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THE VICINITY OF IZUMO

2016年1月9日土曜日

原点回帰

初めて買ったレンズ交換式のカメラであるパナソニックのGF-1。販売開始から6年たった今もうすっかり型落ちになって、ネットオークションでもボディのみならわずか数千円で取引されています。ワタシも今では殆ど使わなくなって職場の机の引き出しに放り込んだままでしたが、ヤボ用でHDDにためてある過去の写真を見ていくうちに、他のカメラを買ったり借りたりして撮った写真と比較しても写りは悪く無く、むしろ晴天時にこのカメラで撮る風景写真は、誇張の無い素直な発色と程よい解像感でワタシ好みの物が多いことに気付きました。そこで原点に帰ることを思い立ち、正月休みを機会にしょぼくれていたこいつを自宅に持ち帰り、ついでに購入当時こいつに使えるということでカメラのキタムラで買ったキヤノンの激安オールドレンズを装着して散歩に持ち歩きました。

ただこの組み合わせだと全てがマニュアル撮影になるんだけれど、絞りはこうして露出はこうでとこまめに考えながら調整して撮ってみると、以前にも増してオールドレンズらしい柔らかさの中にもキレがある良い写真が撮れました。今まで使わなかった純正のネックストラップもハンドストラップに改造したことだし、これからは「晴れの日カメラ」としてたまに持ち出してやりながら壊れるまで使っていきましょう。作例は無いけれど「四季のうつろい」は殆どこのカメラで撮っています。

キヤノンFDレンズにフードとグリップ装着で結構重装備。