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THE VICINITY OF IZUMO

2020年7月19日日曜日

今年もトラブル3

ってこのタイトルということはまたエアコンのハナシか?と思われるでしょうが、そう、またエアコンのハナシです。おまけに長文ですみません。

ワタシの部屋のエアコン、前に書いたように去年はだましだまし使っていたけれど、今年はいろいろといじってみるも全く動かず。残念だけどこの夏この部屋はエアコンレスと決めていました。ただここ最近だんだん暑くなってどうにも居られなくなり、ついにエアコンを替えることに。ただケチイ性格ゆえDIYで交換することにしました。

部屋は7.5畳ありますが6畳用で十分と考えさっそく通販でエアコンを物色。コロナの冷房専用機がコメリの通販で29.800円で出ていたので「どうせ暖房は使わないからこれでいいや」ってよっぽどポチリかけましたが、よくよく調べるとこの機種はインバーター非搭載。要するに室温が上がるとフルパワーで動き出し、室温が下がるとガコンと止まる昭和の制御方式で、きめ細かい温度管理や省エネなど一切無視したダメないさぎよい仕様なのです。気が付いてよかった~。

それではと再度物色し、安くてほぼ同価格のダイキンと三菱電機に絞り込みました。世間では業務用で実績があるダイキン推しですが、ワタシは小学生の頃家にカラーテレビが来た時に、明かりを消した部屋でCMの「きりがみね~♪」という歌とともに映し出されるブルーバックに白地の涼しげな「霧ヶ峰」のロゴが今でも記憶にあり、それに郷愁さえ覚えるというどうでも良い理由で三菱電機の霧ヶ峰に決定。ちなみに霧ヶ峰は日本製で、ロゴは今でも当時のままです。そして必須アイテムの電動真空ポンプとゲージのセットを一万円ほどで購入、これはこの先に向けての投資でもあるので良いのです。以下作業状況。

1・取付位置の設定
既に壁の穴やコンセントはあるので軽く考えていましたが、今あるのを10年前に付けてもらった時には室内機からコンセントが離れていたり配管がむき出しになったりしないようお願いしてました。そして今回付けるのは今までのよりサイズが一回り大きいためかえって穴の位置とかが制約となり、位置決めに若干てこずりました。おまけに壁の穴もやや小さめで、室内機を持ち上げたままそこにガス管2本と排水管、太い電源ケーブルを通す必要がありちょっと難航しました。(ムスメの補助1・ご褒美にかつや出雲店のカツ丼)

2.配管の設置
室内機と室外機をつなぐ配管のジョイント部は決められた力(トルク)で締め付ける必要がありますが、業者さんは規定トルクになるとカクッと首が曲がるトルクレンチを使います。ただこれを買うとなると案外高くてDIYで取り付ける意味がなくなるので未購入。そこで取付工事説明書に記載のトルクとモンキーレンチの長さからチャチャッと計算し、あとは680円で買った電子ばねばかりで計算で求めた数値になるまでモンキーレンチの端を引っ張るという荒業に出ました。ただ短いレンチの端を20キロオーバーの力で引っ張って空中配管のジョイントを締め付ける必要があり、もうはかりを引っ張る手がプルプルしてここもちょっと難航しました。(ムスメの補助2・ご褒美に普通のカツ丼からネギ玉カツ丼に昇格)トルクレンチがあればどんなに楽なことか・・・。

3.ガス漏れの確認
通常15分ほど真空ポンプで配管の空気を抜いた後、漏れが無いかゲージをつけたまま5分程度放置するんですが、ワタシの場合ジョイント部の締め付けが心配だったので一晩放置。これが業者さんには真似のできない、心配性が行うDIYの醍醐味です。翌朝見るとゲージの針は真空を指したままだったので漏れは無いと判断して室外機内部のガスを配管内に放出しました。あとは石鹸水で再度漏れを確認して作業終了です。

そしてリモコンのスイッチON、緊張の一瞬です。その後クィーンと軽やかにコンプレッサーが回りだし無事冷風が吹き出しました。良かった良かった。で、終われば良いのですが一つだけ問題があって、それは冷えすぎること。ワタクシ軽く冷えて電気代が一番安い「弱冷房除湿運転」で使おうと考えていて、除湿能力を3段階に切り替えできるというのも霧ヶ峰を選んだ理由なんですが「弱」で除湿運転しても寒いぐらいまで室温が下がってしまいます。電気使用量は今までの約半分ぐらいなのに能力だけはえらく高くなって10年の間の進化ってすごいですね。まあそのうちベストな設定を見つけてボチボチと使っていきましょう。以上、もはやシリーズとなったエアコンネタは完結ですが、もし今度書くとしたら自分で取付けたこのエアコンに不具合が起こったときでしょう。一応本体には5年間の延長保証を付けときましたが、設置の不具合までは保証してくれないのが残念なところです。

配管も見えずにスッキリと付きました。