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THE VICINITY OF IZUMO

2022年5月25日水曜日

ハマヒルガオの咲く小路

日曜日のこと、久々に「出雲路自転車道」を走りました。全長は30キロぐらいありますが実際走ったのは大社町内の近所の方をちょっとだけ、実はバナナバ号で用足しに出た時に初夏の爽やかな風が心地よかったのでちょっとまわり道したのです。

しばらく森や畑がつらなる小路を走って行きましたが、ふとみると道端にハマヒルガオが、それもほんのちょっとだけひっそりと咲いていました。ただそれがかえって可憐に見え、自転車をとめて写真に収めました。乾いた砂地に咲くハマヒルガオ、初夏を感じさせる花です。

ここでハナシはガラッと変わりますが、自転車で走っているとすれ違う子供たちから挨拶を受けることがあります。たいがい中学生ぐらいなんですが、先日は珍しい虫を捕まえた小さな男の子からそれを自慢するため呼び止められました。いくら田舎の子とは言え、今の時代見ず知らずのオッサンに挨拶したり話しかけたりなんて素朴というかなんというか・・・なかなか捨てたもんじゃないですね。

また昨年同じく自転車で走っていた時、下校中と思われる小学3年生ぐらいの女の子数人が「マクロファージさん」とか「血小板ちゃん」とか話しているのが聞こえたので、すれ違いざまに「白血球さん!」って声をかけてしまいました。それを聞いた女の子達はケラケラ笑い出したのでワタシも笑って通り過ぎたんですが、声をかけたのはその子たちが明らかにアニメ「はたらく細胞」のことを話しているのがわかったから。ワタシとしては全く持ってイノセントな声がけだったんですがそれこそ今の時代、必要も無くこちらから子供に話しかけるのは良くなかったなと、ここは反省です。


可憐なハマヒルガオ。

咲いていたあたり、明治時代に植えられたというフランス海岸松の案内標識もありますが、残念ながらその松は無くなったみたいです。