中国道ができたのは1970年(山口県までの全線開通は1983年)、山陰・山陽両方の利便を図るということで中国山地を縫うように作られました。開通当時はまずまずな交通量で当然ワタシの高速デビューも中国道、大阪での学生時代は落合ICで降りてから国道181号線で四十曲峠を超えて米子にぬけるってルートで帰省してました。ところが山陽道ができてからは当然のように交通量はガタ減り、たまに走ってもホントこの交通量で道路が維持できるのかと心配になるほどの閑散ぶりで、夜間など見える範囲を走っているのは自分だけっていう状況も結構あるので本線に車を停めて車外でストレッチでもできそうです。(これ違反なので絶対にやっちゃダメ)ワタクシ山陰に住む者としてこの中国道を守りぬいていく使命があるので、少しでも長い区間を走るため今まで京阪神方面に向けては落合ICから乗っていたのを三次東ICからに変えました。(松江道がタダのためというのが誰でもわかるホントの理由)
ところで「中国自動車道」という名称なんだけれど、こんな感じで中国地方にあると道路にしても企業にしても頭に「中国」と付くパターンが多く、日本と微妙な関係にある「中国」と被っていてあまり好きではありません。中国地方では無くてもっと他に良い呼び名ってないのかなあ?とか思うけれど、昔トラックに積んだ無線機から強力な違法電波をバンバン出していた長距離トラッカー達は、仲間との交信で中国道のことを「チャイナ高速」って呼んだりしていたのでもう何をか言わんやです。
平日の吉和SA、もうガラガラ。