ワタシの前に立ちはだかった2.5センチの障壁・・・なんのこっちゃって感じですが、その2.5センチのために大変な苦労をすることになりました。
あれだけ声高らかに「耐久テスト開始」なんて叫んでいたワタシですが、なんと今週月曜日にエコキュートを交換してもらいました。理由はジゴロの身としてカミさんにいつ壊れるかとハラハラすることなくお湯を使ってもらいたいこと、ワタシの人生最後のエコキュート交換になるかもしれないのでそれなら早目にということ、新しい分さらに省エネが進んでいるうえ、今までの機種ではできなかった中国電力の新プラン「おひさまシフトコース」に契約変更できること、といったところです。しかしあれだけ騒いで結局交換なんてホントお恥ずかしい限り、いつ壊れるかとあと何年使えるかと期待してくださった皆さん、申し訳ありませんでした。
選んだのは今までと同じ日立のフルオートで、壁付けリモコンのサイズが変わらないと言うのが理由、これで古いネジ穴が見えたりすることはありません。そして付けたのは水道直圧式の高圧給湯タイプ。これは昔からある日立独自の技術で、シャワーや蛇口の水圧がずば抜けて高く飲用にも使えますが本体価格が割高。ワタシ特に水道直圧で無くてもよかったんですが、業者さんに薦められるままこれに決めました。あとWi-Fiで勝手に天気予報を取り込み、晴れなら太陽光発電の電気で昼間にお湯を沸かす機能、知らない間にこんなことになってたんですね。ただウチに太陽光発電は無いのでこの機能は関係無し、まあ「日立エコキュートアプリ」っていう何のひねりもない名前の専用アプリを使い、スマホでひととおりの確認や遠隔操作ができるので良しとしました。
残念ながら最初に薦められた機種が生産終了とのことで、急遽同じ機能の最新機種へと変更になったので価格がさらに割高となり、結局交換工事と既存機の撤去処分、本体12年保証と工事12年保証、国の補助金等すべて含めて税込み37万円ほどになりました。設置後のランニングコストが安いとはいえ、エコキュートはやっぱり高額です。 (T_T)
で、ハナシは最初に戻り2.5センチで苦労した件、なんと日立のエコキュートは貯湯タンクの最小幅が全機種とも以前より2.5センチ大きくなったのです。ウチのストックヤードはエコキュートを設置した後に建てたのですが、ヒートポンプユニットはストックヤードの外に、貯湯タンクは中にあります。それまでは何とか扉から押し込めると考えていたけれど(このことは過去日記でちょっと書いています)2.5センチ大きくなったせいで不可能となりました。
そこで扉そのものを枠ごと外すことにしましたが、見えるネジを全部外してもビクともしない、それらに詳しい友人のアドバイスに従いストックヤードを作ってもらった工務店さんに頼もうにもどうも廃業された様子、もうカミさんと2人破れかぶれでディスクグラインダーやバイスプライヤーを使って周囲のポリカ波板を剥がし、あとバールやハンマーを駆使して何とか扉とその枠を外すことができました。何だか見た感じ竜巻でも通ったかのような状態になりましたが、その時は交換工事の日までまだ間があったので、とりあえず仮止めで元の状態に戻しておきました。
しかし笑っちゃうのはストックヤードを頼んだワタシも建てた大工さんもいずれこうなるであろうことを考えずに普通の扉をつけてしまったこと、エコキュートを交換に来た業者さんや工事の様子を見たご近所さんはさぞかし呆れられたことでしょう。ひょっとして先々再び交換することになった時のことを考え、原状回復にあたってはポリカ波板を固定するのに傘釘ではなくステンレスのネジや座金を使うなどしておきました。次回では2号機の使い心地や、外した1号機の状態などを報告します。