秋の名月、ただ残念ながら今日ここらの天気ではお月見無理そうです。ところで熱帯魚水槽の外部フィルター、エーハイム2015が復活しました。いや~良かった~、今回は嬉しさ故のやや長文です。

これを買ったのは熱帯魚にハマっていた岡山時代、幅90センチの水槽に使っていました。現在アクアリウム用品系の各社とも外部フィルターを出していますが、ドイツの老舗であるエーハイムだけは別格というか何というか、人気が衰えません。

で、久々に熱帯魚飼育を始めた3年前にこれを使おうとしたらケースとポンプの間に入れるOリング(オーリング)が劣化によりちぎれていて使えず、しかたなく少し小型のエーハイム2213を買いました。でもOリングひとつで2015が使えないなんてあまりにも惜しい、だって現行のエーハイムは中華製だけど2015は生粋のドイツ製、当時本格的な外部フィルターはエーハイムぐらいしか無く値段も高くて、これを使っているだけで上級者の仲間入りって雰囲気もあったんですよ。

ネットで見ても情報が全く無いのでエーハイムの日本代理店に電話してみました。担当のオジサンは2015って言うとハハーって感心して一生懸命調べてくれましたが、このクラスの現行品とは微妙にサイズが違っていて今ある純正部品は使えないことがわかり、あきらめの境地に至りました。

それから3年経った先月のこと、再び2015復活のスイッチが入りました。このOリング、サイズがキッチリ合っていないと床上浸水を招くので正確にケースやポンプのサイズを計測しましたが、物が工業製品だけに規格やら材質やら値段やらがカオス状態。さんざんネットを渡り歩き、買ったけれどサイズが合わないという悲劇を味わいながらも、ついにアマゾンで測ったサイズに一番近そうなのを発掘したのでポチりました。荷物の扱いがヤバい大陸からの発送で到着まで3週間程かかりましたが案の定封筒はクシャクシャ、ただ中身はただのゴムなので大丈夫でした。

さっそくシンクに2015とバケツを持ち込んで水漏れテスト、2213よりはるかに水圧が高く、まさに王者の風格です。そして心配した水漏れも全くありません。ニマニマとシンクを覗き込みながら昼寝から起きてきたカミさんに自慢すると、半分寝ぼけて「これってウナギのやつ?」とかワケわからないことを言ったけど嬉しいので笑って無視、その後3時間ほど回してテストを終わりました。ただ考えてみたらせっかく復活した2015、ちょっと勢いが強すぎて今ある水槽には使えないんですよコレガ。

(参考)
2015のOリングが劣化して困っている方はそうそうおられないとは思うけれど、一応自分の備忘録としてサイズを記載しておきます。外径165ミリ、内径157ミリ、線径4ミリのOリングがピッタリです。

テスト中の2015、デカイ。

やっと見つけたOリング、苦労しました。