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THE VICINITY OF IZUMO

2022年5月14日土曜日

取り付け完了

リビングのエアコン、取付完了しました。気候が良いのでまだ本格稼働はしていませんが多分大丈夫だと思います。ところで今回の取り付けについてですが、自宅のエアコンは室内・外共に冷媒配管ができるだけ目立たないように設置してもらった関係で、リビングの場合配管は5カ所で折れ曲がっているうえ縦どいの裏側を通してあります。おまけに長さもワリとあり、これを新たに引くとなるとかなり難易度が高くなります。

そこで今ある配管と配管カバーをそのまま再利用するという禁断の裏ワザに出ました。この場合配管内の洗浄が必要でワタシはパーツクリーナーとエアーでやろうと考えたんですが、外したパイプの端を見るとコンプレッサーオイルの混入も無く綺麗だったので洗浄無しでいくことに決定。ただ壁穴は左直出しの位置なので、配管を再利用する場合は壁に仮付けした室内機の下部を持ちあげた状態で経年で固くなった配管を繋がねばならず、これが非常にやり辛いうえここの断熱をしっかりやっておかないと冷えた配管によって結露した水が壁を伝って室内に垂れてきます。

まあそれでも何とか頑張って取り付けたワケですが後は耐久性、基本冷房専用で使いますが長く持ってくれることを願います。また「人柱」ということで、何かトラブったらすぐに報告しますね。それでは最後に、時間に追われながら日に何台も取り付ける業者さんはなかなかやってくれないこと、要はDIYだからこそできることを書いておきます。

バックプレートを傾ける
壁にバックプレート(据付板)を取り付ける際は基本水平を取りますが、ワタシはドレン水の排水口側に向けてわずかに傾けます。これは室内機内に溜まったままになるドレン水を少しでも減らすためで傾きは水平器の泡がセンターから1~2mmずれるぐらい。実は以前取り付けたマイルームの霧ヶ峰もこうしていますが、この程度の傾きなら見てもわかりません。

真空ポンプを使って30分以上真空引きをする
普通は15分ぐらいですが、しっかり配管内を乾燥させたいため長めにやります。以前は真空引き自体やらない業者さんもいました。

真空引き後の漏れ確認
真空引き後1時間以上放置し、漏れないかをゲージの針で確認します。普通は5分程度です。

ガス放出後の漏れ確認
配管内にガスを放出後1時間以上放置し、漏れないかをゲージの針で確認します。業者さんはやらないか、やっても1分程度です。

フレア部の漏れ確認
室内機・室外機共フレア部(ジョイント部分)に漏れがないかを石鹸水を使って確認します。業者さんはやらないか、やっても室外機側だけです。

ドレン水の排水確認
取付完了後、室内機のフィンに霧吹きで水を吹きかけ、ドレン水がちゃんと外へ排水されるかを確認します。業者さんはやらないようです。

ってここまでやってもたまには失敗するのがDIYなんですが、そこは自己責任ということで。逆に業者さんが短時間で済ませて行ってもそこはプロ、問題無く動くし何かあれば手直しを頼めばいいだけです。ただ壁穴と専用コンセントがあることを前提として、時間がかかっても押さえるべきところはキッチリ押さえたいとか、雑な業者さんに当たったらイヤだなんてのがあればDIYもいいかも、工賃はタダなので後はチャレンジする勇気だけです。道具類はレンタルもありますが、寿命が来たエアコンを次々と交換していくんだったら買っても元は取れそう、今回の場合ヤマダ電機のサイトで見積もってみたら、外したエアコンの回収無しで29,000円でした。また型番にもよりますが、無料で回収してくれる業者もあります。

おまけ
室内機は真っ白でシンプルですが、ちょっと高級感を出したくてダイソーで買った木目テープを貼ってみました。カミさんの感想はというと「別にあってもいい」とのことで、裏を返せば「別に無くてもいい」ってことになるのでなんかモヤモヤします。しかし貼った後で気付いたけれどこれって洗濯機と同じ色合い。ワタシ人柱どころか、知らない間にハイセンス信者になったみたいでヤバイです。


ヤッパ無いほうがいいですかねえ?