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THE VICINITY OF IZUMO

2017年1月7日土曜日

新年早々ストーブのハナシ

しかし今年は正月らしいことは何もしなかったけれど、代わりに元日からストックヤードを片付けたり、石油ストーブの芯を変えたりしていました。(そんなこと年末にやれよって?)芯を交換したのは8年ほど前に中古で入手したアラジンブルーフレーム。もともとイギリス製で長い歴史がありますが、今販売されているのは日本製です。また、芯をはじめとする各部品が全て供給されており、取り寄せ部品だけでストーブが完成するぐらいの充実ぶりで助かります。今回やった芯交換ですが、説明書はついていたけどネットでおおよそのところ調べていたので5分ほどで完了。ついでに全体を掃除して灯油も注いでおきました。ところでこのストーブ、新品を買うと結構な値段がする割には人気がありますが、温度調節ができない、灯油をけちって炎を小さくすると臭いが出る、おまけに灯油を切らして空焚きすると部屋中がススだらけになるなどいたって使い勝手は悪いのです。ただそのレトロなたたずまいとブルーの炎がなんだか妙にノスタルジックな雰囲気を醸し出してくれて、それが人気の秘密だと思います。またきちんと燃やせば臭いが全く出ず、さすが1960年代に「暮らしの手帖」で大絶賛されただけのことはあります。(ちなみに暮らしの手帖は、当時の商品テストでダメな家電などをコテンパンに酷評し、個人消費に対して多大なる影響を与えたとのことで、ある意味日本の製造技術を外国製品に負けないぐらいに押し上げた立役者だとも言われています)ただタンクが本体と一体構造のため、灯油を注ぐのにいちいち本体かポリタンクかを持ち歩かなければならないのが大変ですが、ワタシはネットでエンジンオイル用のジョッキを使っている人がいるのを知り、ホームセンターで3リットル入るのを買って真似をしています。ああ、さらっと書くつもりが新年早々えらく長文になってしまい申し訳ありません。

天気が良かったので、ベランダで作業中。