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THE VICINITY OF IZUMO

2014年9月16日火曜日

いらんことをする

西側の部屋のたまにしか使わないエアコンが壊れたので東芝に修理を頼んだところ、以前もお世話になった真空管アンプ大好きおじさんが疾風のように現れて直してくれましたが、ちょうど保障がきれたところだったので3万円近くの大変痛い出費となりました。家電の故障に使用頻度はあまり関係ないらしいけれどそれでもと聞いてみたところ、海に近いところは室外機の基盤に塩が付着して壊れる故障はよくあるとのこと、今回の故障もこれが原因らしいです。自宅から海は見えないけれど(実は海が見える所に住みたかったりして)それでも潮風は吹くので残念ながら大いに納得です。

これではいけない、このままだと次々と壊れちゃうと焦った結果、よく潮風にあたりそうな自分の部屋のエアコンから対策を施しました。で、何をしたかというと基盤の水洗いで、まず室外機の天板を外した後、金属製の箱に入った基盤を慎重に取り出しそのまま台所へ持って行きました。流し台には浄水水栓が付いているので、塩素の無いこの水で基盤に付着した塩分を洗い流そうという魂胆です。流す前に念のため基盤をなめてみるとでかいコンデンサーにまだ電気が残っていたみたいで舌の先で思いっきり感電、痛って~って思いながら近くにあったフォークでコンデンサを放電させましたが、もうなんかやることがやぶれかぶれです。

そして再度なめてみると程よい塩加減、ケースに入っているとはいえ、やっぱり塩が付着してました。その後ジャ~ジャ~と水で洗い2時間ほど日向で乾燥、ホントは数日間かけて完全乾燥させたほうがいいけれど、ざっと見たところ一番やばそうなプレートIC周囲は完全に乾いているみたいだし、ええ~いっとばかりに元に戻して始動しました。ところが室外機が動かない、やっべ~、これも壊れたら6万円近い出費になるがなと死ぬほど焦りながら配線なんかを点検しているうちにヒュイーンとコンプレッサーが回りだし、室内機からは冷風もちゃんと吹き出しました。もう~、大人をからかうもんじゃないよと室外機に言って聞かせ、大いに安心したところで対策は終わりましたが、後は水洗いの影響が出ないことを祈るばかりです。これで良かったら家中のエアコンを順次対策していきますが、一台くらいは失敗しそうな予感がします。

東芝の基盤はポップなイエロー。