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THE VICINITY OF IZUMO

2025年11月28日金曜日

アクシデントありのDIY

先月17日の日記にちょこっと書いた自宅北側に塀を作る件、頑張って設置完了しました。この塀、奥隣り宅のアプローチからウチの裏側が丸見えになっているので美観のための目隠しと、寒くなるにつれ騒々しくなるエコキュートの防音を兼ねています。

元々新築時に設置しようと考えてはいましたが、メーカー製のアルミフェンスだとお隣と共用しているブロック塀の加工が必要なうえ後々のメンテナンスも業者さん頼みになるのでなかなか踏み切れず、できれば自分でメンテできるものをDIYでと考えていました。そして昨年見つけた地面に埋めても腐らないプラスチック製の杭、これを使って1ユニットだけ作り今年春から様子を見ましたが、特に問題なさそうなので今回さらに5ユニット分追加したのです。お隣にはずいぶん前に設置の承諾を得ていましたがあれからずいぶんの時が、お待たせして申し訳なかったです。

ユニット単体の構成は7枚の横板を取り付けた2本の柱、その柱にステンレス製のボルト・ナットでプラ杭を固定します。ユニット自体はもともとあるのと同じものを5枚作れば良いのですが、問題は全部で6枚あるユニットをビシッと揃えて設置する作業。ブロック塀の内側に置くわけですが、横方向の力はプラ杭に、縦方向の力は木製の柱にかかる構造で、クルマ用の小さいジャッキ2台で水平を取りながら連結させていくその作業がなかなか難しく手間なのです。

そして運命の時、プラ杭を埋める穴の深さを調整するため一度抜いたユニットを設置済みの塀に立て掛けていたんですがそこへ突然の強風、「バカーン!!」とえらい音がしたので慌てて振り返ると、風に煽られ倒れたユニットが縦どいを直撃していました。あああああ!!(T∩T) 

まあやっちゃったものは仕方ないので気を取り直して作業を続行し、次の日全ユニットの設置が完了しました。途中作業しない日もあったけれど資材調達から加工・塗装、そして設置まで3週間近くかかりましたが、各ユニットごとに杭を残したまま取り外しができるので後々のメンテナンスもラクだと思います。壊れた雨どいは一応交換を考えているけれど、普段目につかない場所だし応急修理した結果そこまで見栄えも悪くないので案外このままにしとくかも、設置した塀のおかげでお隣からも見えないので結果オーライってところです。

最後に今回のDIYで大活躍したのが先日買ったマキタのドリル、これについては次回の日記に書きたいと思います。

道路から望遠で撮ったもの、威圧感の無い高さに抑えました。

割れたたて樋。茶色い塗料が2か所付いたので、まるで雨どい妖怪のよう。

2025年11月21日金曜日

いいイヤホンの日

今週火曜日は11月18日の語呂合わせで「いいイヤホンの日」、ワタシもイヤホンやヘッドホンを何個か持っていますが普段そこまで使うこともなく、どちらかというと飾って楽しんでいる感じです。ところでイヤホンといえばつい最近のこと、朝目覚めた後布団の中でスマホをポチポチしていましたが、たまたま出てきたのがパナソニックの「聞こえチェック」というサイト、そこでは年代別に通常聴きとれるとされる周波数の音が出るようになっています。

さっそく聴いてみましたが60代は当然余裕、一段周波数が高くなった50代も全然OK、それなら40代だって・・・えっ、聴こえない(゜д゜#)慌てて飛び起きマイルームに移動、スマホのスピーカーではなく持っている中で一番フラットな特性のイヤホンで再び40代を聴いてみるとギリ聴こえる、じゃあ30代はどうかとスマホのボリュームを最大にしてみましたが・・・無理でした。

しかし30代より若い世代には聴こえる音がワタシに聴こえないこの事実、年齢に抗えないのは仕方ありませんがオーディオを趣味とするワタシにとってこれは大問題です。ただ不思議なことに音楽が昔と今で違って聴こえるなんてことは全く感じず、そこで調べたところザックリですが「モスキート音(周波数の高い音)とオーディオ装置からの音楽とは基本的な概念が全く違うので、モスキート音の聴こえ方と音楽の聴こえ方は一切関係が無い」といった内容のものがあったので納得しました。それと、ワタシより若い世代の40代がギリ聴こえたのも良かったです。(’∀’*)

そういえばワタシなんかよりずっと年配であるオーディオ評論家の先生方がオーディオ雑誌で機器による音の違い、それもスピーカーなどでは無く電源コードを比較して高音域がどうのこうのって聴き分けておられる事実、これらのこともモスキート音の聴こえ方と音楽の聴こえ方には関係性が無いということへの裏付けになるかもしれません。

最後に高度な聴き分けができるオーディオ評論家の先生方、ワタシには絶対真似できませんが下の言葉を複数組み合わせて使えば、実際聴き分けはできなくても先生方が書いたような文章になると思います。

大らか・ゆとり・華やか・肉厚・低重心・豊か・パンチ力・甘い・自然・満足感・エネルギー・量感・アタック・活き活き・重量感・醸成・安定・余裕・細部・硬さ・強弱・正確・繊細・粗さ・伸び・透明・響き・スムーズ・スケール・鮮明・俊敏・スピード・分離・歪み・芯・セパレーション・広がり・テンション・表現力・タッチ・レンジ・滑らか・暖か、まだまだいっぱいありますがキリが無いのでこの辺でヤメます。

マイルームに飾ったAKGのヘッドホン、安物ですがマズマズの音です。

2025年11月14日金曜日

迷惑電話

皆さんもそうだと思いますが詐欺電話を始めとする迷惑電話の着信、かなり頻繁にかかってくるので困っています。

スマホの場合相手の番号が表示されるので知らないものはとりあえず無視。その後ネットで調べると殆どが詐欺電話なので速攻で着信拒否にしています。ただ問題なのはナンバーディスプレイを契約しない限り相手の番号がわからない固定電話、ウチはもちろん契約無しです。今の時代固定電話が無くても困らないんですが、あったらあったで便利な面もあるので使い続けています。

そんな固定電話にかかってくる迷惑電話といえばタダで設置してあげるという太陽光発電の勧誘。この手の電話はすぐに断っていますが、一度だけ相手をしたことがあります。「今お使いの電気代が安くなる中国電力新プランの紹介です」から始まるけれどだんだんハナシが太陽光の方に傾いて行って中国電力なんてまるで関係なし。しばらく説明を聞いてから「それで、最初言われた中国電力の新プランはどんなのですか?」って聞くと焦った感じで「今の電気代が半額になるプランです」ワタシ「中国電力にそんなプランがあるなんて聞いたことないですよ」相手「そうですか、ではこちらで調べてみます」と言われた途端ガチャンと電話が切れました。後でこれらについて調べたところ、うまいこと言ってアポを取り、営業さんを出向かせて半ば強引に契約させるという高齢者相手の商売みたいです。困るなあ。(´・ω・`)

また営業さんと言えば、ワリと頻繁にかかってくるのが不用品の買い取り。「無いですっ!」って言ってしまえば大概引き下がられるので太陽光に比べれば良い方なんですが、なかなか許してもらえない年配の女性オペレーターさんに根負けし、一度だけ営業さんに来てもらったことがあります。ただ案の定値の付くものなど殆ど無く、あっても二束三文。その営業さんに聞いたところ、買い取った品物はさらに一番高値で買い取ってくれる店に転売し、最終的にその店がヤフオクに出品するとのこと。なるほど、たいして値が付かないのはそういう理由なんですね。それなら自分でヤフオクに出した方がよほどマシです。

で、その時唯一買い取ってもらったのはフイルムカメラで買い取り価格は1,200円。それに付けていたレンズはそう、2016年の日記に書いた放射線を出すので始末に困っていた「アトムレンズ」です。(その時の日記はこちら)一応営業さんにはそのことについてサラッと触れておいたけれどどこまで理解されたのか、大胆にわしづかみにして持ち帰られました。

10年以上使っているユニデンのコードレスホン、デジタル方式で盗聴されないということだったのでこれにしました。今までにヘタった充電電池を2回交換しています。

2025年11月7日金曜日

駐屯地カレーを買う

自宅近くの道の駅に「陸上自衛隊 出雲駐屯地牛スジカレー」というのがあってビックリ。カレーといえば海上自衛隊のイメージで実際隣には「護衛艦いずもカレー」っていうのも置いてありましたが、物珍しさもあって駐屯地の方を買ってきました。自宅から距離にして4キロほどの出雲駐屯地は今までいろいろと関りがあり、例えば小学校の同級生で転校して来たり行ったりするのは大概お父さんが自衛官でした。またその他いくつかの関りについて書くと、

まず最初は幼稚園の遠足でここへ行ったこと。ガチガチに硬いマットの2段ベッドや広くて深い大浴場に驚きました。そしてその時出されたお昼ご飯はカレー、そっか、陸上自衛隊でもこんな時にはやっぱりカレーなんですね。

続いて小学生の頃行ったのは自衛隊の運動会。本物の銃に触れられたり高いところに張ったワイヤロープを使ってレンジャー隊員が演技をしたり。ある時にはグラウンドをゆっくり回る舟に仕立てた大型トラックの上で、ハッピ姿の隊員たちがソーラン節に合わせて網を引く楽しい出し物があったり。そして毎回トリを飾るのが戦闘服の隊員達が火を噴くヤマタノオロチを小銃(空砲)や煙幕を使って撃退する圧巻の「コンバットのオロチ退治」、もういろいろ盛りだくさんですごく楽しめました。

月日は流れて東部高等技術校勤務の頃、技術校は退官する若い任期制自衛官も受け入れていたのでヘリコプターの体験搭乗に招待され「もうちょっと右」「このまま真っすぐ」ってタクシーに道を教えるみたいに自宅上空を飛んでもらったり、出雲駐屯地出身の生徒が「自衛隊の小銃にはアタレって書いてありますよ」って教えてくれたりといろいろありました。

また技術校には男子と女子に分かれたワリと大きい寮があるけれど、そこにおられる舎監さん達は成り行きで代々自衛隊のOBさん。ただ寮生を思ってのことで決して悪気はないんですが、元々が軍隊気質なせいか次々と規則も増えて生活指導も厳しくなりがち。高校出たての寮生達にとってはそりゃもうストレスが溜まる一方だったので、ワタシが教頭の時にお願いして少々規則を緩めてもらいました。あと舎監さん達の中には長い出雲駐屯地での勤務経験のため、何か報告されるときに「駐屯地で!!」と言ったあと慌てて「寮で!!」って言い直されたりするので、ワタシその度に笑い出しそうになるのを必死で抑えてました。以上出雲駐屯地に関わるバナシはだいたいそんなところです。

渋いパッケージの駐屯地カレー。出雲駐屯地のオリジナルレシピだそうで、味の方は結構コクがあってまずまずといったところ。でも意外と甘口でした。