爆速後は「赤いパソコン」を普段使いにする計画で今まで使っていたのはどうしようかと考えましたが、ヤフオクに出したところで殆ど値も付かないだろうし、まあまた珍しいOSでも入手したらそれのテスト用にでも使えるかと元箱に戻そうとしました。そしてその時箱の底にあった「何かのおまけソフトだろう」ぐらいに考えていたCDを改めて見ると、何とそれはウインドウズ8用のリカバリCDでした。おっと、これは何だかハナシが長くなりそうな気配、ってことでこの先は興味のある方だけどうぞ。
「そっか~、このパソコンは元々ウインドウズ7が入っていたけれど、ウインドウズ8でも使えるように付録?が付いてたのね」ってことでせっかくなので試しにインストールしてみることに。当然ウインドウズ7よりは負荷が増えるのはわかりますがここでポイント、ウインドウズ8は64ビットだということです。細かい説明は省きますが(説明なんてできません)今までこのパソコンはウインドウズ7の32ビット版で、メインメモリーはいくら積んでも4ギガ(実際は2ギガ搭載)までしか認識してくれませんでした。それ故使っているうちにだんだんHDDへのアクセス(スワップ)が酷くなり、しまいには何かする度にHDDのアクセスランプがほぼ点きっぱなしで暫くはまともに動かなくなるって感じでした。これが64ビットとなれば認識するメモリー容量は殆ど「青天井」で、HDDへのアクセスも激減するはずです。そしてどうせやってみるならってことで、せっかく爆速化した「赤いパソコン」からメインメモリーやSSDを容赦なくもぎ取ってこいつに装着、そしてウインドウズ8をインストールしました。そしてその結果は・・・・
速いっ、速いぞ!!なんと最初出るメーカーのロゴが消えてから初期画面が立ち上がって安定するまでちょうど10秒、「赤いパソコン」が13秒なのでCPUの「I5」を「セレロン」が抜いたことになります。「赤いパソコン」はウインドウズ10なのでOSの違いはあれども何でこうなるのかは全くわからず、まあ実際はベンチマークや重いソフトを走らせてみないと何ともいえませんが、しまいかけた爆おそパソコンは我が家での最高速を伴って見事現役に返り咲いたのでした。その後サポート期限の関係から、マイクロソフトから入手したウインドウズ8.1にバージョンアップ、そして各種ソフトをインストールしましたが爆速加減は変わらず大変調子よく稼働しています。
そしてメインメモリーとSSDをもぎ取られた哀れな「赤いパソコン」は、新たに?2ギガ分の古いメモリーと古いHDDを取り付けられ、それでもなんとかウインドウズ10を動かしています。爆速とまではいかないけれどボチボチ動くあたり、これが「I5」の「I5」たる所以でしょうか。今後は今更ながら職場にパソコンが導入されてブーブー言っているカミサンのパソコン練習用に使っていきます。そして小銭がたまったら、またこれ用にSSDやメインメモリーを買うかもしれません。
ウインドウズ8の大胆な壁紙にしました。 |