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THE VICINITY OF IZUMO

2021年4月17日土曜日

日本の歌のプレイリスト

もうすっかり暖かくなって、寒い時期にはたまにしか入らなかったステレオ部屋も本格稼働です。ところで好きな曲を登録するだけでそれを連続再生してくれる「iTunes」のプレイリスト機能、以前「夢の共演」っていうタイトルでジャズボーカルのプレイリスト「ディーヴァ(歌姫)編」を紹介しましたが(2017年4月17日の日記をご覧ください)、今回紹介するのは日本の歌のプレイリストです。入れてあるのは「中島みゆき」「ユーミン」「谷山浩子」「研ナオコ」「村上ユキ」「アン・サリー」「柴田淳」その他もろもろですが、バラードでまとめたゆったりと聴ける構成で、ジャズとかの合間に聴く「箸休め」としてもいい感じです。

ここに入れてある曲一つ一つの紹介は割愛しますが、曲によってはいろいろとエピソードもあり、例えばこんなハナシもありました。ワタシが20代後半で岡山在住の頃、同じ職場の40代の人が行きつけのスナックに新しく入った若いコを口説いてドライブに誘いだすことに成功し、その人から「車で聴くCDを貸せてほしい」と頼まれました。ワタシだってハタチそこそこの女のコが聴くようなのは持って無かったけれど、それでもまあまあ新しげなやつを何枚か渡しましたが「さすがにこれは無いだろうな」と思いながらも「河のほとりに」や「カントリーガール」「銀河通信」などを作った谷山浩子さんのCDも入れておきました。ところがそのコ、谷山浩子さんが好きでドライブ中ずっとそのCDを聴いていたとのこと。ワタクシ若い女のコなら当然アイドル系とかロック系とかを聴くもんだろうという「ステレオタイプ」で見ていたようで、これはホントに意外でした。

あとどうでもいいハナシだけど、中島みゆきさんが歌う「春なのに」。好きだった先輩が卒業してしまうという少女の切ない心情を歌った失恋ソングですが、歌詞の中に「記念にくださいボタンをひとつ、青い空に捨てます」というのがあります。ただ無粋なワタシは「もしこの歌の中の少女が中島みゆきさん本人だったら、ボタン一つぐらいでは絶対に許してもらえそうに無いだろうな」って思ってしまいます。

リスト名はJAPAN Vo(ジャパン・ボーカル)