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THE VICINITY OF IZUMO

2018年2月4日日曜日

雪の日のJazz

目が覚めて見ると雪はそうたいしたこともなく薄っすらと白くなった程度です。大社町は灘風(海からの風)が吹くのでそんなに積もらないというのは良く聞くハナシだけどやはりそのせいかな。ところで昨日たまたまFMでジャズピアニスト「デューク・ジョーダン」の曲がかかっていました。そしてずいぶん前にも触れたけれど、ワタシの雪の日に聴きたいジャズの一押しが、やはりこのデューク・ジョーダンのアルバム「フライト・トゥ・デンマーク」なんです。

ジャケット写真は、デンマークの雪景色の中に佇むデューク・ジョーダン。そのきれいな風景と相まって、アルバムの中身は彼の柔らかくもそこはかと哀愁漂うピアノが奏でる曲の数々。ちょっとだけ重い「No Problem」から始まって、特に3曲目のスタンダード「Everything Happens to Me」などは、もう真っ白な雪の中にとけこんでしまいそうです。デューク・ジョーダンは、1970年代にアメリカでジャズが衰退し売れなくなったためデンマークに渡り、1973年にこのアルバムを出しました。少々不運な生涯を送ったデューク・ジョーダンですが、ワタシはホッとするこのアルバムを熱いコーヒを飲みながら聴くと、ちょっとだけ幸せな気分に浸れます。

実はこの時期、ジャケット飾ってます。