先日の日曜日は節分でしたが、今年はちょっと意味あるものでした。というのもウチを新築して入居してからこの節分でまる15年、そう、16年目に突入した今、エコキュートがあとどれぐらい持つかという「暮しの手帖の商品テスト」も真っ青の私設耐久試験を開始したのです。昨年2月の日記に書いていますが、実はワタシ築年数を間違えていて去年の節分からカウントするつもりでいました。ということで今年からが本番です
エコキュートは比較的新しい家電ということでハッキリとした耐用年数は示されていませんが、巷でよく言われるのはだいたい10年、長くても15年ぐらい。しかしウチの場合2年前に貯湯タンク上部からお湯が漏れたので実質耐用年数は13年、ただDIYで直したので
(その時の様子はこちら)そこはパスします。
普通なら業者さんを呼び「もう古いし、今ここだけ直してもじきに他が壊れるので新しいのにした方がいいですよ」って言われて交換することになりますが、業者さんが言うその「他の部分」がいつまで持つかが今後の関心どころ、カミさん含め周りの意見としては「そんなもん、壊れる前に交換しとけ」ってことなんだけど、一度自分で直した手前つまらん意地ってもんがあります。
ところで一般的に家電の耐用年数は10年ぐらいというのがよく聞くハナシで、メーカーの修理用部品保有期間もだいたいそれぐらい。ただワタシ、感覚的に今の時代の家電はそれ以上に使えるって気がしています。それでは最後に、この15年の間に壊れたり調子が悪くなったりしてお役御免となった家電について書いておきましょう。ほとんどがエアコンですけどね。
マイルームのエアコン(東芝・大清快)
塩害によって壊れたので三菱電機の霧ヶ峰に交換。(ちょうど10年使用)
リビングのエアコン1(東芝・大清快)
室内機の腐食によって壊れたのでハイセンスに交換。(10年以上使用)
リビングのエアコン2(ハイセンス)
使用開始から2年目にして室内機がガス漏れを起こしたので富士通のノクリアに交換。(1年半使用)
カミさん部屋のエアコン(東芝・大清快)
塩害によって壊れたので、新品の室内機に代えてもらったハイセンスに交換。(10年以上使用)
和室のエアコン(東芝・大清快)
塩害によって壊れたのでヤフオクで落札した中古の室外機基盤に交換したが、その後使っていないので動作状態は不明。(10年以上使用)
作業部屋のエアコン(東芝・大清快)
カミさん部屋のエアコンが壊れた時に室外機の内部基盤をそれに移植したが、その基盤も壊れたので実質使えず。(10年以上使用)
ドラム式洗濯乾燥機(東芝・ZABOON)洗いと乾燥は良かったが脱水時の振動が酷く、毎回その振動を抑える「ほぐし運転」が何回も行われて洗濯が終わらないので技術校に寄贈した。次期モデルでは振動を吸収するアクティブサスペンションが取り入れられた。(3ヶ月使用)
HDD・ブルーレイレコーダー(ソニー)
少々動きが怪しくなったので第一線から退かせたが、ソニータイマーの発動は無かった。(10年以上使用)
リビングのLEDシーリングライト(NEC)
最高輝度で点灯しなくなったので、少々暗くても良い寝室の蛍光灯シーリングライトと交換。(5年以上使用)
湯沸かしポット(象印・優湯生)
お湯を沸かさなくなったので、同じく象印の新型を購入。(8年以上使用)
石油ファンヒーター(アラジン)
時々点火しないことがあるので第一線から退かせた。(10年以上使用)
扇風機(ツインバード・コアンダエア)
ウンもスンも言わなくなった、買った店も廃業していて延長保証も効かず。(2年使用)
テレビ・冷蔵庫など入居時から使い出した上記以外の家電は、今でも問題なく働いています。
暮しの手帖の商品テストでこの刊では各メーカーの冷蔵庫、80号(1965年)のものです。暮しの手帖の徹底した商品テストは、高度成長期における日本製家電の品質向上に大いに貢献しました。
再掲載のコアンダエア(左)。機能が良くて買ったのに、壊れては元も子もありません。
しかしウチのエコキュート、日記に書いた途端に、それも冬のさなかに壊れる気がしてコワイ。