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THE VICINITY OF IZUMO

2018年1月28日日曜日

冬タイヤ

先週はちょっと降りましたね。今年一番の雪上走行になり、金曜日には前の車が急に止まったので不覚にもABS(アホ・バカ・スケベでは無い)を作動させてしまいました。が、しかし、今更だけどスタッドレスタイヤってスゴイです。

ワタシが免許を取った頃はまだスタッドレスタイヤは無くて、深くてゴツい溝が彫ってある俗にいうスノータイヤの時代です。こいつは道路が圧雪の時には素晴らしい性能を発揮するんですが、アイスバーンとなると現在のスタッドレスタイヤの性能には遠く及ばず殆どお手上げ、こうなるとスノータイヤ+タイヤチェーンまたは最強のスパイクタイヤでないとどうしようもありません。

ただスパイクタイヤは道路を傷めるのとその時に出る粉塵が公害となるため山間部以外では使用禁止になり、その代わりとして一気にスタッド(スパイク)がレス(無い)、氷上性能に優れたスタッドレスタイヤが開発されたっていきさつがあります。

以下スノータイヤ時代のワタシの失敗例

①学生時代の冬休み
自宅にあった車で宇迦橋の交差点を曲がったところ、アイスバーンだったためそのまま5mぐらい滑走して前輪が溝にはまる。(その時たまたま消防車で通りかかった大社消防署員の皆さんに引き上げてもらいました)

②学生時代の冬休み
自宅にあった車で深夜、鷺浦ー猪目間の峠で動けなくなり一緒に乗っていた友人にかなりの距離砂を撒いてもらって脱出する。(ここはスタッドレスタイヤでも厳しいです。しかし夜中に何してるんだろう?)

③学生時代の冬休み
これは自業自得だけれど、夜に浜山公園の駐車場でこれまた自宅にあった車で雪上ドリフトをして遊んでいたところ、そのまま10mぐらい滑走して縁石にぶつかりサスペンションが壊れる。(親からマゲに(物凄く)叱られました)

④スキーに行く道中
スノータイヤ+タイヤチェーンでアイスバーンを走っていたところカーブでスピードが出すぎ、慌ててブレーキを踏んだのでタイヤがロック。そのロックしたところがチェーンとチェーンの間のところだったのでタイヤチェーンを巻いている意味がまったく無く、そのまま雪の山に突っ込む。(バンパーが曲がりました)

⑤初めて買ったプラスチックチェーン
これで冬の中国山地越えに挑んだところ坂道でなぜか車が停止、ドアを開けて確認するとプラスチックチェーンは止まったままで中のタイヤだけが空回りしていて目が点になる。
(夕方になったので結局ふもとのGSで普通のタイヤチェーンを買いましたが、店の人が同情して中古の懐中電灯をプレゼントしてくれました)

と、まあこんなところでしょうか。

それでも当時の若手ドライバーはスノータイヤ+雪道テクニックだけで結構出雲の冬を乗り切ったもので、多分今でもその世代の人は慎重かつ安全に最大限必要なスピードも出せる雪道テクニックを保持し続けているものと思われます。そしてワタシはちゃんとクラウンのATを「スノーモード」にしてABSに守られながら安全運転を心がけてまいります。と言ってもスタッドレスタイヤはヤフオクでタダ同然で落札した中古なので、そこはそれこそ昔培った雪道テクニックでカバーです。

通勤途中に前がつかえて完全停止。ヽ(´Д`;)