1

1

1

THE VICINITY OF IZUMO

2014年5月18日日曜日

東洋のマチュピチュ

なんとなく日帰りの遠出がしたくなったので、昨日は「東洋のマチュピチュ」こと愛媛県の別子銅山跡を観に行きました。まず麓にある「別子銅山記念館」を見学した後いよいよ廃墟のある東平(とうなる)地区へ出発。国道から分かれてからはカーブが連続する細い山道が延々と続き、おまけに対向してくる乗用車やマイクロバスも結構あるので、なかなかタイトでハードな雰囲気を味わいながらも無事到着しました。

東平地区は最盛期には3800人もの人が住み、小学校の児童数だけでも700人ぐらいいたそうです。今は昭和48年に閉山した後の植林によって自然の山に戻っていて、とてもそんな街があったとは思えません。ただところどころに当時の遺構が点在していて、廃墟マニアや歴史マニア、鉄道マニア、山岳マニアなどにはたまらないかも。ワタシ的にはそこにある「東平歴史記念館」に展示してあった当時の写真から、鉱山街のたくましく活気ある生活が偲ばれ、以前行った佐賀県の炭鉱跡「にあんちゃんの里」と想いが重なり印象的でした。

しかし今回は燃費を理由に軽自動車で行って大正解。気持ち車高を下げたクラウンなんかで行ったら、東平に着く前にあちこちがひっかかって動けなくなっていたかもです。

駐車場からの景色です。