1

1

1

THE VICINITY OF IZUMO

2021年9月15日水曜日

トイレにオーラトーン

オーラトーン5Cはアメリカ製の小型スピーカーで、小さなスピーカーで聴いた時の音を確認するために録音スタジオなどで多用されたワリと有名なもの。音が良くないという人もいますが、少し低音を持ち上げて小音量で聴くとなかなかです。これの中古を手に入れたのは20年ほど前、ただ今まで本格的に使うことなく棚のお飾りになっていました。

そこで今回このスピーカーに活躍の場を与えることにしたけれど、その場所はトイレ。ここで「イパネマの娘」とかの音楽を流してやろうと考えました。なんでイパネマの娘かというと、映画「ブルース・ブラザース」の終盤で大勢の警察や軍隊が迫ってくるものすごい喧騒の中、追われる2人が乗ったエレベーター内でゆったりとこの曲が流れているトボケた感じが好きだからです。

で、トイレ正面の小さな棚にオーラトーンを置いてみましたが、いくら小型のスピーカーといってもやはりソコソコの存在感はあります。このうえここにアンプや配線を加えたら何か仰々しくなり過ぎて、ワタシがそう感じるぐらいだからカミさんはきっと眉間にシワを寄せるハズ。ということでこの計画は取りやめにし、オーラトーンは撤収しました。「公共の空間で鳴らすスピーカーは天井にある」というのはこういうコトなんですね。

置いたらこんな感じ。トイレの写真ですみません。