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THE VICINITY OF IZUMO

2024年6月22日土曜日

新型やくも

今更ですが今年4月にデビューした273系新型やくものハナシ。やくもには山陽本線に出た途端エンジンがちぎれるぐらいぶっ飛ばす気動車時代のキハ181系、電化に伴い登場した381系、リニューアルされた同じく381系のグッタリゆったりやくもとお世話になってきましたが、この新型もまた機会があれば乗ってみたいと思います。

ところでこのやくも、既に全編成が旧型から置き換わり国道9号線を走っている時など結構みかけるようになりました。そして先日もこれが前方からやってきたので助手席のカミさんに「新しいやくもが来たよ」って伝えたところ「どこどこ?」ってなかなか見つからない様子、そう、その時ちょうど線路わきのヤブの中に車体が見え隠れしていてワタシまで見逃しそうになったんです。車体がヤブの茶色と緑にうまく溶け込んで、JRが言う「沿線の風景に響き、自然に映えるやくもブロンズ」ってこのことだったんですね。(そんなワケない ヽ(`Д´)ノ )

ただこのカラーリング、全体的には良い感じだと思うんですがワタシの独断と偏見で言わせてもらうと、多分「白い雲」を表していると思われる窓を囲む白い帯がちょっときついかな?窓枠より少し大き目ぐらいに帯を細くしてもいいし、ブロンズに合わせてもう少し落ち着いたトーンにしてもいいような気がします。また正面の雲のイラストとやくもの文字もちょっと安定感に欠ける気が・・サンライズみたいなシンメトリーを保ったデザインがワタシ的には好みです。また昔人間のワタシとしてはここにデザインを損なわないサイズの自発光式ヘッドマークが欲しいところですが、両開きの貫通扉なんでそれは無理なんでしょうね。

JRのサイトから勝手に。

ヘッドマークで思い出したけれど鉄道では無くバスのハナシ。ワタシJRバス時代にはメーカーにバスを発注する仕事もしていたけれど(その時の様子はこちら)、社内の一部に「貸切バスに方向幕は要らないんじゃないか」って意見がありました。貸切バスでも方向幕があるとここに「会社名」とか「鉄道代行」とか「回送」とかいろいろ表示できるので便利っちゃ便利なんですが、確かに無理に無くてもいいかも。ただですねえ、バスを正面から見たときにこれが無いとものすごく「間が抜けて」見えるんですよ。そこでワタシはそういった意見を軽く受け流し、常にこれが付いた仕様でシレっと発注してました。

ワタシが発注を担当したバス、ちゃんと方向幕を付けていて会社名を表示しています。ただしこれは貸切バスではなく「広島空港エアポートリムジン」ですけどね。写真は当時一般向けに配っていたパンフレットの物です。