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THE VICINITY OF IZUMO

2019年12月28日土曜日

エーデルワイス

ワタシの住む大社町では昔夕方になると役場の屋根のサイレンが鳴っていたんですが、そのうちメロディチャイムに置き換わりました。確か朝は「大黒様」昼は「ウエストミンスター寺院の鐘」夕方は「浜千鳥」だったような気がします。そのうちそれも無くなったようですが現在は新たなメロディチャイムが。朝は「恋は水色」昼は「エーデルワイス」夕方は「ふるさと」が流れます。ただしこれは出雲市の防災行政無線から日々の作動確認を兼ねて流されているので市内のあちこちで同じメロディーが聞こえます。

ところで昼に流れる「エーデルワイス」なんだけど、これはミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌で「ドレミの歌」と並んで有名な曲です。実際の花の方はウイキペディアによるとヨーロッパアルプスの高山植物で、野生の原種はめったに見られなくなったとのこと。

そのエーデルワイスといえば小学生の頃、生真面目な科学者のような風貌で家の真空管テレビを立ちどころに直してしまうので尊敬していた「山根テレビサービス」の山根さんから販促用と思われる「チロルの空気の缶詰」をもらいました。これはアルプスはチロル地方の空気が缶詰になっているということで自宅でしばらく保管したあと代表で父親が開封、そして家族がその空気を吸おうと一斉に群がりましたが、空気だけではなく香料も入っていたのでその猛烈なにおいに全員がウェッとのけぞりました。その香料がまさしく「エーデルワイス」で、後で缶を見ると小さく「エーデルワイス香入り」と書いてありました。ただこれは明らかに香料を入れすぎなのと、家族が競って鼻を近づけストレートに空気を吸ったために起こった事故で、決してエーデルワイスに責任は無いし実際のエーデルワイスの香りはもっと可憐で爽やかなものだと思います。今回はなんかとりとめなくてすみません。

ネットから勝手に。