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THE VICINITY OF IZUMO

2024年6月14日金曜日

初夏の怪談

って、ホントは怪談でもなんでも無いしょうもないハナシです。

先日の午後10時過ぎだったかな?野菜くずをストックヤードのコンポストに入れたついでにブラっと前庭に出てみました。そこにはシンボルツリーとして一昨年まで植えていたヤマボウシの代わりに、現在シマトネリコが植えてあります。これに4日ほどまえ肥料を与えたんですがちょっとやりすぎ、いくら丈夫なシマトネリコとはいえこれでは肥料に負けて枯れてしまいそうな気もしたので、そのうち表面にある肥料だけでも取り除いてやろうと考えていました。

で、ハナシはここからで、何を思ったのか前庭に出たその時に肥料を取り除く作業を決行。根元をレンガで丸く囲い乾燥防止のウッドチップを敷き詰めているそこへしゃがみ込み、リビングからカーテン越しに漏れてくるわずかな明りを頼りに表面の肥料を取り除きにかかりました。暗い中素手でウッドチップをかき分けながらカリカリと地面を掘り返す、これってまるで怪談のワンシーンじゃないですか。

そこへたまたま通行人が、道の先に新たに何軒か建った家の人だとは思うんですが、その人ヒタッ、ヒタッ、ヒタッ、ヒタッと歩いてきてワタシがいる前あたりで突然立ち止まり、数秒後にヒタヒタヒタヒタヒタヒタって足早に去って行かれました。ワタシ見はしなかったけれどその人が「ギョッ!」とした様子がありありと伝わってきて、そりゃもう無茶苦茶ビックリされたことでしょう。立ち止まられたときに生きている人間とわかってもらうため鼻水をすすったけど、それがかえって逆効果だったんでしょうか?

ただこうなったらウチのカミさんに白いものを着せ、もっと遅い時間帯にカリカリさせたら新たな心霊スポットとして名所になりそう、あっ、若くないとダメか。

ここにしゃがんでカリカリと・・・