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THE VICINITY OF IZUMO

2018年1月8日月曜日

IHで鍋を振る

新年早々食べ物関係のハナシで恐縮ですが、よくお宅訪問みたいな番組を見ているとキッチンの説明で「鍋を振りたいのでIHはやめてガスにしました」って人がいるけれど、ワタシはIHでガンガン鍋を振っています。IHは鍋自体が発熱するので火力はものすごく、最高火力でカラ焼きするとフライパンが変形してしまう程で、おまけに上昇気流が極端に少ないので部屋は汚れないしレンジフードの掃除も少なくて済むってメリットもあります。ただ鍋を離してしまうと加熱しなくなるのがネックということで、そこだけ気を付けながら鍋振り代表料理の「パラパラチャーハン」を作ってみましょう。そんなもんワタシだってやってるよって人は読み飛ばしてください。

①鍋(フライパン)
本当はでっかい中華鍋で作りますが、IHの場合は普通のフライパンで。振ったときに中身が飛び出さないよう、少し深めの物が便利です。

②ご飯
炊きたてより少し時間が経ったものがベスト、ワタシはタッパーにとっておいた冷やご飯をレンジにかけた後、少しだけ湯気を飛ばして使っています。

③加熱
サラダ油は大さじ2~3程度投入し、油煙が立つまで強火で加熱する。ここが一番大事で、IHでベチャっとなるのはたいがい最初の加熱不足です。やや油の量が多いけれど、チャーハンで脂肪分とかを気にしてちゃダメです。

④玉子投入
玉子1個を割り入れ、ささっとかき混ぜて半熟状態にする。玉子はとがった所よりIHのトッププレートみたいな平らな所で割ったほうがきれいに割れます。

⑤ご飯投入
すかさずご飯を投入してダマを崩しながら玉子とからめていきます。ワタシはお玉ではなくてヘラを使用。ご飯の量はお茶碗1杯、多くても2杯程度です。

⑥鍋振り
さて、ここから鍋振り開始。最初に書いたようにIHはプレートから鍋が離れたとたんに加熱が無くなるのでフライパンを高温に維持する意味でも振りっぱなしではダメ、加熱と振りをテンポ良く切り替えるのがコツです。

⑦具材投入
火が通りやすいように細かく刻んだベーコン(ホントは叉焼がベスト)やネギを入れ塩・コショーを振り入れて引き続き加熱と振りを繰り返します。慣れないうちは水分の多い野菜を入れ過ぎないよう注意です。

⑧味付け
最後に味付けとしてワタシは中華の素を入れさらに加熱と振りで完成です。香り付けに醤油を軽く廻し入れてもOKです。

ってことでパラパラチャーハンの出来上がりです。特に③と⑥がポイント、IHではベチャッとしたチャーハンしかできないという人はぜひ挑戦してみて下さい。

ハイ、パラパラチャーハンの出来上がり。